せんくつにっき

思うこと、感想、とかとか

211209日記 蚊、片目

・木曜日終了。メモ帳を眺めてて気づいたが、そういや蚊を見かけなくなる時期になるのか。出現率がまったくの皆無ってことはないのだろうけど、まぁまず見ることは無くなりますからね。少なくとも私の生活圏では。ありがてぇ限り。見た目ではなく実害によって不快感を稼ぐタイプの虫なので、私の前に現れない限りは絶滅しなくていいですよ。

 

・気づきの発端となったメモには「蚊を見つけて真っ先にすることは、飲みかけのカップに蓋をするか空にすること」と書いてあって、蚊がいなくなるスプレーを散布するからってことなんだけども、なんでこれを慧眼みたくわざわざメモにしてるんだろう。日記に書くほどのものでもないし、ホントに備忘録としてのメモだとしたってやっぱり書かなくてもいいよ。忘れねえから。

 

・効果強すぎてちょっと怖くないです? あの蚊がいなくなるスプレー。私は蚊じゃないけど、散布した部屋にいるだけで喉とかちょっと調子悪くなるもの。そりゃあれが入った飲み物は飲みたくねえし、付着した食器は使いたくないです。

 

・両目を瞑ったら、目の前の暗闇を知覚するじゃないですか。暗いなぁってなるでしょ。一方で、瞑るのが片目だけなら、その見えなくなった部分を暗闇とは認識しないと思うんですよね。視界が狭くなったとは感じるけど、瞑った目の前に暗闇があるとは感じないでしょう。目覚める眠りにつくのと、もう目覚めない眠りにつくのって、そういう違いがあるんじゃないかと思ってて、だから死ぬのは怖いんですよね。急に話が飛躍したな。言わずもがな、片目を瞑るのが目覚める眠りで、両目を瞑るのが目覚めない眠りね。

 

・片目が開いてて、そこから情報が入ってくるから、片側の暗闇を見ることはできない。意識が目覚めるから、目覚めるまでの無意識を体験することはできない……というより、目覚めたときに体験から除かれる。で、あれば、目覚めることのない眠りなら、無意識の体験が除かれることがないのでは。何も視えず、聴こえず、触れず匂わず味わわずという環境が人の精神を破壊するのは自明だけど、毎晩感じているはずのそれを、末期に強制的に体験させるのが死というものなんじゃないでしょうか。

 

・こんなこと書いといてあれだけど、最近は一時期ほど頻繁に死への恐怖を感じて眠れなくなるというのが収まっていて、なんか変わったっけなと首を傾げている。そんなこと気にしてしまうとまた再発するかもしれないので、深く考えないようにはしてるけど。