せんくつにっき

思うこと、感想、とかとか

僕の心のヤバイやつ感想『僕はただ心配』

・タメの回なので、「次回が楽しみ!」以上の感想はそこまでないんだけども・・・・・・いやぁ、青春が暴走してますね。市川のメンタルがわやくちゃになるのも久しぶり・・・・・・久しぶりか? わりと頻繁にアップダウンしてないか? カラオケまで尾けたりなんだり、わりとカジュアルにヤバ目の行動取るものこの子。

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・で、待ち望んでた邂逅ですよ。クソ楽しみ。みんなが待ってたモノなのに、こう来るかって形でタイマンに持ってくのは素直にマンガが上手い。お互いに・・・・・・というか山田父、娘の父親として市川に対していろいろ想いがありそうけど、少なくとも娘の前で口には出せないですからね。けどじゃあ山田のいない場で2人が会うのってどんな状況よって話だが、なるほどこんな状況ね。

 

・普通に考えりゃ、山田の無事自体は山田父から山田母へ電話一本かけたら確認できるわけだけど、そこはすんなり終わるのだろうか。こじれ方次第(山田母もなんらかの理由で連絡が取れなかったり)では二人して広島に行くルートも見えるが・・・・・・。どう転んでも面白そう。

 

・過去の自分がどうのこうのは・・・・・・うーん、ぶっちゃけ過去の市川も今の市川が妄想してるほどヤバくはないというか、豚野郎に幻視してるような「好きが転じたヤバイ感情」を内に持ってはいたのだろうけど、私としてはそれを表に出すのと内に留めるのじゃ大きく違うと思ってるので、「こいつは俺だ、過去の俺なんだ」的な考えは違うよなって。自省もほどほどにしましょう。あとはまぁ、豚野郎の「食われちゃったってコト?!」みたいな意図しないネガキャンが私はクソほど嫌いなので、市川にはそういうのと無理に同一視してほしくないかなって。そこも含めて「ありもしない妄想を~」のブーメランなのかもしれないが。

 

・そんじゃまあ、頭っからいきましょうか。個人の感想です。

 

・「ありもしない妄想を~」完全にブーメラン・・・・・・とも言い切れないかな。今回最後でその「妄想」を確認すべく行動しているので。つまり絶望はしていない。

 

・市川の中で未来の山田が「人気モデル」「朝ドラ女優」になってるの、信頼が深すぎて笑ってしまう。デカ目の映画で良い役貰ってるからまるっきりあり得ない未来ではないのだろうけど、それにしたってあなた、山田のことが好きすぎでしょう。何回か言ってるけど若干崇拝が入ってるよ。

 

タナトス……まぁ、うん。逆にね、市川がこうじゃなかったら寂しくなるので、これでいいです。あと二年くらいはそれで戦ってほしい。?タナトス?が急に垢消したり「きょう」みたいな普通の名前に変えたら私は泣くよ。

 

・クソツイートにFF外からクソリプを投げて即ブロされる! 四六時中どこかで起こってそうな、最悪の日常風景だ。インターネットはクソ。それにしてもクソリプが白々しすぎて笑ってしまう。

 

・「許せない許せない・・・・・・」の直後に「地元じゃ~~~」を投稿するの、「許せない」単発よりもメンタルがヤバそうで笑う。というかあれですね、読者のそこそこが「豚野郎=香田ニコ」で考えてるだろうし、私も中の人がおっさんよりかは人気モデルの方がまだネタにできるなって思ってるのだけど、これでマジで新規のおっさんだったらわりかしホラー展開になるな。

 

・彼ピん家の玄関で撮るのはまだしも、撮影地を上げたくらいでリテラシーが低いとは言えないよ!

 

・「こいつの感情には覚えがある」、上にも書いてるけど「うーん」なんだよな。豚野郎は邪推をしながら好きを抱いてるので、別に「好きが憎悪に」なってはない。昔の自分ならこうなるってのを勝手に重ねて、つまり「ありもしない妄想」をしてるだけに見える。

 

・山田in尾道。山田母の察しが良すぎる・・・・・・いや山田が露骨すぎるのか? なんにせよ、デートスポットと見るやいなやすぐに市川と喋りたがる山田が可愛い。「海が見たいかな」じゃないだろ、お前がデート気分を味わいたかっただけだろ。にしても、テレビ電話がデフォになってんなこいつら。

 

・お前に複雑な感情を抱いているヤバ目のファンが近くに居る可能性があるから気をつけろ・・・・・・とは言えんわな。本人名のハッシュダグつけて風評をばらまくような、感情はともかく行動はアンチに片足突っ込んでるアカウントを紹介するわけにもいかず、いよいよやっかいだな豚野郎。いや市川が心配しすぎなんだけどね。

 

・「方言女子可愛いよね」からなんのクッションも置かず「ちょっとやってみるね」に繋げるの、細かいとこだけどくそでけぇ自己肯定感が感じられてとても良き。ヤクザ口調もこれ照れゆえのボケとかじゃなく素で出た天然でしょ。

 

・あと、市川が「おっ方言だ」って反応するとこも、ずいぶん気安くなったなぁってニコニコしちゃう。こういう小ボケは「(なぜ方言・・・・・・)」ってモノローグのみのツッコミで終わらせてた印象なので。

 

スマホロスト。ここの変顔で今回の山田の出番終わりなの、ちょっとじわじわ来るな。市川はそれどころじゃないのに。

 

・山田のスマホに2人の思い出はあったんだっけな。描写されてる範囲だと、初期の初期、文化祭で撮ったツーショットくらいしか・・・・・・いやあれは市川のスマホで撮ってたな。じゃあLINEの履歴くらいか。あと、描写されてないだけでたぶんバシャバシャ撮ってるのがあるだろうし、なんだったら盗撮もしてる。山田はやる。その辺がまとめて無くなったのは凹むだろうな。変顔で出番終わったの、凹んだ山田を次回以降でしっかり描写するためでもあるのかも。「無くした」と言えばいつぞやのストラップを思い出す。あっちは見つかったがこっちはまず絶望的だ。掘り下げるかどうかは不明だが、ちょっと復習しとこう。

 

・不安市川。眼がヤバイ! こいつ春休み全然寝れてねえな。悪い想像が頭のなかで無限に増幅してるパターンだ。1%未満であろうと「可能性」が存在してしまうと、そいつの存在が頭を埋め尽くす。それが1%未満であるとわかっておきながら、しかし「なにもない」場合なんて「なにもない」んだから考えることなどなく、結果、実際のところを確認するまで悪い可能性が幅を効かせる。

 

・HELP ME 萌子。・・・・・・少なくとも市川から連絡取ったのは初めてかなと思ってるし、「友達」という言葉があるにしろ相当追い詰められての行動に見えるし、なんだったらLINE交換時以来初めての通信じゃないかとすら考えてたのだけど、「草」って・・・・・・履歴見るに普通に会話してるのか・・・・・・? そんなの、そんなの・・・・・・浮気じゃないか・・・・・・! 山田という女がありながら・・・・・・!!

 

・冗談はさておき。「友達」を頼ってみたら、「友達」らしい軽い返答。非常に気安くて大変によろしいが、珍しく萌子のアシストが光らなかった。まぁさすがに無茶か。これで次回、なんらかの行動を起こしてたのが判明したらさらに惚れ直すかもしれない。ざまっつってるイメージの萌子かわいい。

 

・フラれた可能性にまで考えを巡らせてしまう市川、潰れたカエルみたいな体勢で鳴き声のようにイヤだと繰り返すの、その筋の人が興奮してそう。ここまで追い詰められてるのはやっぱ久しぶりですね。

 

・「嫌われたかも」という恐怖は一定の好意を持たれている(いた)という自覚が前提で、眼中にないだろうという諦めからは生まれにくいと考えれば、市川がこの恐怖を抱くのは山田からの好意を自覚したここ最近からなのかもしれないですね。今までもどっかでそういう描写はあったかもしんないけど、さすがに100話も近くなってきたので記憶に自信が持てない。なかったと思うけどなぁ。

 

・決死の山田家凸。可愛い娘と愛する妻がどっちも不在で苛立ってそうなところに、愛娘とやたら距離が近いどころか娘が体操服を貸したり親に誤魔化して家に泊まりに行ったりする、件の「市川」が登場! 大人らしく一定押し殺すのか、大人げなくなってしまうのか。マジで楽しみ。

僕の心のヤバイやつ感想『僕は後ろめたい』

・な、なんかやべー奴出てきたな……いや健さんのほうじゃなく。健さんもやばいけどそれはそれで置いといて。

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・豚野郎、市川が予想してる通りの人間(ラーオタでアイドルやモデル好きの秋野杏奈を推しててカスみたいな邪推(真実)をSNSに投稿しまくる病んでるおっさん)だったらあまりにも辛すぎるが、この作者はあんまりそういうことしないという変な信頼があるので、撮影見学回に出てきた香田ニコの裏垢だと勝手に予想しとこう。ギャグにもなる一番ありそうなライン。「ラオタで~病んでる」も、おっさんじゃなくて超人気モデルなら救いがある気がしませんか。これはおっさんとモデル双方に失礼な言説ですけどもね。ただ、豚野郎が業界人だとすると最後の投稿があまりにも意識が低い気はするが。知らんけど。考えられる説はあと「完全新規キャラ」「太田(豚なので)」「二度と出てこない」「作者のセルフ出演(Twitterアカウント名に「pig」が入ってる)」があるが、さて答えは。

 

・不意に出てきたやべーアカウントのあまりの存在感に気を取られてましたが、今回のお話も非常に良かったです。お泊りは怒られちゃったし、反省も後悔もするべきだけど、それはそれとして無駄じゃなかったし、そう処理するべきじゃないと。夜更かししたときの市川の話が山田をひとつ成長させ、その事実が市川をまた前に向かせた。素晴らしい関係ですね。

 

・時間もないし頭っから行きましょうか。個人の感想です。細かいとこは飛ばします。

 

・撮影スタート。頭っからといいつつ最後の描写に触れるけど、軽率に3日くらい飛んでるので映画撮影編もそんなに長くはしないのかな。一時的な時系列ジャンプって説は全然ある(たしか二学期終了直前の席替え周りの話でもやってたし)けどね。

 

・昨日の別れ際に言いそびれた「頑張れ」を「大丈夫」に換えて。たった三文字を送っただけで息をつくくらい誠実な市川も、市川が消費した以上の元気を貰ってそうな山田も癒し。やはりサイコーですねこの2人は、励ましを無責任だと自戒するのはとても市川らしく、きっと「頑張れ」と送っても同じことを考えただろうけど、無責任だからと言って言葉を飲み込まなくなった。成長!! あと、たぶん山田が不安がっていなかったら「頑張れ」って贈ってましたよね。ここの言葉を選んでるとこも大好き。言いそびれたからっつってそのリベンジが主軸になるのはありがちだけど、市川はあくまで山田にエールを贈りたいだけなので、当然状況に即した言葉を熟考するのだ。

 

・山田のインスタ。匂わせ……のつもりはないんだろうな。少なくともこの写真では……。ツイヤバであった、紅茶花伝やら肉まんの投稿は多分にアピールの要素を含んでただろうけど、これは「あっ、全身撮れるじゃん」くらいの考えっぽい。おバカ!久しぶりに書くけど、山田が虎視眈々と外堀を埋めにかかってるって読み方は、それはそれで面白いしそういう感想も書くけど基本はあんまり採用してない。

 

・pigman*1209登場。推すのはいいが邪推(おおかた的中)をコメントに残すんじゃねえ厄介が……。まあ空リプかつ伏字(aknannみたいな)だったらさらにやべー奴感が増してた(し、実際そういうやつはだいぶやばい)けどもね。ギャグを越えてる。それにしても、ブレスレットやらイブの件まで真実に肉薄してるあたり、すごい嗅覚だ。豚だけになぁ!!!(豚はとっても鼻がいいらしい)。数うちゃ当たるを実践してる説もあります。

 

・厄介……じゃなくて、過激派……もちょっと言葉が強いので……熱烈なファンの存在を知って、「生きる希望」との距離の近さに後ろめたさを覚える市川。めちゃくちゃにイイ子。ここの心の痛みは今回の話では解決してないんですよね。どう処理するんだろ。語感優先で「もの」って書いちゃうけど、山田が「誰か」のものになるのは嫌で、自分が付き合いたいという欲望は常々あふれ出しているけど、山田はモデルで、自分が山田と付き合うということは「誰か」だけではなくpigmanのような「みんな」からも山田を奪うことになる。そこに真正面から向き合うってのはなかなか答えが難しい気がするのだが。

 

・とりあえずおねえから写真が流出するのは阻止。まぁ実際、山田ってアイドルじゃなくてモデルですからね。ガチ恋や恋愛禁止を求めるようなのは普通ハナっから客層じゃないし、山田がモデルと知ったうえで、男(市川)が写真に入り込んでるくらいはいいじゃんって思うおねえも間違ってはないと思う。そこまで考えてるかは知らんが。市川の危惧(下衆の勘繰りによるイメージダウン)も充分考えるべきリスクでしょう。一番いいのは胸を張れる清い交際をすることなので、とりあえず告白するんだよ!!!

 

・私の勝手でしょ。世間の良くない想像に対して「勝手でしょ」が最終的な回答とは思わないけど、ひとつの答えではあるよね。それにしても、このコマの山田のむ……デカ……いやなんでもありません。そう、眼ですよ眼。ちゃんと(ちゃんと?)潤んでる。いつぞやの市川の回想でも触れられてたけど、山田はちゃんと演技が出来るのだ。私こういう普段ポンコツ扱いされる子が得意分野で活躍する描写が大好き丸。

 

・あの夜聞いた市川の心をラーニングし、不安だったシーンを上手くこなせた。冒頭でも書いたけど、互いに良い影響を与え合ってるのがいいですね。そして「市川の心に真に触れた」を演技の成功で示すの、漫画が上手い。

 

・ツーショットのとこで顔を見合わせてるマネージャー陣、あんたら記事出るの知ってただろ。止めんかい。

 

・褒められちゃった。ここの、褒められてはしゃいでる山田とは対照に、まさかの片岡健相手にジェラってる市川がいいですね。嫉妬心どんだけよ。そして素直に「山田がすごいからだ」。片岡健がなんぼのもんじゃい。はしゃいでる山田ももちろん良き。ひさびさに見た気がするな脚ぱたぱた。あっ、不意に図書室でのやり取りが懐かしく……! 新学年に入ったらまた見せてくれ。

 

・「あの夜一緒にいてくれてよかった」。一緒にいてくれて、自分のために心を晒せしてくれて「ありがとう」と、後悔していたことを肯定してくれて「ありがとう」。結局のところ、こうやって衒いなく「ありがとう」を言い合える関係が好きなのだ私は。互いのいいところを無理に探して、感謝の数だけで対等を図る本末転倒なそれではなく、自然と「そう」なっているという関係が。

 

・「食われちゃったってこと……!?」。ハッシュタグをつけるな~~~!!!! しばくぞ~~~~!!! しかし28人て。全員本妻て。時代にそぐわなすぎるし、モデルがいるキャラでこういうのええんかってレベルだけど、まあ今更か。この作品じゃなく創作全般で、有名人なんてフリー素材化してる。

 

・短いけどこんな感じで。

220502日記 高跳び

・えぇっ! 3週間サボったかと思えば今度は2日連続で日記を?! ペース配分クソアホか??? しょうがないだろ明日からまた何日か書けないんだから。俗に言う帰省。明日は感想だけ書いて数時間のドライブだ。だるぅ……。

 

・高跳びってあるじゃないですか。いや借金から逃げるあれじゃなく、陸上競技のそれ。あれさ、意味わかんなくないですか。スポーツなんて大概意味わかんないだろって話は一定わかるんだけど、例えば同じ陸上競技でも走る系のやつはさ、「誰よりも速く走りたい/少しでも速く走りたい」って願望に理解は示せるし、なんとなく動物として正しい気がするじゃないですか。野生として自然に生きてた時代から地続きの欲望、本能と言うか。その時代に切実に必要だったから、今もそれを求める気持ちはわかる。なんだったら現代でもたまに使わなくもないですからね。借金取りから逃げるときとか。

 

円盤投げやら槍投げやらもそのラインで理解は出来るんですよね。文明が進んで、自然との闘いじゃなくって他の人類との闘いで必要になった技術。重たいものをぶつければ大抵の人は死ぬ。動物はちょっと厳しい。実際にそうかは知らないし、「戦争」なんて規模だとまた話は別なんだろうけど、小規模なら遮二無二投擲するのは有効手段でしょう。

 

・翻って高跳びですよ。高跳び。幅跳びは全然咀嚼できるんですけど、高跳びて。ベリーロールて。あの飛び方が走り高跳び以外のなにに使われるんだよ。必要になる瞬間がないだろ。あまつさえ棒高跳びなんてものも存在し、いよいよわからん。あんなに長くて柔軟な棒が落ちてるもんかよ。競技ありきじゃないか。

 

団体競技だったら意味わかんなくてもいいかなって思うんですよ。あれは団体ってことに意味があるし、なんだったらルールそのものは意味が分からない方が安全でいい。個人競技なんてその時点で安全なんだから、変なルールで安全性を確保する必要はハナっからなく、存分に本能に従えるってのに、なんだって高跳びかね。

 

・別に走高跳びを選択した人間にどうこうは思わないんですよ。私が疑問に思ってるのは競技の存在そのものなので。今の時代、どうせ車も飛行機もあるのだから、必要のなさで言えばどの競技も変わらないでしょう? 役に立つのはついた体力や精神力くらいで、それらはどれを選んでも一定身に付く。だったらなにを選んでも一緒だろう。

220501日記 頑張って起きたというだけの話

・GW入ってんじゃん。忙しさにかまけて日記を大幅にサボってたわけだけども、一方で今年のGWは(緊急事態が発生しない限り)10連休を決め込んでおり、じゃあ流石に日記に手を付けないわけにはいかないよねってそんな感じ。ちなみに前回の日記からは三週間近く経過しており、空きすぎ。しゃあねーだろ忙しかったんだから。まあ僕ヤバの感想は今までどおり当日中に更新していますが。優先順位優先順位。ちなみにGW入ってすぐの昨日と一昨日は私用が忙しかった。

 

・夢の中で夢に気づいたとき、例えば明晰夢っつってその夢のなかで自由に動いたり、あるいは意識して夢から目を覚ましたりするって話をよく聞く。私の場合、「これは夢だな」と気づくところまではたまにあるのだけど(おおむね昼寝とかの浅めの睡眠のとき)、そこからなかなかそれらの行動に移ることが出来ない。夢を操ることはおろか、目を覚ますことすら難しい。そもそも「夢っぽいな」と気づいてもそこから確信に至れないというか、どんなに疑わしくても「(けど今私は目を覚ましてるしな)」と思ってしまう。夢の中ですでに「起きて」いるのにさらにここからどう「目を覚ます」というのか。「居ながらにして夢に気づく」、無意識世界で意識を得られるというある種の特権を幾度も掴みそこね続けてきた私だけども、つい昨日、初めて「これは夢だ」と気づき、そのうえで意識的に目を覚ますことに成功した。感想としては、しんどかった。ただ目を覚ますだけのことが。

 

・その前の日、つまり一昨日はそこそこ夜更かしをし、かつ不快ではないが快適とまでは言えない環境で睡眠を取っていたので、家に帰って連休前の諸々を終わらせた私は、昼過ぎから愛しの布団に包まれていた。怠惰ゆえではなく、純粋に必要としての睡眠だという意識があったから、いつもの罪悪感やらに邪魔されることもなくスムーズに眠りについていた。

 

・夜の駅だった。いつも使っている大きな駅ではなく、田舎の、道路と線路に屋根のついたホームが挟まれている、改札もないような小さな駅だ。私は家に帰るためにその駅で電車を待っていた。この駅では上りも下りも同じホームに入ってくるらしく、初めてこの駅を使う私は、電車が入ってくる時間でそれが乗るべき電車か否かを判断しようとしていた。

 

・待っている私に、不意に外国人風の男が話しかけてきた。なんでも最近起きたとある大きな事故について、他人の意見を聞きたいようだった。私は答えるつもりだったけど、男の言葉は拙く、紡ぐペースも遅いため、質問が核心に触れる前にホームに電車が入ってきた。夜は遅く、乗り過ごしたくなかった私は、時間を確認しないまま、外国人風の男の横を通って電車に乗り込んだ。男も同じ電車に入ってきたが、質問の続きを私に語ることなく、別の車両に移動していった。

 

・電車が走り出したとき、ふと扉の上に設置されている電光掲示板を見ると、行先は真逆だった。乗る電車を間違えたのだ。私は焦って、スマートフォンで今の時間を確認して、そこで気づいた。こんな夜なわけがない。そもそも私は家にいた。そう、これは夢だと気づいたのだ。

 

・夢の私は乗る電車を間違えたのだから、それにふさわしい焦燥感が湧いてくる。夢に気づいたところで、それは消えなかった。だから、逃れるために目覚めようとしたのだけど、どうやって? 「私」はすでに起きているのに、目を開けて、今の時間を確認しているのに、これ以上どう目を覚ますのだ? 意識は今、ここにあるじゃないか。その自覚は、これは夢だという確信から私を引き剥がし、乗り間違えた焦燥感に押し付けようとする。

 

・「だが」、今はこんな夜のはずがないし、電車に乗る理由もないし、さっきの駅は聞いたこともない名前で、行先に表示されている駅名も同じくなにひとつ知らない。意識があるからこれが夢だと信じられなくなるのと同時に、意識があるからそれらが夢の産物だと正しく把握できるようになっていた。

 

・結局のところ、私が取れた方法はひとつで、とにかく目を開けるというものだった。夢の中では開いている瞼を一度閉じ、再度開く。簡単に書いたけども、目を開くには渾身の意識が必要で、ようやく現実を、枕元から見る自分の部屋を収めた視界は、赤と緑にチカチカしていて、まるで壊れた映像を視ているようだった。外はまだ明るかった。

僕の心のヤバイやつ『僕らは反省した』

・エピローグ的な回なので、全体的におとなしめ。まぁお泊まり決定だのノーパンだののインパクトに勝てることは早々ないですが……。

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・馬鹿話しながらお花見とか、もう普通に友達じゃんね→足立(一味)と市川。それはまあ微笑ましザウルスとしてニコニコするだけなんだけど、萌子がいち早く市川だけを見つけた&声をかけたの、これは俗に言う「キテる」というやつでは……うぅ、違う、私は山市原理主義者……オタクに優しかったり厳しかったりする「対等に見てくれるギャル」になんか転ばない……。

 

・これでお泊まり編は終了……たぶん。山田ママからの「メっ」も入り、尾を引くことはおそらくない、のでしょう。今回の件を山田パパがどこまで知ってるかわかんないけど、内緒ってことはないでしょうし、こうなると次市川に会ったときが楽しみだ。ところで、山田の親は「パパ、ママ」って感じだが、市川の親は「父、母」って感じするのは私だけかね。単に山田と市川がそれぞれ自分の親のことをそう呼んでるからってだけな気がするな。

 

・あと関係してくるとすれば、ツイヤバのお泊まりの件だ。海に行って、バス逃して、やむなしで旅館に泊まるあれ。Twitterのおまけ漫画と言えど、現状バレンタインと同じくらい話が積み上がっており、本編に逆輸入(逆輸入?)する可能性は高いと勝手に思ってるんだけど、今回のラストで山田ママから「お泊まりはダメ!」って釘を刺されちゃっており、それをガン無視するとも思えないんですよね。つって、あれが正史になるってこと自体が私の妄想なんですが。

 

・「関係を変える(好意を伝える)方向に心が傾くものの、僕らのペースでいいかと思い直す」の、おい何回やるつもりだ。ガッといかんかいガッと。……100話に合わせたりするんかなぁ。現在はKarte.95なので、あと5話。ちなみにマンガクロスのURL上では今回が100回目。番外編やらによる差異ですね。

 

・そんじゃまぁ、頭っから行きましょう。個人の感想です。

 

・朝。お泊まり展開と言えばお風呂だの夜更かしトークだのが目立つけども、この洗面台前のやりとりもまた乙なものですね。擬似的に家族の距離感になれる……いや、それにしては近いか……? 二人が並んでるコマ、ほとんど密着してるようにしか見えませんが……。ねぐせを無言でピコピコするんじゃない。彼女か。市川も市川でよく落ち着いて「やめろ」とか言えたもんだな。なんぼなんでも赤面くらいはしてただろ。この程度のスキンシップはもう取るに足らねぇってことかおい!!!!! 失礼、取り乱しました。なんで付き合ってないのかわかんない距離感を冒頭から膝に食らってしまったので。

 

・コンタクト。マンガでコンタクトを着けるシーンと見るとギャグ漫画日和を思い出す呪いにかかってるので、ちょっと笑いそうになっちゃった。山田の乙女が炸裂してるシーンなのに。

 

・呼び方問題。「きょう」は普段使いには親密過ぎてまだ照れてしまうと気づいて、だけど今まで通り「市川」のままにするのもイヤだから、折衷案としての「京太郎」。折衷案っつっても「自分だけ」の呼び方にしてるのがさすがの欲張り具合だ。これを夜考えてたってのが乙女爆発って感じで最高ですね。わざわざ「夜考えてた」って言っちゃうのもいい。たぶんテンパってる。やたら思い切ったことするかと思えば、こういう少女漫画チックなことでも同じくらいのカロリー使ってそうなのがザ・山田って感じがして大変に良き。

 

・「京太郎にする……?」て。「する……?」て。これはあれですね、さも呼び方を変えるまでは合意が取れてる大前提みたいな言い方してるけど、全然そんなことないのは山田もわかってて、だけどそういう言い方じゃないと押し切れる気がしなかったからでしょう。汗もかいちゃってまぁ。クソカワ。

 

・まさか「きょう」がお蔵入りってことはないだろうし、「市川」「京太郎」「きょう」を場面に応じて使い分けていくスタイルだろうか。「市川」はみんなの前で、「京太郎」は二人のときで、「きょう」はとっておき……とっておきってなんやねん。いつやねん。私は心が汚れているので、こう、そういうシチュエーションしか思いつきませんでした。良くないね。うーん、マジのふたりっきりの時とかかな。夜の公園とか、どちらかの部屋とか。おいやっぱりいかがわしいぞ。

 

・市川はまだ「山田」で貫くつもりなんかね。勃起してる場合じゃないぞ。というかなんでここ勃ててんだ。自前のいかがわしい妄想で「京太郎」って呼ばせてるのがフラッシュバックしたとかか。そんなことよりはよぉ下の名前で呼ばんかい。

 

・足立登場。のっけから芸能関係のゲス話するの、キャラが欠片もブレてなくて最高。お前はそのままでいい。「ゆーりん」さんは秋田書店への職場見学のときに話の出た子かな。「お泊まり愛」て。週刊誌のセンスだなぁ。夜通し二人でリングフィットはもはやギャグだろ。笑うわ。

 

山田一味(山田抜き)も登場。傍目からは山田とその取り巻きに見えるらしい(金生谷談)けど、山田ありきのつながりじゃないから山田抜きでもこうして遊ぶのです。どうでもいいけど、なんかバヤシコいっつもオーバーオール着てないっすか。似合ってるからいいけども。女子組はみんなおしゃれさんでいいですね。三者三様でなかなか甲乙付けがたい。

 

・「付き合ってれば」なにしてもいい。「付き合ってれば」な。聞いてるか市川。わかってんのか山田。なんか前々回の感想で私も「付き合ってないから逆に(泊まっても)いいのかな」みたいなこと書いてるけど、そんなこっちゃないんだからな。いやまぁ、付き合ってようがいまいが中学生だとまだ早いとは思ってますが。

 

・萌子、知ってか知らずか的確に刺しますね。まぁさすがにお泊まりの件を知ってるってことはないと思うし、市川のリアクションにもさして反応してないから気づいたってこともないと思うが。気づいたらもうちょっと、それこそ「ドン引き」するでしょうし。大人びてはいるけど、そこまで達観してるキャラでもない。「ヤッた?」のときも深刻な顔してたし。「イッチくん!」はどっちかってぇと釘を刺しただけなんじゃないですかね。

 

・「付き合ってもない男子の家に泊まった」という客観的事実……! んまぁ、この「事実」もこれはこれで言い訳を廃しすぎてる気がする(おねえの存在ガン無視とか)けど、とはいえ山田杏奈が市川京太郎目当てで市川家に泊まったのは名実ともに真実ですしね。反省してね。

 

・「でも山田は山田だし」。天使かと思ったらバヤシコだった。「でも」が良いですね。脳天気ゆえの言葉じゃないってのがよくわかる。他のみんなが感じてる寂しさの理由はわかったうえで、一足先に「山田は山田」にたどり着いた、あるいは立ち戻ったからこその「でも」だ。なんか長年の幼なじみみたいな立ち位置だけど、こいつも中学からの知り合いなんだよな……。

 

・「また遊ぼう」。市川に男友達ができて嬉しいよ私は。自分から「また」を言えるのは、これは親密になったからというよりは市川自身の成長だろうけど、どっちにしろ嬉しいので私は無敵。

 

・「変わらなきゃいけないこともあるんじゃないか」。市川はなにをどう変えなくちゃいけないと思って、なにを言いかけたのか。いろいろ考えは浮かぶけど、やっぱ告白なんかな。お泊まりが問題なのは付き合ってないからで、付き合っていれば問題はなく、そこのけじめをつけようとしたと。

 

・山田inホテル。嘘ついて男の子の家に泊まりにいったことを怒られたのに、さほど間を置かずその男の子と通話。こう、怒られてからどれくらい経ってから市川に電話したかはわからないけど、なかなかの根性じゃない? ……落ち込んだから元気をもらうために掛けた、と解釈しとこうか。説教からするっと逃げようとしてるけど。わりと怒られ慣れてるなこいつ。

 

・「嘘はつかないで、とは言わない」。中学生にはまだ尚早な気がするけど、それだけ山田を一人の人間として見てるってことなのかな。実際、山田のなかでは親に嘘をつけるのは大人の証みたいなもので、「つかないで」だとその成長を頭から押さえつけられてるように思うだろうから、尚早どころか成長にドンピシャの説教だ。いい親ですね。

 

・山田が怒られたことに責任を感じてる市川。山田は山田の判断で泊まったし、その過程に市川が口を挟む余地はなかったんだからそんなに気に病むことないのにね。前のように「嘘をつかせた」わけではないのに。あるいは、山田が親に嘘をつくことを覚えたのは自分の影響かもしれないとか思ってんのかな。考えすぎかこれは。

 

・「応援したいと思ってる」。ホント? 他はともかくお付き合いに関して、パパはホントに応援したいと思ってます? 血涙流してたりしない? 茶化しはともかく、子供に対して本当に真摯な母親だ。親、子供が親からの協力や信頼をいわずもがなで信じていると思いがちなので。

 

・僕も視野をもっと広く。こいつまた後退しやがったな! くそ、山田がモデルだってことを思い出しやがって。いいから付き合いなさいよ。なんとかなるから。諏訪さんだって悪影響を与えない限りはいいよって言ってくれたじゃない。いや言ってはなかったか。

 

・サービスショット。こう、なに? ずいぶん前からいろんなところでやたら人妻キャラがサービスショットをお見舞いしてるけど、世界はどうなってるの? シンクロニティってやつなんですか? 

・ここまで。

220411日記 下を向いて

・月曜日終了。おぉう、今度は一週間以上ぶりの日記だ。開きまくったなぁおい。理由はざっとふたつあり、単純に忙しくて体力気力共に無かったのと、日記を書かないという日常に慣れ切ったせいで前回の日記で書いたみたいな「手持無沙汰感」が消え去ったせいである。いやほんと、「やらなくなる」方向への慣れって凄まじく早いな。3年近く築いた日課が一週間とちょっとで脳と身体から消え去ったぞ。あるいは、その3年の終盤の方でもわりと軽率に日記書くの忘れそうになってたし、もともと定着してなかったという説もある。どっちにせよダメだなコイツ。

 

・最近改めて思ったのだけど、私は下を向いてる方が性に合う。合い過ぎる。皮肉や自虐のつもりは皆無で、ニュアンスとしては納得……あるいは「ようやく認められた」というものだ。一般的なネガティブな状況を是としているので、どうしても皮肉に読めてしまうけれど。

 

・この数年間、どこか意図して前を向いて歩くようにしていて、それはまぁ生活にいろいろあったりなかったりが理由なのだけど、それは置いといて。この日記習慣と同じく、「意識」しているということはつまり無意識のうちだと「そう」なれないということであり、実際、どうしても首を落として足元を見て歩いてしまう瞬間はあった。とてもあった。私はその度に、自分の目線はフラットが斜め下にあるという事実を自ずから突きつけられる度に、「これ」こそが習慣によって曲げられた結果であり、私の基本は正面にあると、今は矯正の段階だと、そう頷いては重い首を上げてきたのだけど、どうももうムリである。……ムリ? もう限界? 通らない? 諦めた? どう言い方を変えても挫折の感が否めないけど、私の感覚としては上に書いてあるように「ようやく認められた」というものである。下を向いてる自分が、その瞬間が、どうしようもなく自分にとって自然で、楽で、しっくり来てしまう事実に、私はもうほとほと参った。

 

・生活、記憶、経験によって変わらない「自分」なんてものはなくて、あるとすれば遺伝子に刻まれた時限爆弾や肉体スペックの初期値成長度くらいだから、たぶんずっと続けていれば目線は前を向いていたのかもしれないけど、それは今までより強く意識してすらずっと先のことになることが容易に想像できて、だからもう、「これ」が自分なのだ。砂利を草を蟻を、通行人の靴を、たまに花を見ながら歩くのが、それが心地いいのが自分なのだ。

僕の心のヤバイやつ感想『僕らは夜更かしした』

・するっと密着してするっと普段通りのやりとりに戻るな。気が狂うだろ。こっちの。ドキドキからの復帰が早くなりやがってよ。

 

・告白だけはせずにどこまでイケるかゲーム、ついにお泊まり&ピロートークを達成しました。逆に爛れてるようにすら受け取れてしまうな。はよ付き合え。

 

・そんでさ、最初に書くのがコレってのも我ながらどうかと思うんだけどさ……いやいやいや! ノーパンじゃなかったとしてもコトだよ!! え、違う?!!?! いくら上が大きめかつ下を布団で隠してたとしてもさ! ズボンはいてないってことは分かるくらいには隠せてなかったんでしょ?! その時点で両名焦るべきでは???? あ、え? ヤッた??? どっかでSAGA挟まってた??

 

・テレビ電話とかでいつもの山田の寝間着姿を頻繁に見てて、だからあの程度の露出ではもはや焦るまでもないってことなんすかね。シチュはともかく単純な露出度で言えば、下半身に限ってみてもさほど変わらないし……ほんとか? ほんとに納得できるか? なんか自分で自分を誤魔化そうとしてないか?

 

・目を逸らしてるのは、実は市川と話してる相田はマジでノーパンだったし普通にノーブラでもあったという説です。さすがに同じ屋根の下に他の家族も居る状況で、それは痴女が過ぎるし覚悟決めすぎだろとは思っていますが。……山田だしなぁ……いや山田をなんだと思ってんだ。恥じらいはそれなりにあるだろ。確定しようがないので与太どまり。ただ、肩紐……。どうみても着けてない……。

 

・なんかずーっとシモの話してんな私。一番良かったのはやっぱ頭に書いてるとこです。言葉もなくするっと密着してするっと普段通りに戻るとこ。二人のハグって大概「仲直りのハグ」みたいな名前をつけたり、あるいは泣いてるのを慰めるためとかの、誰から見たって明確に理由があるとき、つまり特別なもので、そして特別な空気だったと思うんだけど、今回のは「なんとなく市川から自虐的な(自分を卑下するような)空気が漂ったから」みたいなふんわりした理由(だと思う)で、さらに直後にいつもの空気に戻っている。ハグの理由が似ているのは三学期初日の校舎裏でのハグだと思うんだけど、あのあとは萌子から至極の名言「え? ヤッた?」が出るくらい湿った空気になっていたし、見比べてみれば赤面具合も全然違う。

 

・感じてるのは結局「二人の距離が縮まっている様が尊い」って、いつも通りの感想なんですけどね。ただただ一挙手一投足にドギマギしていたのが、市川が言っているように「ドキドキするのに安心する」に変わっていて、とても心が豊かになります。はい。

 

・そんじゃま、頭っからいきましょうか。個人の感想です。

 

・お泊まり敢行。ちゃんと親同士で連絡が取れててなによりです。若干一名反対してる人がいるようだけど……。娘の父親はもうこうなってしまうものです。次に市川と対面するときが楽しみでしょうがない。どういう態度になるんだろ。娘に自らのジャージを着ることが許されるほど親しい男子がいると知ったときは大ショックを受けていたが、それだけでは娘の恋愛に対し「嘆きつつも受け入れる」タイプなのか「とにかく娘はやらん!」的なタイプなのかわからなくて、なんとなくどちらかと言えば前者かなと今まで思っていたのだけど、今回の一コマの反応を見るに後者の気配も漂ってきた。「泊めさせないから電話換わって」の圧でしょあれ。片手で抑えられてるけど。

 

・あー、翌日の山田一家の会話が見てぇー。山田がついた小さい嘘(誤魔化し)に対してそれぞれがなにを言うのか、あるいは言わないのか。めちゃくちゃ気になる。場合によっては娘さん、メンズシャンプーの匂いを漂わせて帰ってくるんですよ。

 

・マズいことなんかあるかい!→ お 風 呂 →マズい! なんと美しい即オチ二コマ。「あるかい!」がかわいい。お手本のような強がりだ。しこる意味はマジでわかんないけど、甘酒飲む意味も全然わからない。「ええい」じゃないよ「ええい」じゃ。パニクり過ぎ。というか甘酒常備してんのな市川家。母か父が好きと見た。

 

・階段でオチてるおねえ。寝顔がかわいい……かわいいが……これが同じ家に住む家族なら邪魔以外の何者でもないし、この異常事態になにを悠長に……。なにもかにも市川の言うとおりだ。イベントを発火させるだけさせてサクッと退場しやがって。私は家族じゃなく読者なのでよくやったの一言であるけど。会を盛り上げ、お泊まりに繋げ、出る幕はないと退場、去り際に1イベント(脱衣所)を放り込むと。

 

・山田のおせなか。本編で「裸(ら)」が出るのは初めてか? この辺、先生は描くの楽しかったでしょうね。ストレス緩和のために山田のえっちぴくちゃを描いてるくらいだもの。絶対Twitterに投下してないのがあるでしょ。

 

・メンズシャンプーに手を伸ばす山田。こいつはほんと楽しんでますね。彼ピの匂いに包まれちゃおう☆ってか。かーっ! 市川の余裕のなさとは裏腹だ。緊張も焦りもしてるだろうけど、それを飲み込んで楽しむ度量を山田杏奈は有している。強い。ヘアゴム手渡しのくだりも強すぎる。今回市川がひたすら翻弄されっぱなしですね。翻弄っつうか虐待っつうか。情緒の上下が激しすぎて寿命3分くらい縮んでそう。

 

・お風呂場、扉一枚隔てての会話。いつぞやの逆ですね。ブクブクしてる山田がかわいい。ヘアゴムは「ここに置いとく」っつってんのに手渡しで貰おうとする一方で、会話するだけで普通にブクブクしだすんだもの。

 

・異性間の接触に関する規範意識的な部分は山田のほうが緩いんですよね。たぶん。それはきっと知識量の差によるものだろうと思うので、緩いってのはちょっとニュアンスが違うかもしれないけど。もちろん知識が豊富なのは市川のほうね。今回山田が寝たふりしたときのように、山田がまれに市川に淡く期待するような行動を、市川は知識ゆえに「その先」まで意識せざるを得なくて、だから取れない。逆に山田は「その先」を市川ほど意識しない、あるいは考えにも上らないから、多少大胆なことでもできちゃうし、市川に期待しちゃう。この食い違いがいいですね。別の漫画の話であれだけど、Dキスを「コトを始める合図(合意)」と捉えていればベッドの上まで取っておくけど、「ただのキスの一形態」と考えてたせいでファーストキスのときにぶちかましちゃった、みたいな話。山田は知らずにぶちかましちゃう方っぽいね。

mangacross.jp

・お風呂上がり山田。大きめトレーナーとジャージ。溢れ出る彼服感。結局メンズシャンプーは使ったんすかね。まあいいや。この「サマにはなってるけどおしゃれではない」感じは山田だと珍しいですね。妙に大人っぽい。靡いてウェーブがかったように見える髪もその印象に一役買っている。

 

・深夜、リビングに鳴り響く快音……! 山田マジであんまり食べてなかったんですね。びっくり。なんだかんだいっぱい食らってるものだと思ってましたよ私は。マジで見くびってました。ごめんね。市川もよう見とる。

 

・甘酒の差入れ。隣に座るのはちょっと近すぎるってことでソファーに陣取ったんだろうけど、山田の服が肩~胸元にかけて緩く、特に上からの防御力が低いせいで、遠慮じゃなくてスケベな目的での位置取りに見えてしまう。市川お前……。

 

・「ポンポン」で隣に座らせる山田。市川の引き癖には慣れたもんですね。一歩距離を置いてるのは嫌だからってわけじゃないってもうわかりきってるのだ。最初っから近くに来てくれたらもちろん嬉しいけども、こうやって求めれば素直に応じてくれるのもそれはそれで嬉しいことだろう。猫に対する感情か?

 

・明後日から撮影ってことは、明後日から広島ってことかね。しばらく会えなくなりますよご両名。耐えれんのかおい。お泊まり&夜更かしまでした仲なのに、LINEのやりとりだけで何日も耐えられるんか?

 

・反抗期に関する市川京太郎の見解。いやここまで俯瞰できてる中学生がいるかよ。いてたまるかよ。偉いけどもさ。少なくとも反抗期まっただ中ならこんな「自分が悪い」みたいなのは出ませんよ。それができるのは普通反抗期を抜けてからで、つまりはそういうことなんでしょうかね。

 

・偉いのは偉いと思うけど、一方で手放しには推奨しづらいですがね。原因を自分に求めたり、それを言語化するの。今回は山田の演技の一助にするために言葉にしたのだろうけど、スラスラ出たということはもともと自分の頭にあったことなのだろう。正直理屈っていくらでもつけられるので、クセになるとなんでもかんでも自分のせいにできてしまうし、言葉にすると心に定着しますからね。なにもかにも自分のせいにしなくても、「こういうもんだからしょうがない」でいたってべつにいいのに。

 

・不意な山田のハグも、市川からそういう雰囲気を感じ取ってのものなんでしょうね。ここの、思わず体が動いて、だけど動いた事実にも近い距離にもさほど動揺しておらず、ただ市川を慈しむ山田のこの様子がとても良い。派手な色恋ではなく深い親愛による行動だ。「ドキドキするのに安心する」もそう。……誰がどう見ても交際関係にある男女の距離感ですが、なんで付き合ってないんだよこいつら(n回目)。

 

・夜更かし。堪能しおってからによ。寝てるのを確認し、布団をかぶせてからの返事を求めない「おやすみ」は反則ですよ市川さん。そんで山田お前なんだその顔は。紳士的な行動にやられたか。それはそれとしてなんか期待してたんじゃないだろうな。わざと無防備な寝顔を晒しおって。なにをどう考えても絶対寝たふりだろ。

 

・ノーパン疑惑。そりゃ眠れんよ。ある意味あれですね、寝れなかったおかげで脳が溶けてる読者から「山田はこっそり市川の部屋に言ったのでは??」みたいなありもしない行間を読まれずに済みましたね。ちくしょう。