せんくつにっき

思うこと、感想、とかとか

僕の心のヤバイやつ感想『僕は雑念だらけ』

・せ、性に本気だ・・・・・・。ホントにやるんだ・・・・・・。相も変わらず中学生カップルのお付き合いに真摯。

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・最新刊の後書きでも「ちゃんとやる」的なことを書いていたし、“性”、やるんだな・・・・・・。こう、下ネタが得意な漫画家さんだって印象が未だに強いので、それこそ合宿編のゴムとかもあったが、あれらはあくまでギャグの一環だと思っていたんだけど、ここまで来るとどうやらマジでもあった模様。感嘆。

 

・市川がトイレに籠もる(意味深)オチも久しぶりですね。正直、私の感覚だと学校でシコるような男子は相当レアというか、かなりギャグ漫画的な描写だと思ってるので、「性と真摯に向き合う」的なお話とはミスマッチな気もするけど、別に僕ヤバは保体の教科書じゃないし、悪いことでは別にない。

 

・とか書いてたらTLに「学校でシコったことがあるか」ってなアンケートが流れてきて、私が見た時点だと大体20%がYesで55%がNoだったんだけど、20%がYES??!?!?!!? ウソやろ!??!!? 20%っつっても、無回答分を勘案すると3割近くがYesってことですからね。1クラス30人、男子が半分の15人としたら4~5人がシコってるということに・・・・・・し、信じがてぇ~~。体感1%だったよ。

 

・山田の『興味津々』感、チョケて書くなら「山田杏奈の性欲www」が出力されるんだけど、僕ヤバが真摯に性に向き合うのならあんまりチョケた感想を書くのもどうなのかな・・・・・・となり、じゃあ逆に私も真摯に向き合ったなりの感想を書くか?となると今度は女子中学生の性欲について文字を重ねるというヤバさが立ち塞がり、身動きが取れない。

 

・テーマがテーマだから終始歯に物が挟まったみたいな冒頭になっちゃってますね。他にも書くことあったろ。えぇと、萌子は今日もいい女でした。大分好き。略して大好き。じゃ、頭っから行きましょうか。個人の感想です。

 

・模試開始。あんまりお受験に思い出がないから、この模試とやらの緊迫度も空気感もよくわかんないんだけど、ゴムやらパンツやらのことを考えながら受ける物ではないということだけはわかる。お手本のような煩悩だなおい。結果がそれなりだったのが救いか。ダメダメだったら山田に悪いものね。山田に関連するあれこれの思い出が邪魔をしたって言い訳が、否応なく発生しちゃうもの。いくら市川が否定しても。

 

・萌子(と木下)登場。「やっぱいた~」はあからさまに探していたということだけど、オタクにそんなこと言っちゃだめですよ。惚れてしまうので。そして市川の「やだね」。木下くんもそりゃ愕然として壁になりますわ。声を掛けようとした旧友がまたタイプの違うギャルと仲よさげにしてるのだもの。

 

マクドナルド。そういや萌子も同小でしたね。バヤシコもそうだっけ。萌・ちぃ・市川と、山田・にゃあがそれぞれ同じ小学校だった記憶があるけど、なにで見たのか覚えてないや。

 

・木下くんも修岳館志望。難関中からのエスカレーターにそのまま乗らず、さらなる難関校を外部受験で目指すっての、良くは知らないが結構な向上心がないと実行しなくない? 学生が頑張ってるってだけでなんか感動しそうになるよ私は。市川がスルーしようとしたとこはギャグ的な流れだけど、友人と同じ学校を目指して受験するってのはかつての失敗の記憶を思い出させるものなので、いくら乗り越えてても動揺はするよね。

 

・クソ茶番。2人だけの方があからさまに楽しそうですね。丸二年近くのブランクがあってあってもまだここまで気が合うの、ホントにウマが合う2人なんだなってほっこりする。たぶんほっといたらずっとこのアホなテンションのままなので、萌子の辛辣なツッコミは正しい。兄貴もこんな感じなのだろうか。

 

・萌子、私立受験の件をまだ親には言えてない模様。こっちはこっちで根深いものがある……のだろうか。経済的に裕福じゃない+自分は親に期待されていないという自覚のダブルパンチで、萌子の実は遠慮しいなところが炸裂しているようだが、実際どちらが要素として大きいんでしょうね。経済状況を憂慮してって話ならむしろ早めに言っておくべきだし、そうなると前者は半ば言い訳のための言い訳で本命は後者のように思えるけど、まあ、中学生がその辺で常に最良の判断を出来るわけも無し、”わからない”としか言いようがないですね。ドラマになるので後者だろってのはメタ読みなのでナシの方向で。

 

・「良い学校へ行かずとも~」の木下くん、なんかちょっと顔が険しいね。妹と折り合いが悪いのか、特にそんなことはないけど黒目が小さいから半目になるだけで機嫌が悪く見えるだけか。どちらにせよ、萌子が感じている「期待されていない」とはこういうことなんでしょう。となると、ここの繋がりが萌子の抱える問題の解決の糸口になる可能性も出てきたな。なんかLINEグループも作ってるし、妄言気味だった萌×木があるのか……? 足立とほんの一瞬フラグ立ってたのに……また零れ落ちるのか……?

 

・「俺やっぱ共学に~」ってことは、修丘館は男子高ってことすかね。単行本でパンフレット見直したら男子しか映ってなかったのでどうも確定っぽい。山田は安心ですね。

 

・新学期早々当たり屋をかます山田と、どことなく雰囲気の違う市川……というか眼に光が差してる。最初見たとき、光じゃなくっていつものグル目が変な模様になってるように見えてちょっと怖かった。写輪眼かなんかかよって。

 

・久々の足立。そばにいる山田には目もくれず市川に楽しく絡んでるの、ちゃんとした失恋を出来た清々しさがあるね。あっ、海で水着イベントはありました。ライブハウスとラブホにも行ってますこいつら。とっちめてやってください。洗いざらい話したら逆に妄想と思われるだろうな……。

 

・ひさびさの図書室。いやマジで久々では??? 前回の回想でチラッとは出てたが、それ以前となるとマジで思い出せないレベル。真面目に告白した時以来とかじゃない……? 一緒に入ってきてるとこが感涙ポイント。ずっと示し合わせてはいたけども、バラバラの入室だったでしょ。

 

・顔が明るいのは、模試の結果が割と良かったから。良かったね。いやほんとに。あまりにも嬉しいこと過ぎて、逆に本番までの間に一回は落ちることになるんじゃないかと不安になるくらいだ。油断はしないと言ってるので大丈夫とは思うけども。

 

・山田、感涙。この涙はもちろん最高なんだけど(人の喜びを我がことのように喜べる人と、その関係が好きなので)、市川がナチュラルにその涙を拭ってるとこ、イケメン過ぎてタックルしたくなってきた。彼氏が板につきすぎだろう。「泣くなよ」とかじゃなくて「我慢してくれよ」ですからね。泣きたいくらいうれしい気持ちを否定しないのだ。

 

・カーテンへ連れ込み。その、確かにエモい場所だし、図書室のど真ん中で「我慢してくれよ」をかました市川よりマシなんだけど、別にそこも密室とかじゃないからな。もちろんマジの密室なんかに行ったらえらいことになると思うのでそこで我慢しといてほしくはあるけども……。というかあれ?図書室って何階だっけ? なんか一階ってイメージが勝手にある。

 

・「私を見てる時だけは――」。ターン制ときめかせバトルでもやってんのかこいつら。世界はそれをイチャつきというらしいですよ。

 

・「腰が一番わかりやすい」ダメダメダメダメ!! なんだこいつバカなのか???  ほっとして油断したら鼠径部出すの市川って???その行動の方がよっぽど「学校で……?」だろ。山田も「じっ」じゃないよ。これは市川の自制が大事になってきますね……。

 

・とりあえずここまで。まだ何編ともわからないけど、強いて言うならやはり受験編ってことなんですかね。受験と誕生日とそのほか季節のイベントに性を織り交ぜながら進んでくと。(今後あるか知らんが)萌子と木下君の絡みも気になる……というか萌子がキャラとしてだいぶ好きなので、そちらが大きいか。なんにせよアニメも終わったが本編は今後も変わらず楽しみと、じゃあ、そんな感じで

僕の心のヤバイやつ感想『僕は間に入る』

・合宿編も終わって新章スタートってとこなんだろうけど、何編になるんだこれは。山田誕生日編? 捕食編? どっちが食われる側かは言うまでもないね。

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・受験自体はまだ先だから、これまで通りバックで薄っすらとした縦軸として続けていくんでしょうたぶん。だからそれはそれとして、受験とは別に巻単位のストーリーを少なくとも卒業まではやっていくんだろうが、じゃあなにをやっていくのか想像が出来ない。カップルらしいことをずーっとやっていくのならそれはそれで大歓迎だけど、そういうタイプの漫画ならここまで好きにはなってないんですよねたぶん。なんらかの進展を見せてくれる漫画だと思ってるけど、キスの次ってなると……いけるのか?

 

・するだけ無駄な今後の展開予想は部屋の隅に投げといて、今回はわりと山田が大人な回でしたね。半沢さんが子供っぽすぎるから際立って見えただけという説もありますが、それでも、いつものような振る舞いの裏にはそれなりの思慮が隠されていて、かつそれをかなり上手いこと隠していた、隠そうとしていたというのが個人的に大きい。

 

・忙忙忙ー忙・忙ー忙忙(年度末にかけてアホほど忙しい、の意)なので前置きはこれくらいにして、頭っからいきましょうか。個人の感想です。最近感想遅れ気味。

 

・自習市川とデート山田。市川のインナーは例のスケベ疑惑インナーですね。そんな恰好で自習室にひとりとはどういうつもりだ。さておき、lineのやり取りが慣れたカップルらしくていいですね。私はこの一生であと何回「市川と山田がカップルしてて嬉しい」といった類の言葉を吐き、書くことになるんだろうか。

 

・デートのお相手は半沢さん。じょ、女児服……!大人びた雰囲気と絶望的に似合わない。キツイとかじゃなく、ただ似合わない。山田もこの表情。半沢さんのお友達である祝福女ことカンナも休みの日遊んだりしたことはあるろうに、なんか言わんかったんか。どうだろう、こう、デリカシーは皆無だけどおおらかでもあるっぽいし、さほど気にしてなかったとかだろうか。

 

・半沢さん、大人っぽいのは見た目だけ。女児服だし、「今来たとこ」も出来ないし、変なところで見栄張るし、山田にはわわってなるし。それはいいだろ。あとまあナンパにあっさりと引っかかるし。これはだいぶ怖いな。見た目と中身のギャップから山田に対する小林みたいに「守護らねば…」って女友達が出来ててもおかしくというか、そういうのがいないと不安だけど、どうやら親しいのは祝福女くらいで、そしてカンナはそういうタイプにも見えない。その結果がこの女児服深海生物女。修学旅行の新幹線で市川に発破を掛けてたときはもうちょっとクールビューティーに見えたんだけどね。「それなら私の忠告はムダだけど」とか言ってた貴女はどこに行った。

 

・Tシャツ可愛いね。なかなか際どいとこを難なく投げる山田。一ページ前の表情を見るに、女児服に対しては少なくとも「おっとぉ……」くらいの感情はあるだろう。しかし、それが相手に伝わったりして嫌な気分にさせてしまうことを危惧するなら触れない方が無難。普通の『優しい』人でもそうする。だけどコーデはしてあげたい。なので、その服装になんらかのこだわりがあるのかを確認するために質問し、なさそうだと判断したのでブティックに連行という流れだが、その立ち回りと受け答えがなかなか巧みで笑ってしまう。パチモンに対し「掘り出し物だね!」とか大人でもなかなかでねえよ。

 

・変な見栄を張る半沢さん。なんか、子供っぽいというより好きな人の前で挙動不審になってるようにも見えてきたな。「いくらなんでも以前とキャラが違い過ぎる」「子供っぽさというか天然めいたものはあったけど言うてクール成分が下地だったろ」「どこ行ったんだよあの透明感のある美人」みたいなことを思ってたが、山田に対する好き(loveじゃなくlike)でキャラ崩壊を起こしてると読めばだいぶ可愛げが出てきたな。

 

・とはいえナンパ(?)に引っかかりそうになるのはやっぱり怖い。見た目で判断するのはよろしくないのは承知のうえで、このごつい見た目の人間から繰り出される典型的なナンパ手口に対し「いいんですか!?」はやっぱ危なっかしいよ。

 

・”初めて”好き。これは邪なオタクを釣り上げる桜井のりお一流の罠ですね。山田は市川に限らず好ましく思ってる人間の”特別”になりたいという欲を持ってるとという事実は以前からたまに描写されており、この発言はその流れを汲んでいます。なんにも変なことはない。市川の貞操を不安視した読者は悔い改めてください。ラブホに行った直後の回でそれを想起しないやついないだろふざけんな。

 

・「都会に染まり過ぎ…?」。こことか後ろのプレゼントの下りが顕著だが、山田は半沢さんに対して大人っぽく、あるいはもっと嫌な言い方をすると『上の立場から接してる』ような形にならないようにずっと気を遣ってて、山田は偉いなと思うなど。対等の友達であることを心がけているというか。「さっきのはナンパの手口だから着いて行っちゃいけない」はまったくもって正しいと思うけど、それを同級生に強弁して『教えてあげる』みたいになるのは正しくない。だから一歩引く。相手のプライドを刺激しない、あるいは劣等感を喚起させない立ち回りだ。もっと大人になりたいって願望と両立させるのは難儀だろうに、よくやってる。

 

・パルコ……じゃないねペルコだね。イタリアとかにありそうだなペルコって都市。上下セットでも7,400円はバイトもしてねえ一般中学生の金銭感覚だと厳しいか。というかもう言っちゃうが、ずっと薄っすら半沢さんがあまり裕福なご家庭ではないっぽい描写入れてくんのなんなんだよ。400円のTシャツ来てたりご飯に釣られそうだったり幼稚園の頃の図鑑をまだ持ってたり。それぞれどれも「貧乏」以外の理由でも片付けられそうなだけに、それを思い浮かべる私がなんかわざわざ嫌な方向に深読みするしそれが正しいとか考えてるオタクみたいじゃないか。……徹頭徹尾私が悪いな!

 

・理由をひねり出してプレゼント。山田が思う「似合う」服装をしてほしいという、善意と言えば善意だし、エゴと言えばエゴとも言える行動だが、結果的にプレゼントは図鑑で、それに対し妙な顔ひとつしないなら、それは絶対に善意でいいでしょう。

 

・たまたまなのかわざとなのか分からないが、尾けてきている疑惑のあるナンパ(?)コンビ。こわ~……。ほんとに尾行してきてんのならその思惑が怖すぎてヤバイ。一般ラブコメに登場していい類の悪意じゃない。なんか昔ジャンプのラブコメでやっばいヤツ出てきたことあったな……。眼がイってて主人公を思いっきりナイフで刺したやつ。

 

・市川召喚。頼りにされてますね~~~~~~~!!!!!! 彼氏っぽい市川と彼女っぽい山田は何度見ても、見続けても嬉しくなっちゃう。なにが女子の間に入りたくない、だ。女子の集団と海に合宿行ったやつのセリフじゃないよ。そんで秒速でイチャつきやがって。いいか、秒速でイチャつくっちゅうことは半沢さんが秒速で蚊帳の外になるっちゅうこった。お前さんたちはそれを理解せにゃならん。

 

・山田ハウス。今度はおさがりの服を渡す作戦。押しつけがましさがギリギリのラインまで来たが、まだいける。まだ舞える。半沢さんが気にしてないなら基本OKだ。いつもと違う半沢さんの恰好にカンナがモヤって山田と対立する展開とか来ねえかなぁ~~~~??!!?! ごめんなさいね唐突に。あの祝福女に対しては他人個人に対する興味は薄そうという偏見を持ってるけど、だからこそ、友達のカンナが山田の色に染められて嫌な気分になったらすごくいいなっ、ていう……。

 

・大人下着。……まあ、健全と家えば健全じゃないかな……キスもしたしね……”次”に意識が向くのは普通よ普通……。山田杏奈の性欲に恐ろしさを感じてはいけない。市川のリアクションが隠されてるのはなんなんすかね。「なにがいいんだよ」ってセリフだけ見るとめちゃくちゃ平常心っぽいが。

 

・とりあえずここまで。これから11巻の範囲かな?次回は木下くん再登場で受験の話を進めていく感じっぽいが、ふむ、萌×木……。カップリングの語呂はいいね。志望校が被ってるとかならワンチャン。木下くんも髪型とかは女殴ってそうだし、なくもなくなくはないかもしれない。足立? 彼奴は今何してるんだろうね。しばらく本編には出てきてないが。ホワイトデーツイヤバで市川と遊んでる姿は出てたけど、あれ、画面には出てきてない山田がちょっと恐ろし過ぎたな……。とりあえずここまで。

僕の心のヤバイやつ感想『僕らはよくない人間たち』

・めんどくせぇなぁ2人とも!! 

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・いやもう、めちゃくちゃ正直に書くけど、山田の涙からの一連の行動があんまりにもあんまり過ぎて笑ってしまった。めんどくさい女が過ぎる。「私だけが~こんなに好きなのかな」て。さらに怒るではなく泣きながらそれを言うて。社会見学の回で電車に乗り遅れたときに泣いた山田に対して辛辣な感想を抱いた人を見たことがあるけど、その感情の何分の一かが理解出来た気がする。とはいえ、ここまで山田が言わないと分からない&行動に移さない市川も市川なので、総合的にはお似合いカップルであり、感想的には冒頭の言葉である。

 

・少々牽強付会な物言いかもしれないけども、市川が後生大事に抱えている「山田を大切に」みたいな考えよりも、キスとか勃起とかの行動の方がよっぽど山田を救ってるんですかね。一ミリも聞いてないもの、市川のいつもの「僕の方が大切に思いすぎてて…」という言い訳を。ここはもはや感動というか面白いが勝ったよ。市川が『間に合った』とこは感動したけどさ。一ページで何回やんだよキスをよ。首根っこまで捕まえやがって。ホントに市川が泣き落としトラップにかかったみたいに見えるじゃないか。流石に天然だと信じたい。

 

・待たせてた『自発的なキス』を行うことで、行為を忌避する行動を帳消しに……って書くと、なんか詐術的で嫌ですね。悪く書きすぎ。そもそもの山田の不安(?)の一端はその『自発的なキス』をしなかったことにあるので、詐術的ではなく根本的解決で良いはずでしょう。一連の2人の行動と「一発ヤッたら仲直り」との違いは各自で考えてね。キスをしなくて傷つけたのが市川で、キスで癒したのも市川ならそれはマッチポンプだと言うかもしれないが、成長を含むコミュニケーションってそういうもんだろ!!(突然のキレ)

 

・前回から色々と書いてるが、私は一貫しすぎた誠実さが好きで、山田を大切に思うあまり行為を忌避し、結果的に山田とそういうことをするということ自体に興味を持たない、引いては拒否感を持つように振舞ってしまった、というこの流れは好物ドンピシャなんだけど、それが誠実さじゃなく臆病や保身から来るものであればムッとなるめんどくさいオタクでして、手前からキスしないのは明らかに前者を装った後者だったのでムムっと来てたのだけど、今回は山田の涙を見てその殻を破ったという流れなので大変に良きです。

 

・めんどくせえカップルについての感想をあらかた吐き出したところで(嘘、まだちょっと残ってる)、頭っからいきましょうか。個人の感想です。

 

・ホテルスタート。未成年というか中学生。同じ未成年だし高校生と中学生とでは別に罪量的には変わらないはずだけど、やっぱり中学生の方がアカン度が高い気がする、そんなホテルスタート。無言で目を合わせるこの間合いがすでにエッチなので死刑ね。ところで小ネタの一発ネタのくせにずーっと妙な存在感を放ち続けている龍のタトゥー、手間(作画的な)とウケのバランスが取れてなくないですか。

 

・ガラス張り!山田と市川がツッコミでシンクロするの珍しいね。というか山田のツッコミが比較的珍しい。あと、内容がまあまあキショイから固めに書くけど、未来にあるであろう目的に沿った形での「再来」のとき、同じようにガラス張りを見て、この日のこのことを思いだして2人でクスっと笑ったり、してほしいものですね。その時は市川は「見る」のだろうか。また自分のキショさに怖気づいて紳士ぶりそう。ちっちゃいコマだけど、くしゃみした山田に気を遣うように手を伸ばす市川が素敵。

 

・見てもいいけど。山田はいつだってウェルカム体制。覚悟はいつでも山田が早い。いや、『「私は覚悟した」という自認』の方が私的にはしっくりくるかも。その自認と覚悟はイコールじゃない。平たく言えば誘い受けのちのヘタレ逃げ。

 

・中学生女子の着替えをねっとり描くんじゃない。この、下着からなにかを読み取るのはライン越えなので止めときましょうか。Twitter(Xじゃないです、Twitterです)みたいに発言が流れていくならともかくね。

 

・なぜブラを……?いや普通に濡れてたからでしょう。そらそうだろなに言ってんだ。当たり前の話。とはいえ市川に視線を向けたのはあんまり言い訳出来ませんね。眼ぇ合ったらどうするつもりだったんだろう。「なしくずし」か? なお、そのあとのバスローブの下がどうなってたかを勘ぐるのは条例違反なので置いときましょう。

 

・そういうコトをするときとはいつか。林先生が今でしょと叫び出し、柳龍光が事後の2人の前に現れるべくホテルの前でスタンバる。そういう流れ、テンプレ、「こう来たらこう」に対して自己と倫理を持って流されないのが市川のいいところ。自己と倫理を持ちすぎて流されることそのものを良くないと考えてる嫌いもなくはないけど、逆張りの化身まで行かなければ大丈夫じゃないでしょうか。

 

・”良くない想像”。市川の発した「良くない」と山田が受け取った「良くない」は微妙に意味が違うけど、微妙にであれば合ってもいるので、これは市川さん失言ですね。今回ややうつむきがちの山田を気にしていれば守れた得点のはずですが、さぁ今後の展開に注目です。流石に空気が変なことには気づいているためか、市川らしからぬややフランクな「乾いた?」も乾いて響く。

 

・ゴム再発見。肌身離さず……でしたか……。流石にずっと持ってたのは驚きだけど、この涙を見て「卑しいwww」はちょっと出せないですね。

 

・不意に泣き出した山田を見て「あ?」「どしたどした」は流石に慣れてきたなと思うし、そのあとの言葉を聞いて認識を改めるのも流石。安い涙を流す女の涙がいつも安いと思うなよ。山田の涙が時たま安いのは、まあ、比較的軽率に泣くという点では否定できなくないと私は思っているので、石を投げるなら投げてくれ。

 

・「好きの形が違うのかな」。人それぞれ「好き」が違うというのは、市川は足立と話して気づいてたことですね。山田が実感のこもった恋バナをできる相手といえば原さんだけど、そういやしばらく見てないね。修学旅行からこっち未出演かな? 晴れて付き合ったんだからもっかいダブルデートをしてほしいという願望がまた立ち上がってきた。

 

・キスまでの流れの起点なのでエモいはエモいんだけど、やっぱここ切り取ったら山田がめんどくさい女過ぎますね。一人で納得して一人で捨てるさまを彼氏に見せつけるこのムーブ! キスされた後の笑みもそれっぽいのが悪いよ。

 

・ごめんキャンセル。危ないところでした。危うく一人で納得して一人で捨てて一人で謝罪するめんどくさい女ムーブが完成するところでした……違う? ああ違うわ。「ごめん」を言わせないという今日も目標が達成できないところだったんだ。『唇で黙らせる』ってめちゃくちゃイケメンなシーンなのに、ごめんなさいどうしても前のページの山田が面白過ぎて……。ところでこの体位(体位ではない)ってなんか名前あるんですかね。

 

・顔引き寄せてキスをして、離れてもまた引き寄せて、また離れても引き寄せて、合間合間に目を開いて市川を見てるのはエイム合わせですかね。最後のほうは慣れたのか薄目だ。最後の、ちいさく「はっ」って吐息が相手の口にかかるのがいい意味でエロくて良いね。

 

・とっておいてくれ。なんやねんこのプロポーズまがいは。そしてゴム落としてのはお前かい!! これ山田、憧れの先輩モデル香田ニコに対してエグイ勘違いしてしまってません? 豚野郎に対する可哀想度が一段上がったぞ。

 

・収まるまで。「……?」の山田の顔が妙に幼くてカワイイね。相対的に次の『気づいた』コマの山田はやや大人びて見えなくもなく、作画のブレかそれとも否か。

 

・カスモモカップル帰還。どこでどんな痴話げんかを経てこうなったのかは不明だが、まあ仲直りできたのならそれは尊いことなんでしょう。中学生男女をラブホで放り出すその性根は相変わらずカスだけど。

 

・少しだけウザくなった彼女。なんかまあ、勃起のひとつでえらく得意げというか、市川が山田を想って夜な夜な行ってるあれこれを知れば逆にその顔も崩れると思うので、是非とも知らしめてやってくれないだろうか。市川の羞恥心は考えないものとする。

 

・とりあえずここまで。この合宿編って性の4日間って名前だったんすね。すごく・・・バカみたいな名前だ・・・。次回更新は一か月後。まじかよ。まあ、ここ最近は私史上1,2を争うほど忙しく、この記事も数日たった土曜日にようやくここまで辿り着いたので、そういう意味ではありがたくないこともないけど、やっぱ続きは早く見たいし、だっせえ半沢さんの私服もちゃんと見たいよ。じゃあ、そんな感じで。

僕の心のヤバイやつ感想『僕らは彷徨う』

・中学生男女をラブホにぶち込むカスのピタゴラスイッチだっつって笑ってたら、作者も扉絵コメントでピタゴラスイッチって書いてたのでまた笑った。そのつもりではあったんかい。

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・ゴムの犯人は案の定豚野郎の友達でした。知ってた。ゴム出た回からわかってた。わかってたけど、前回に引き続き豚野郎がちょっとかわいそうですね。友達に貸したら知らねえカス男勝手に連れ込まれてるわ勝手にヤリ部屋にされてるわゴムを大量にストックされてるわ。そんでまだ19歳でしょ? うーん、かわいそ。山田への粘着行為はまた別の問題なのでそっちに対する減刑とかは特にありませんが……。

 

・カス男(ショーゴくん)の一連の行動はいったいどういうつもりなんでしょうね。前半のおねえへの絡みと後半のホテルへGOは。なんか深く考えようにもまず脳みそをカスの形にしなきゃだからすげえイヤなんだけど。

 

・豚野郎だのカス男だの言葉が汚くていけませんわね。山市に集中しろ山市に。都の条例に詳しくないからこれは完全にテキトーこいてるだけなんだけど、中学生男女がラブホはなんらかの条例違反だろ!! 非実在青少年云々が否決されたのは知ってます。じゃあ問題ないね。

 

・ぬいペニからの「慎重に……」の流れ、なんか自分を守るために山田を言い訳にしてる雰囲気を感じちゃったな。いや、「山田だし…」の意味次第ではあるんだろうけどさ。最初読んだときは保護者かなにかを気取って山田と性との距離をコントロールしようとしてるように見えて、それはちょっとキモいキス顔晒して嫌われたくないあまりに「やらない理由」を探してない?ってなった。

 

・冒頭はそのくらいにして、頭っからいきましょうか。個人の感想です。

 

・雲行きが怪しくなってきたので帰路へ。どんぶり三つに焼きそばは成人男性でも食い過ぎのレベルじゃないですかね……。そら成長しますわ。青のりの指摘でちょっと狼狽えたのはキスのを意識してるからか。キッスって言い方はちょっとキモいね。

 

・練習。図書室で未遂のあとってあなた、告白のすぐあとじゃないですか。そうだよね? そしてキモキス顔。冷静に直視したらあかんよお兄さん。ただでさえ自分の顔なんか気持ち悪く感じるもんなんだからさ(個人差があります)。

 

・ぬいペニ。……インターネットの悪い言葉を覚えるのは……やめようね!! クソの役にも立ちゃしないんだからさ。そういやクリスマスのあとも似たようなこと考えてた(「距離が近いのは男として見られてないだけでは?」)な。もう告白も済んで両想いの状態で考えるこっちゃないように思うけど(ぬいペニは好意を覘かせられた時点で発動する)、山田の情緒はまだ幼いと認識してるのであれば懸念点として浮上するのも理屈は通るか。それにしたって図書室での未遂も山田からだし、ファーストもセカンドも山田発なんだから慎重にとか言わずに腹を決めんかいという話だが、市川京太郎はちゃんと決めてくれる男だと知っているのでこれ以上は言うまい。

 

・場所が変わって別荘。モデルのする顔かよこれが。山田に対する準ストーカー行為と盗撮未遂は別の話なので今の境遇は普通に可哀想です。というかこのカス大学生たちはどういう認識で知らねえ人の別荘で酒盛りとイチャイチャをしてんでしょうね。頑張っても友達の弟の友達の別荘だぞ。間を取り持つ弟がいないんだからお前らがいちゃダメな場所だよそこは。まさか勉強教えた報酬扱いされてる? 

 

・カス男の壁バン。おねえに距離が近いのもそうだし、「あれ」だの「ナンパした女」だの、一挙手一投足に加え言動もイチイチ癇に障りますね。いけ陣くん。カス男をしばきにこい。カス男のこの動作が習性によるものなのかおねえを狙ってのものなのかはちょっと私にはわからないです。そういう意味では一番読めんキャラかもしれない。

 

・雷。この空模様がまさかカス×モモカップルの仲を表したものだったとは、前回の私は知る由もなかったよ。というかわかるかよ。そんであれですね、カス男が山田をナンパしたって知ったときはそのカスさに嬉しげだったのに、バンドメンバーにコナ掛けるのはアウトなんだ。メンヘラの地雷はわかるようでわからん。カスと合わせてわかりたくもないですが……。

 

・以前のツイヤバで山田は「雷とか怖くない」みたいなこと言ってた記憶があるけど、流石に近いとこの表情にもなるか。そりゃまあデカい音しても平然としてんのは豪胆とかじゃなくただ鈍感なだけですしね。市川は「ピ」ね。そのタトゥー除けろ。

 

・木の下は危ない……同小の木下くんが強大な敵として再登場するフラグか?! 冗談はさておいて、山田の言う通り自分だけさっと離れるのは良くないね。じゃれ合いの範疇ではあるけど、なんか「性には慎重を」とか「(自分からキスをするって目標を達成できてないことに)少し安心してる」とかの描写と合わせると、市川が妙に自分のことばかり考えてるようにも見えてくる。

 

・”そう”見てるから”そう”見えてるの典型のような気もするが、「また塾?」のやり取りもだ。塾通いが再開するということはまた山田としばらく会えないということで、山田の質問にはそれを寂しく思う気持ちが溢れている。というか、なんなら表情に表れている。それなのに、見ればわかるその寂しげな顔を見もせずに、会えないことではなくて塾に行く理由の返答だ。いやそうじゃないよと。

 

・市川が今日という日は楽しいものだったと感じてるのは間違いないし、山田のことを大事に思っているのも絶対だから、私のこれはただの邪推でもいいんだけども、市川の慎重さ、奥手さ、そして山田を大事にし過ぎるところがむしろ山田を寂しがらせているように見えてる。

 

・カスモモカップル登場。やぁべぇ空気ですね。メイクしてるのにモモちゃんの顔も可愛くない。絶賛喧嘩中。というかあれ? カスとモモちゃんの座り位置が一瞬変わったなと思ったんだけど、運転ってカスの方だよね?(モモちゃん飲んでたし)だとするとこの車左ハンドル? 車は詳しくないけど外車ってこと? メルカリで生計立ててる(単行本情報)くせにいい車乗ってんじゃねえかこのカス。

 

・別荘組。この金髪も大概ヤバ女ですね。市川の歌詞にひそひそしてたときは多少マシにも見えたんだけどな……頼みの綱はニットちゃんだけか。片付け終わったら帰れよ。

 

・流れるようにラヴホテル。本当に何考えてんだこのカス。普段使いしすぎて感覚麻痺ってんのか。カス同士ならそれでもいいけどお前が連れてるの中学生だぞ。わかんねえかカスには。あれか? 駅まで送ったらどうせまたホテルに入るから「別荘→駅→ホテル」より「ホテル→駅→ホテル」の方が無駄がないと思ったか?

 

・痴話げんかは心底どうでもいいけども、カスが姉にコナかけたと知ってキレてる市川はちょっと面白い。キモがるとかじゃなくてキレるんだ。なんだかんだおねえのことも大事に思ってる市川は本当にいい子。

 

・そして大変にマズイ状況。こんな流れるように不本意なままラブホに二人きりになることってあるんですね。別荘のゴムといい、性に慎重になってるのに性の方から2人に寄ってくるのはなにが悪いんですかね。山田に対しては気を遣ってるとは言え学校でしこってる前科のある市川と、確たる描写はないが確実に性欲が強いと全読者から確信を持たれてる山田のカップルなので、悪いとかじゃなくこれはもう必然なのかもしれない。

 

・ホテルだし、さすがにセッ……しないだろうがキスくらいならまあするか……という気持ちになりかけてるんだけど、なんか騙されてるような気がする。メンタリズム? 部屋に入ってからずっと山田の表情が可愛いが、なんかこれはわりと下衆いタイプの「かわいい」かもしれん。

 

・とりあえずここまで。単行本範囲まであと何話くらいだっけ? 巻の区切りで展開予想するのもメタ読みが強くて行儀がよろしくないというのは私の価値観だけど、合宿編もそろそろ区切りがつきそう。次回は部屋で市川苦悶の時。チラ見せ見るに脱衣場から浴室からスケスケなんでしょう。「性に慎重に~」とか言ってたのに、市川かわいそ(笑)。じゃあ、そんな感じで。

僕の心のヤバイやつ感想『僕は漂流した』

・イチャイチャイチャイチャイチャイチャと……。なーにが「僕は漂流した」だなにが。サブタイに偽りありだろこれはさすがに。漂流してたの2ページ程度であとはずーっとイチャイチャしてただけじゃねえか。こんなもんどう考えても「僕らはイチャイチャした」だろうがよ。なに? これまでもイチャイチャしてたし今後もイチャイチャしていくからそのサブタイは使えない? うーん、ほなしゃあないかぁ……。

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・「漂流」がなにかの比喩である可能性……わかんねえなぁ。順風満帆にしか見えねえもの。二人の関係。最後に雲行きが怪しくなったのだってホントただただ物理的な話だしなぁ。

 

・イチャイチャがメインだから冒頭に書くことがさほどないな……。市川の重さも山田の卑しさもカップルらしくなった二人も、わりと今までの感想の中で書いてきてるし。好きポイントは大量にあるんですけど、それはだいたい頭っから順に書いてくので。

 

・じゃあまあそういうことなので、史上最短で頭っからいきましょうか。個人の感想です。

 

・海、水着。市川は数日前に山田の水着を見たけど、山田は市川の上裸は前回見てないんだっけか。上着とか着てて。この反応の差はそういうことですかね。それにしたってなんで山田の方が中学生男子みたいな反応してんだという話はあります。クラッと来すぎ。市川のこと好きすぎ。……初めてではなかったよね? 市川の上裸を山田が見るの。思い出せるのは市川が風邪引いた時だけど、それ以降あったっけ? 

 

・しかし良い身体してますね……"両方"。山田のガタイは今更語るまでもないし、そもそも語ること自体がちょっとキモいので置いといて(相変わらず中坊のスタイルじゃねえよ)(市川がタトゥーシール見せようとしてるところの山田の胸、もう一回り大きく描こうとして修正した痕跡ない? 腕の線が消えてるのと、髪の乗っかり方が変なような……中坊の乳をこれ以上デカく?!)、市川の腹よな。な。中坊なんて代謝良いんだから確かに太りにくくはあるが、市川のように非運動部で身長低いとよほど小食じゃないとやっぱり肉はつきやすいはずで、だけどそんな様子は見受けられない。一方でガリというわけでもなく、これはクリスマス以来、運動は継続的に続けていると見てよさそう。発端の動機は「男子として見られてないのでは?」という不安だったが、そんな懸念はとうに無くなってるはず。なのに続けてるとなると、偉いねの一言だ。

 

・しかし顔面タトゥーシール(龍)ははしゃぎすぎ。この辺のキモめのムーブはいつまで経っても消えないが、それも肯定されるべき一部だという話を今回改めて市川はしてましたね。

 

・チラ見される山田。まあ、女性の方がかわいいに敏感かどうかはともかく、男女問わず、自分のパートナーと同性の誰かを、そのパートナーのいる前でチラ見だろうとわかるほど露骨に視線を向けないし、逆に自分と同性であればそういう遠慮はなくなるので、そっちのが大きいと思いますよ私は。そんでもう一つ言えば、同性にこそむしろ見られやすいという傾向は確かにあるのだろうが、市川のこの「山田はかわいいから女性に見られ、自分は山田と不釣り合いだから男性に見られまくるのでは」という推測は、市川自身の認識(と、コンプレックス)から生まれた、いわば邪推の類いじゃないかな。

 

・「女の子見た~」の擬音が『ギャオギャオ』なのがらしくて好き。かわいくはあるが、もうちょっとかわいらしくあれよ。楽しくはしゃぎやがって……。そしてカップルみたいなやりとりはずーーーーっとしてるという認識でいたので、市川の感動には「今更??」だ。確かにカップルのテンプレ染みたやりとりとなると少なかったかもしれないが、それは主に市川自身がそういうのをすかしまくった結果では? 山田はずっと「そういうの」したくてたまらんムーブをしてる印象。はよキスしたれよ。

 

・今不意に思い出したから書くけど、両方からの告白を描いたのマジで最高だったな。ホントに。アニヤバ、このペースだと告白まで行くんですよね。二期になってからこなれ感出てきた印象あるし、楽しみでしゃーない。

 

・「するよ。今度こそ」。こいつはさぁ~~~~。髪の隙間から覗くタトゥーシールがなんかかっこよく見えてきたな。変な日焼けになりそうなのに。

 

・「今度こそ」がいいよね。山田に「ごめん」を言わせないという想いがある以上、この言葉は山田に対する「隠すなよ」というあてこすりではなく、自分が気づけなかったことに対する悔恨と決意で、端から見てる分には山田の体調が悪いのを見抜けなかったのは決して市川の落ち度じゃない(山田自身が隠してたんだから無理だよ)と思うんだけど、市川自身はそう考えていないという証だ。たぶん、気づけなかったことより、気を遣って隠された、しんどいはずなのに過度な献身をさせてしまったという事実の方が市川的には大きいんだろう。山田にはそんなこと気にせずに、ただあるがまま元気でいてほしいのだ。

 

・だからこそ、そのあとの「言えないくせに」が輪をかけて最高。この話で一番好きなのここかもしれん。市川はずっと自分のことを良くも悪くも正直だと、いやだと思ったらいやだと言う人間だと山田に対して言い続けてきたが、それが大嘘だということを、市川はそれが出来ないくらい優しい人間であることを、山田はとうに知っている。そして、知っているからこそ、なかなかこの「言えないくせに」は出せないだろう。「あなたは私のことを気遣って、私の良くない部分を指摘せずに我慢してますね?」なんて。ましてこんな咎める風に。萌子との喧嘩が効いたのだろうか。甘やかしてもらってばかりではいけないと改めて気づいたから、市川がそれをしようとするのを指摘できる。

 

・思い出すのはやっぱり、市川に一時期図書室に来なかった理由を泣きながら聞いたときだ。あの時はぐらかした市川をまだ私は根に持ってるが、それはまあ置いといて、あれくらい感情が溢れ出した時じゃないと言えなかった言葉が、今はスラっと出せるというのは、関係が進んで市川が確かに自分のことを大切に想ってくれているという確信を得たことと、山田自身の成長があってこそだと思うから、ここがとても好きなのだ。

 

・「山田は山田のままでいい」と「市川の邪魔はしたくない」で互いの思惑がぶつかっているけど、どちらも相手を思いやってるがゆえってのが気持ちいいよね。

 

・「……山田のため」「ではなくて」。山田の表情の変遷がかわいいね。ななまがりのツカミを逆にしたみたい。中学生カップルを濃い目のおっさんお笑いコンビに例えるんじゃないよ。

 

・劣等感も苦い過去も全部自分だって肯定したい。この独白の内容自体は、冬休み明けだったり卒業式の送辞なりで気づいた内容で、(言い方アレだが)目新しさはないけど、山田にそれを告げるのは珍しいね。聞いてる山田の慈愛に満ちた顔よ。

 

・「そばにいる予定なんだ」。かーーーーーっ!!! せっかく市川がいいこと言ってんのによ、それも照れながら言うんじゃないよまったく。バカップルがよ。青空の下で二人の世界に入りやがって。だいたい山田もあんた市川に指摘されてないだけで結婚して子供できるとこまで前提の言動多いからな。

 

・離岸流に流され沖へ。サブタイ回収だが、いやこっっわ! ちゃんと命の危機だ。イチャイチャしてる場合じゃないぞおい。私もカナヅチではないが、足がつかないとこだと恐怖心がだいぶ強くなるので、 普通に恐ろしい。

 

・山田が落ちたのこれ、事故じゃなくて一緒に泳いで浜に戻るためですよね。溺れそうになったら二人で一緒に努力するって、すごく捻りのない表現だけど、こうして実際に見せられたら万歳するしかないですね。

 

・もし私がおぼれたら。これ以上ない誘い受け。あの、頭の回転早ないですか山田さん。ここまでの速度は常時「してもらうこと」を考えてないと出てきませんぜ親分。いやらしい! 山田の顔にかかる影に、市川の逡巡が読み取れますね。こっちもいやらしい。お似合いのカップルということでここはひとつ。

 

・「死ぬ」の時の山田の顔! 不満と嬉しさがないまぜになったこの表情!! 市川はいつも山田の新しい表情を引き出してくれるが、それはそれとしてキスはしろ。わかってるんだったらなおのことだ。

 

・2人の頭上に暗雲が立ち込めた(物理)ところで、ここまで。いくら二人の関係が揺らぎそうにないからって物理的に雲行きを怪しくすることあるかよ。合宿編は常に民宿でのお泊りと言うヤバすぎるネタに怯えてきたが、だんだんとお泊りへの道筋が整えられてきたなとは思う。まあ、市川からのキスをここでフってきた以上、お泊りしてもそれ以上はないと思うが、しかし相手は桜井のりお。そして山田。最後の最後まで油断はできません。そんな最低な展開予想をしたところで、じゃあ、そんな感じで。

 

 

 

 

PS.これはもうしょーーーがないし、いちいち書くのも野暮だわテンポ損ねるわでここまで書かなかったけど、市川のタトゥーと山田の髪留め、なんべん消えるねん。

僕の心のヤバイやつ感想『僕らは自由だ』

・え、江の島デート……! 何の変哲もない……! 初々しいカップルによる江の島デート……! だがそれがいい……!それでいい……!!

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・そうだよね、いくら勉強合宿だっつってもね、学生さんが観光地来たんだからそりゃ遊ばなきゃですよ。まして付き合いたてのカップル!! 当然受験生だし、ハメ外しすぎるのはもちろん良くないけど、毎日深夜まで勉強を頑張った子と、その邪魔をしないよう頑張った子。これくらいの楽しみはなきゃ嘘ですよ。

 

・なんかもう、とっくの前から市川は山田限定スパダリにはなってんだけど、そのうえでまだまだ成長を見せてくるのが恐ろしいよね。今回のデートの誘いや心がけしかり、前話の黙って抱きしめるムーブしかり、数話前の萌子の心を解きほぐす言動しかり。……萌子に発揮するのは危なくない? いや、危ないってのは私の心の中のカプ厨が勝手に言ってるだけだけど……。

 

・バヤシコバレはまたしても回避。なに? もう市川と山田の間で話し合いでもして決めてたのか? 小林にはできる限り黙っとこうって。まあ単純にタイミングがなかっただけだとは思う(にゃあに告げたのもある意味成り行きだったし)が、ここまで回避されてしまうと、なんかでかめのイベントにでもする気なのかと勘繰ってしまう。……あるのか? もう何年もまえに二次創作を書こうとして止めた、「ぐだぐたと交際を言えずにいたらある日付き合いの悪さ(変化)を指摘され、その会話がついこじれてしまって喧嘩にまで発展してしまう山田小林」概念が……? 妄言です。

 

・冒頭に妄言書くくらいならさっさと頭っから行きましょうかね。個人の感想です。

 

・朝。仲良し四人で仲良く就寝の図だが、ちょっとまてバヤシコ。お前普通にみんなとのベッドでぐーすか寝てんじゃねえか! だったらソファーはハナから市川に譲ってやったら良かったんとちゃうんか!! あいつ何日も外寝だぞ!! 過ぎたことだし市川は元気そうなので良しとしましょう。あと、ソファ寝による寝不足があったからぐっすり眠れてるという説はもちろんあります。

 

・山田、匂いにつられてリビングへ。この食い物を求める卑しい顔! 元気になった証拠ということで。前日の晩はご飯が余るくらい食欲がなかったんだから、これは間違いなく大丈夫。判別の仕方がだいたい桂木弥子だけど、まあ似たようなもんでしょう。ところで、一晩寝たら熱も治るの、若さですね。マジで。ハンモック寝を続けてたのに朝からご飯を支度してる市川もなんだかんだ体力すごいよ。これも若さ。

 

・キッチンに立つ市川。なんだ?新婚の一ページか? 山田の夢の一幕か? ありがたいことに現実です。ついでにデートのお誘いもかけてくるしオニオングラタンスープを作って待っててくれてます。なんだこの出来すぎた彼氏は??!!

 

・「きょう……」で山田は何を言いかけたんでしょうかね。山田の場合市川の名前を呼んだパターンも考えなきゃなのがややこしいんだけど、私は「きょうもお勉強(するよね)?」みたいなことをつい言いかけたってことじゃないかと思いますよ。単純に確認のつもりで。ただそれを言っちゃうと、自分の出来れば一緒にいたい(かまってほしい)って願いも伝わっちゃうし、市川はそれを叶えてくれようとしてしまうから、市川に言葉を促して自分のは誤魔化したと。で、そこに市川からのデートのお誘いで、この満面の笑みにつながると。かわいいね。ついでにOGS(オニオングラタンスープ)を見る山田の表情も今まで見たことない絵の感じでかわいい。顔が丸々してる。ダンジョン飯みたい。

 

・嘘寝萌子。なにを……なにをさせられてるんでしょうね。2人が2人きりでデートに行くための嘘寝って。私ならめちゃくちゃ楽しいのと何してるんだろうって虚無が半々くらいになる気がするけど。なんだよ寝坊してくれって。不自然どころの騒ぎじゃないが、どうやらバヤシコは騙されてくれてるみたいなのでヨシ。というか、バヤシコも知ってたらこんな変な提案しなくてもいいんじゃ……いや、市川の性格だと、いくら周知の事実でもあんまり大っぴらにはしたくなくてこういうことするか……?

 

・萌子がにゃあを肘でついてるとこ好き。市川の頼みは明らかに山田とイチャコラ(言い方カスだけど適切な語彙が私にない)するためのもので、それを承知の上で提案に乗るかどうかのアイコンタクトなんだけど、表情的に、萌子は「否」気味でにゃあの意見をうかがってるのに対し、にゃあはしぶしぶながらもしょうがないだろ的な「賛」っぽくて、なんかいつもの恋愛に対するスタンスとは逆の意見をそれぞれ持ってる感じがいい。いやわかんないけどね。

 

・山田の謝罪を遮る市川。ずいぶん無理やりな話題転換だ。そんで、鈍感なラブコメ主人公ではあったな。結構長い間な。濁川くん顕現させてるからっていくら鈍感になってもいいってもんじゃないからな。

 

・「フン」「フン」。イチャコラし腐ってからに……隣の部屋で最低一名会話を聞いてる女子がいるんだぞ!! ひとり身の女子が!!! 

 

・デート開始。「だって~~」が可愛げありすぎて最高。楽しみだからそりゃ仕度にも時間はかかるし、その「デートだから気合入れました!」を一ミリも隠す気のない「だって~~」だ。……ルンルンで山田がお洒落してる間も、萌子は寝たふりを続けていたのだろうか……。気になってしょうがない。萌子のことが。

 

・「山田に”ごめん”を言わせない」から速攻で「ごめん」を言う市川。情けなさもかわいげの範疇ですね。そんでサラッと手を繋ぎおる。手慣れてるな?お前ら。

 

・「……それはいいじゃん」。妙に意味深な反応だが、その辺市川もなれたもんだからこの「何言ってんだ?」顔だ。しかし間髪入れずに「初めてじゃないの嫌かなぁって」だ。しばくぞこの女。山田はその、自分の言葉がどう取られるかを想像しようね。萌子ともそれでつい最近喧嘩したんだから。のりお先生がこの手のネタが好きすぎるという説もある。乗り合わせた各位の気まずさよ。

 

・感動する景色を見たとき、市川はまず山田の顔を見ますね。こいつ、山田のことが好きすぎる。

 

・何回目だろうとその瞬間はその時しかないし違う私。急にいいこと言うじゃねえか。山田のくせに。そしてそれに対して「それを確かめるためにまたここに来ようか」ですよ。かーーっ!! 最近なんか市川、カッコいいこと言おうと心がけてません? もともと素直に言葉をだしたらかっこよくなっちゃう奴なだけ?

 

・豚野郎の受難。久しぶりに豚野郎を気の毒に思ったよ私。大量の知らないバンドマンとカス男が別荘に上がり込んでるの、ちゃんと警察呼べるやつだ。ぶっ倒れてるのはおねえだよねこれ。勉強教えに来た弟カップルが江の島デートに出かけてるとしってぶっ壊れたか。かわいそ……。

 

・下に水着は合宿初日だが、透けてるのは初期の図書室でのスク水透けを思い出しますね。デジャウはそこも念頭に置いてるのだろう。しかし見せ方が卑猥! 肌見せてないのにこの卑猥さ、来週が怖いよ私は。なんかチラ見せでは市川のほうが卑猥だったけどな。

 

・ここまで。登場人物からいよいよ忘れられさったゴム、いったいどこに行っちゃったんだよ。ツイヤバを踏襲した場合の民宿展開と合わせて、卑猥どころじゃない使われ方をしないかと恐ろしいのだけれど、いやまあ、卑猥もクソも、ゴムは適切な使い方をされるにこしたことはないんだけどさ……。じゃあ、そんな感じで。

僕の心のヤバイやつ感想『僕は大切なことを思い出した』

・山田はさぁ……もう……いい子が過ぎるというか……これきっと別に前回の萌子とのあれこれがあってもなくても自分から”こう”してたでしょ。

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・勉強の邪魔をしないようにしよう、頑張ってる2人に迷惑をかけないようにしよう。気持ちは分かるし偉いんだけど、だからって風邪を隠して独りお風呂場で寝るってのは努力が行き過ぎてる。そういうところが山田なんだろうけど。思慮は足りないが善意は有り余ってる。というか風呂場て! 浴槽で寝るって!! ファブルじゃないんだぞ。そんなもん普通の人は疲れ取れなくて風邪ももっと悪化するわ!! 下は固いし狭さでマトモに寝っ転がれないし。

 

・しかし前回のチラ見せがまさかの夢落ちだったとは。いったいなにを示唆してんだよこの淫夢。奇しくも翌日水曜日更新のジャンプラ漫画「エクソシストは堕とせない」でも主人公のショタが親しい異性に不意の性欲を抱いており、世は大ショタの性欲時代。市川がショタかという議論は置いとけ。私は見た目の話をしている。ダン飯のチルチャック(29)(人間年齢換算だと50くらい)も一部からそういう扱い受けるんだぞ。他の漫画の名前出しすぎ。

 

・「1番大切なこと」ってなんなんでしょうね。予想は出来るが見当はつかない。そんでなんならつけたくもない。詳しく言えば、それっぽいものは浮かぶけどそれは「それっぽい」ってだけのなんにも根拠のない予想で、当たったとしてもたまたまで、本編のそれは私の薄っぺらい「見当」とは言葉が似通ってるだけの別物なんだけど、人はバカなので、2つを同一視しちゃうのだ。その結果、自分の予想が薄いことを忘れるか、本編のそれを薄く感じてしまうか、どっちにしても不幸でしかない。

 

・なんのかんのと合宿最後の夜。トラブルにつきシリアスで迎える最終日だけど、なにするんでしょうね? きっと青春をするんでしょう。そういや、ゴム、どこいった? 喧嘩やら勉強やら風邪やらでわりともうどうでもよくなってしまってるけども。まあいいや。頭っから行きましょう。個人の感想です。

 

・なぜか寝てるベッド、なぜか二人きりの家、なぜか不意に始まる薄着でのマッサージという、こんな状況あり得ねえに決まってんだろと言われれば強く否定はできないけど、チラ見せの段階では「山田はこういうことする」でまったく疑われてなかったマッサージ展開。別に今でも思ってるしな。山田の部屋で二人きりとかだったら全然おっ始まってもおかしくないでしょ。

 

・「あと少しの我慢だ」っつってるし、ただただ女子だらけの禁欲空間で市川も瀬戸際に立ってるって描写っぽいな。これが次回以降の伏線だったら笑うけど、桜井のりおは「やる」。単にえっちな山田が書きたいって欲望だけに1ページ半を費やすわけが……別にそっちも「やる」作者だなそういや。ところで「あと少しの我慢だ」で写ってるのが萌子なの、萌子をも”そういう目”で見てるんだなと私の頭の中のカプ厨が前のめりになってくるが、よろしいか? 

 

・「へんしーん☆彡」じゃないよ。のりお先生ほんとももちゃん描くの楽しそうですね。昨晩はおねえとラブホに泊まったそうで。””休憩””じゃなくて旅先とかで普通に宿泊目的で泊まっても悪くないとか聞いたことはあるけど、試したことはない。そういや、ももちゃんさんとおねえしかいないってことは、あの金髪さんは帰ったってことですかね。じゃああいつほとんど酒飲んでただけじゃねえか。昨晩の深夜の部だけは本気出してたようだけど。

 

・萌子がももちゃんに懐いてしまっている……終わりだ……。こう、山田を除く合宿メンバーとおねえのバンドメンバーがそれぞれふんわり対応……というか、合宿メンバーの成長先(進化先?)のひとつにバンドメンバーがいるような気がしてて、市川は当然おねえ、バヤシコが常識人っぽいニット、にゃあが金髪、萌子がももちゃんって感じになるんだけど、懐いてしまったということは成長咲がそっちに寄ったということで、萌子の行く先がももちゃんかぁ……。素直にすっげえヤだな。

 

・素直にお礼を言う市川、えらい。成長に感動しきりだ。おねえもきっとそうでしょう。いや、おねえはもともと市川がこれくらい良い子だってのは分かってるか。

 

・自分が凡人だろうが関係ないと。そうやって努力に向き合える人は偉いね。私からすればその辺の割り切りをする前から1日何時間も勉強したりクラスでトップ近い成績を維持できるってのがすでに仰ぎ見るほどの才覚だと思うけど、その辺は個々人の感覚次第だし、どうでもいい。努力か才能かなんて、ほんとは心底どうでもいい話だ。

 

・頑張ってる市川に後方彼女面山田。後方彼女面、彼氏面は何回やってもええですからね。ところで、帰ってきたときのにゃあがデフォルメながらちょっと険しい表情してるのは、山田の病状と言う隠し事を抱えてるからなんだろうけど、バヤシコは”無”ですね。すごいなこの子。いや、心なしか山田に視線を向けてるか……? 彼女面してるコマでも山田を見てる気がするし、じゃあ気遣ってるってことかこれは。

 

・炊飯器に残ったご飯。これは……よく考えたら異常事態……。山田がいるのに、山田がいるのを前提に米を炊いてるのに、余っている……? おにぎり2個分も……? 思いついてる場合じゃないぞ市川! 能動的にイチャイチャを作り出そうとするその姿勢は高評価だが! 

 

・0時手前までお勉強。すっげ。素直にすっげ。そして夜食のおにぎり。余った米をおもむろにおにぎりにしだす市川を見て萌子はなにを思ったのか。何かを思ったという前提をやめろカプ厨が!!

 

・お風呂場で寝てる山田。これはまあギョッとしますね。冒頭でも書いたけどもっと体調崩すぞ。逆ににゃあとバヤシコはよくこれを許容したなってレベル。伝染るのを気にするのならバヤシコと交代すればいいだろうと思うけど、それしたら萌子や市川になにごとかと思われる→邪魔しちゃうってことで、山田が自分からそうするって言ってきかなかったんですかね。だからって流石に病人が浴槽で寝るのは(略)。にゃあやバヤシコのこういうところが萌子の言う「山田に甘すぎる」ってやつなのかもしれない。まあ、にゃあは途中で萌子に白状しているので、流石に良くないとは思ってたんだろうけど、だからってどうしていいかもわかんないから言い出せなかった感じだろうか。中学生らしいですね。

 

・場合じゃないんだけど、市川が熱計ってるとこの山田、とんでもなく美人さんだな。ここと、同じページの下の萌子と市川の表情がそれぞれ気合入ってて大変良い。特に市川の表情。熱があるって気づいてすぐに、山田がお風呂で寝てる理由が、山田が”こんなこと”をしてる原因が自分に由来するものだと気づいて、そこまでしなくてもって気持ちと、そこまでする山田の気持ちがわかってしまう自分とがごちゃ混ぜになってる表情。

 

・この期に及んで虚勢を張る山田を黙って抱きしめる市川。Foooooo!!! イケメンが過ぎるぞ市川!!!! 感謝の気持ちと、そのうえで、山田が無理をするくらいなら感染したほうがマシだって想いを行動ひとつで伝えるナイスプレイ。この肩に顔をうずめるハグ、市川が風邪ひいた回を思い出しますね。

 

・病人はベッドへ! 山田の容体は全然まったく大丈夫じゃなさそうで、まともなところで寝てくれてホントに良かった。バヤシコと萌子のやり取りもいい味がしますね。萌子も、山田たちが”そう”していた理由がわかってるのだ。

 

・市川の頼み事。次回チラ見せを見るに、たぶん「明日は2人にしてくれ(2人の時間をくれ)」的なことなんだろうけど、となるとバヤシコにも流石に交際のことを伝えるのだろうか。流石に疑問に思うだろうし。……思うよね?

 

・そろそろ合宿編もクライマックスでしょうか。市川の頼み事、溜まってる性欲、ゴムの行方とその犯人と、なんか残ってる伏線の大半がアレなやつだけど、どんな結末を迎えるんでしょうか。みんなが笑えてればそれでいいんだけども。じゃあ、そんな感じで。