・ただただ……エッチなことを……している回だ……な……?
・いやいやそんなはずはないでしょう。なにかしら他にも目を付けるべき点があるはず。もう一回読んでみたらまた感想も変わるでしょ……いや……エッチなことを……している回だな……。
・冗談はさておき。いやあんまり冗談のつもりもないけど、まあさておき。市川の男気とかおねえの交友(バンド、友達)の妙なキャラの濃さとかこのカップルは「報告」がいちいち大ごとになりがちだなだとか、いろいろ感想はあるんだけど、この冒頭に書くほどのことはさほどないなってのが冗談抜きの感想です。まあ繋ぎ回ではままあることだ。ということなので、早速頭っから行きましょう。個人の感想です。
・ライブスタート。わくわくですね。前回の市川がえらく入場手続きに手慣れてたので、こいつ実は慣れとんちゃうか説もあったけど、完全に初めてらしい。おねえなら自分のバンドのハウスデビューの時とかに市川を誘ってそうな気もするが、中一~中二初期の難しい時期と重なってたからやめといたみたいな裏話もありそうだ。いや、中一をソロでライブハウスに呼ぶのはさすがにアカンみたいな常識的な判断か……?
・市川がしれっと山田の後ろに回ったのはなんなんでしょうかね。人が多くなってきて、最前列を2人で占拠するのは良くないなって思った感じでしょうか。いいこちゃんがよ。山田の後ろだと山田しか見えないでしょあなた。あ、それはずっとか。
・バックハグもどき。これはいいイチャイチャ。山田もちゃんとちょっと意識してるこの不健全感が大変良いですね。もっとガッと行けガッと。下から逃げられないように足も差し込んどけ……とはやし立てたくなる、ちょうどいい感じのイチャイチャ。
・演奏開始。いかにもファン食い散らかしてそうな、間違えた、今どき感のある見た目したバンドだ。偏見だけで物しゃべってる自覚はあります。書き文字の歌詞はガン無視でええですかね。とにかく風が吹き抜けてることだけはよくわかる。
・耳元で囁き声で「おっきいね」は良くない。これは私の性癖的に大変に良ろしくないですよ。髪でさわさわだの身体押しつけたりだの今回いろいろやっちゃってるけど、耳元で囁くのだけは、もう、深い親愛のある異性間で行われる限り、私の中でそれは「行為」と大差ないです。なんかずーっと偏見で書いてるし、いろいろひどいな今日の感想。
・ちょっと飛ばして(しょうがねえだろただただスケベなことが行われてるだけなんだからさ)(それ自体は大変に嬉しいけど感想として書くことはないんだよ)(嬉しい……?)、様子のおかしい山田に気づく市川。ここの身体押しつけるとこ、山田には全然別の思惑(卑しい方面のが)あったりするんかなとか一瞬思ったけど、市川が正しく山田の感情を察せているって方がアドなので、素直に背後にごつい男が来てビビってるってことでいいと思います。身体接触はさすがにね。山田にとってここの怖さ(?)が新鮮にあったから、あとで市川に「許可無く~」と言われたとき、その考えを持つ市川は自分に接触されたとき、さっきの自分と同じ気持ちを味わってたのかって反省が芽生えたのかも。
・小回りが利くんだ。山田を守る文脈で自分のガタイの小ささを肯定的に語る市川、満点過ぎて涙が出てくる。
・ケツアタック。のりお先生はほんとうにさぁ……。結構な勢いでつっこんでて、よく山田は悲鳴上げなかったよ。今更ながら、一応これが初デートのはずなんだけど、こいつらはずっとなにをしてるんでしょうね。「僕の僕が~」じゃないよ。というかこれ当たってんだよね市川の市川が。あんなに隙間狭かったんだからそりゃ当たってるわな。それを踏まえて、おい山田なんだその顔は。単に恥ずかしがってるようには見えんぞ山田。いずこかに意識を集中させてなにかを確認してるように見えなくもないぞ山田。感触で修学旅行の夜を思い出したか山田。というかそれもっと前に詰めれるよな山田。山田!!!
・ブルーコールドメンことおじさん達登場。名前ダッs……シンプルで良いんではないでしょうか。いやそれでも「メン」はいらない……なくてもダサいけど…。そんでえらくキャラ濃いなおい。40近くのおっさんばっかだし、左端なんかメイクしとるじゃない。これと友達なのおねえ? そりゃ同年代の男も近寄れんよ。なんか怖いもん。
・いやそりゃ演奏技巧は高いだろうけどさ(だっておじさんだぜ)、客がまばらになるのもしょうがないよ。さっきまでのバンドとあまりにも方向性が違いすぎる。風が吹き抜けてたとこにオール英語歌詞のおっさんが来るんでしょ? ここの英語の歌詞、なんか「wind」とか「Blaw」とかあったからワンチャンただ単に英語で風を吹き抜けさせてんのかと思ったけど、読み取るのめんどくさすぎてやめた。
・市川に迫る魔の手……→おねえでした。なんで戸惑いとか無くまっすぐ痴漢だって理解しちゃうんだよ市川は。経験あんのかってレベルなんですが。おねえが歓声を投げてるたっちゃんってのは結んでない方のロン毛なんでしょう。……このバンドをナイスとする感性で、なんだってあのカスみたいな歌詞が出てくるんだろう、おねえ。
・市川の後ろにいるツインテはたぶん大学の友人だろうけど、大学生でこの格好ってのもそれはそれでキャラが濃い。イブの日はもうちょっと普通の友達とつるんでなかったっけ。
・「付き合ってたって勝手に触っていいわけない」。倫理観が高い! 死ぬほど触りてぇし、山田に触られたときは役得感じてたくせに。真面目くんめ。山田が反省しちゃったじゃないか。付き合ってたってダメなのに、付き合う前から市川の身体の大体のとこ触っちゃってんだからなその女。それも無許可で。市川は覚えてないけど、その女に半裸見られてますからねあなた。
・迫真の「山田はいいんだ」。あとはじゃあ山田は「市川もいいの」ってすればなにもかも解決だし、そうなってないのがなんなら不思議。前も書いたけど、やっぱ付き合い始めてからちょっと控えめな気がするんですよね。今回は単に反省モードに入ってるからってだけかもしんないけど。
・「京ちゃんが知らないギャルと密着してるかと」それは本当に止めろ。山田と来てっつってチケット渡してんだから止めなくても動揺はしろ。逆に、止めも動揺もしてないってことは気づいてたんかなとは思うけども、気づくには山田の変化が大きすぎて難易度高い気もする。
・おねえに伝えるなら今日。帰ってからでもよくないですか。冒頭でもチラッと書いたけど、どうも市川は報告を「ちゃんと」しようとしたがるね。おねえは山田とも付き合いあるし、2人揃ってるこのタイミングでってことなんだろうけど、結果知らないおじさんが同席することになってますよ。謎すぎるでしょ。場所はゴリゴリの居酒屋だし。付き合ってるだなんだより、未成年モデルが居酒屋にいること見られる方がよっぽど今後に悪影響及ぼす可能性高くない? いやまあそんな心が死ぬような展開はないと思うけどさ。
・前回の反動か、今回は短くなっちった。そんなもんです、感想なんだから。次回は居酒屋に場面を移して、だけど、濃いおっさん達出番有るんかな。先生ああいうキャラ書くの好きそうだし、全然ありそうだな。いったいどんな漫画やねんって感じだよ。じゃあ、そんな感じで。