せんくつにっき

思うこと、感想、とかとか

僕の心のヤバイやつ感想『僕らは自由だ』

・え、江の島デート……! 何の変哲もない……! 初々しいカップルによる江の島デート……! だがそれがいい……!それでいい……!!

mangacross.jp

・そうだよね、いくら勉強合宿だっつってもね、学生さんが観光地来たんだからそりゃ遊ばなきゃですよ。まして付き合いたてのカップル!! 当然受験生だし、ハメ外しすぎるのはもちろん良くないけど、毎日深夜まで勉強を頑張った子と、その邪魔をしないよう頑張った子。これくらいの楽しみはなきゃ嘘ですよ。

 

・なんかもう、とっくの前から市川は山田限定スパダリにはなってんだけど、そのうえでまだまだ成長を見せてくるのが恐ろしいよね。今回のデートの誘いや心がけしかり、前話の黙って抱きしめるムーブしかり、数話前の萌子の心を解きほぐす言動しかり。……萌子に発揮するのは危なくない? いや、危ないってのは私の心の中のカプ厨が勝手に言ってるだけだけど……。

 

・バヤシコバレはまたしても回避。なに? もう市川と山田の間で話し合いでもして決めてたのか? 小林にはできる限り黙っとこうって。まあ単純にタイミングがなかっただけだとは思う(にゃあに告げたのもある意味成り行きだったし)が、ここまで回避されてしまうと、なんかでかめのイベントにでもする気なのかと勘繰ってしまう。……あるのか? もう何年もまえに二次創作を書こうとして止めた、「ぐだぐたと交際を言えずにいたらある日付き合いの悪さ(変化)を指摘され、その会話がついこじれてしまって喧嘩にまで発展してしまう山田小林」概念が……? 妄言です。

 

・冒頭に妄言書くくらいならさっさと頭っから行きましょうかね。個人の感想です。

 

・朝。仲良し四人で仲良く就寝の図だが、ちょっとまてバヤシコ。お前普通にみんなとのベッドでぐーすか寝てんじゃねえか! だったらソファーはハナから市川に譲ってやったら良かったんとちゃうんか!! あいつ何日も外寝だぞ!! 過ぎたことだし市川は元気そうなので良しとしましょう。あと、ソファ寝による寝不足があったからぐっすり眠れてるという説はもちろんあります。

 

・山田、匂いにつられてリビングへ。この食い物を求める卑しい顔! 元気になった証拠ということで。前日の晩はご飯が余るくらい食欲がなかったんだから、これは間違いなく大丈夫。判別の仕方がだいたい桂木弥子だけど、まあ似たようなもんでしょう。ところで、一晩寝たら熱も治るの、若さですね。マジで。ハンモック寝を続けてたのに朝からご飯を支度してる市川もなんだかんだ体力すごいよ。これも若さ。

 

・キッチンに立つ市川。なんだ?新婚の一ページか? 山田の夢の一幕か? ありがたいことに現実です。ついでにデートのお誘いもかけてくるしオニオングラタンスープを作って待っててくれてます。なんだこの出来すぎた彼氏は??!!

 

・「きょう……」で山田は何を言いかけたんでしょうかね。山田の場合市川の名前を呼んだパターンも考えなきゃなのがややこしいんだけど、私は「きょうもお勉強(するよね)?」みたいなことをつい言いかけたってことじゃないかと思いますよ。単純に確認のつもりで。ただそれを言っちゃうと、自分の出来れば一緒にいたい(かまってほしい)って願いも伝わっちゃうし、市川はそれを叶えてくれようとしてしまうから、市川に言葉を促して自分のは誤魔化したと。で、そこに市川からのデートのお誘いで、この満面の笑みにつながると。かわいいね。ついでにOGS(オニオングラタンスープ)を見る山田の表情も今まで見たことない絵の感じでかわいい。顔が丸々してる。ダンジョン飯みたい。

 

・嘘寝萌子。なにを……なにをさせられてるんでしょうね。2人が2人きりでデートに行くための嘘寝って。私ならめちゃくちゃ楽しいのと何してるんだろうって虚無が半々くらいになる気がするけど。なんだよ寝坊してくれって。不自然どころの騒ぎじゃないが、どうやらバヤシコは騙されてくれてるみたいなのでヨシ。というか、バヤシコも知ってたらこんな変な提案しなくてもいいんじゃ……いや、市川の性格だと、いくら周知の事実でもあんまり大っぴらにはしたくなくてこういうことするか……?

 

・萌子がにゃあを肘でついてるとこ好き。市川の頼みは明らかに山田とイチャコラ(言い方カスだけど適切な語彙が私にない)するためのもので、それを承知の上で提案に乗るかどうかのアイコンタクトなんだけど、表情的に、萌子は「否」気味でにゃあの意見をうかがってるのに対し、にゃあはしぶしぶながらもしょうがないだろ的な「賛」っぽくて、なんかいつもの恋愛に対するスタンスとは逆の意見をそれぞれ持ってる感じがいい。いやわかんないけどね。

 

・山田の謝罪を遮る市川。ずいぶん無理やりな話題転換だ。そんで、鈍感なラブコメ主人公ではあったな。結構長い間な。濁川くん顕現させてるからっていくら鈍感になってもいいってもんじゃないからな。

 

・「フン」「フン」。イチャコラし腐ってからに……隣の部屋で最低一名会話を聞いてる女子がいるんだぞ!! ひとり身の女子が!!! 

 

・デート開始。「だって~~」が可愛げありすぎて最高。楽しみだからそりゃ仕度にも時間はかかるし、その「デートだから気合入れました!」を一ミリも隠す気のない「だって~~」だ。……ルンルンで山田がお洒落してる間も、萌子は寝たふりを続けていたのだろうか……。気になってしょうがない。萌子のことが。

 

・「山田に”ごめん”を言わせない」から速攻で「ごめん」を言う市川。情けなさもかわいげの範疇ですね。そんでサラッと手を繋ぎおる。手慣れてるな?お前ら。

 

・「……それはいいじゃん」。妙に意味深な反応だが、その辺市川もなれたもんだからこの「何言ってんだ?」顔だ。しかし間髪入れずに「初めてじゃないの嫌かなぁって」だ。しばくぞこの女。山田はその、自分の言葉がどう取られるかを想像しようね。萌子ともそれでつい最近喧嘩したんだから。のりお先生がこの手のネタが好きすぎるという説もある。乗り合わせた各位の気まずさよ。

 

・感動する景色を見たとき、市川はまず山田の顔を見ますね。こいつ、山田のことが好きすぎる。

 

・何回目だろうとその瞬間はその時しかないし違う私。急にいいこと言うじゃねえか。山田のくせに。そしてそれに対して「それを確かめるためにまたここに来ようか」ですよ。かーーっ!! 最近なんか市川、カッコいいこと言おうと心がけてません? もともと素直に言葉をだしたらかっこよくなっちゃう奴なだけ?

 

・豚野郎の受難。久しぶりに豚野郎を気の毒に思ったよ私。大量の知らないバンドマンとカス男が別荘に上がり込んでるの、ちゃんと警察呼べるやつだ。ぶっ倒れてるのはおねえだよねこれ。勉強教えに来た弟カップルが江の島デートに出かけてるとしってぶっ壊れたか。かわいそ……。

 

・下に水着は合宿初日だが、透けてるのは初期の図書室でのスク水透けを思い出しますね。デジャウはそこも念頭に置いてるのだろう。しかし見せ方が卑猥! 肌見せてないのにこの卑猥さ、来週が怖いよ私は。なんかチラ見せでは市川のほうが卑猥だったけどな。

 

・ここまで。登場人物からいよいよ忘れられさったゴム、いったいどこに行っちゃったんだよ。ツイヤバを踏襲した場合の民宿展開と合わせて、卑猥どころじゃない使われ方をしないかと恐ろしいのだけれど、いやまあ、卑猥もクソも、ゴムは適切な使い方をされるにこしたことはないんだけどさ……。じゃあ、そんな感じで。