せんくつにっき

思うこと、感想、とかとか

僕の心のヤバイやつ感想『僕は大切なことを思い出した』

・山田はさぁ……もう……いい子が過ぎるというか……これきっと別に前回の萌子とのあれこれがあってもなくても自分から”こう”してたでしょ。

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・勉強の邪魔をしないようにしよう、頑張ってる2人に迷惑をかけないようにしよう。気持ちは分かるし偉いんだけど、だからって風邪を隠して独りお風呂場で寝るってのは努力が行き過ぎてる。そういうところが山田なんだろうけど。思慮は足りないが善意は有り余ってる。というか風呂場て! 浴槽で寝るって!! ファブルじゃないんだぞ。そんなもん普通の人は疲れ取れなくて風邪ももっと悪化するわ!! 下は固いし狭さでマトモに寝っ転がれないし。

 

・しかし前回のチラ見せがまさかの夢落ちだったとは。いったいなにを示唆してんだよこの淫夢。奇しくも翌日水曜日更新のジャンプラ漫画「エクソシストは堕とせない」でも主人公のショタが親しい異性に不意の性欲を抱いており、世は大ショタの性欲時代。市川がショタかという議論は置いとけ。私は見た目の話をしている。ダン飯のチルチャック(29)(人間年齢換算だと50くらい)も一部からそういう扱い受けるんだぞ。他の漫画の名前出しすぎ。

 

・「1番大切なこと」ってなんなんでしょうね。予想は出来るが見当はつかない。そんでなんならつけたくもない。詳しく言えば、それっぽいものは浮かぶけどそれは「それっぽい」ってだけのなんにも根拠のない予想で、当たったとしてもたまたまで、本編のそれは私の薄っぺらい「見当」とは言葉が似通ってるだけの別物なんだけど、人はバカなので、2つを同一視しちゃうのだ。その結果、自分の予想が薄いことを忘れるか、本編のそれを薄く感じてしまうか、どっちにしても不幸でしかない。

 

・なんのかんのと合宿最後の夜。トラブルにつきシリアスで迎える最終日だけど、なにするんでしょうね? きっと青春をするんでしょう。そういや、ゴム、どこいった? 喧嘩やら勉強やら風邪やらでわりともうどうでもよくなってしまってるけども。まあいいや。頭っから行きましょう。個人の感想です。

 

・なぜか寝てるベッド、なぜか二人きりの家、なぜか不意に始まる薄着でのマッサージという、こんな状況あり得ねえに決まってんだろと言われれば強く否定はできないけど、チラ見せの段階では「山田はこういうことする」でまったく疑われてなかったマッサージ展開。別に今でも思ってるしな。山田の部屋で二人きりとかだったら全然おっ始まってもおかしくないでしょ。

 

・「あと少しの我慢だ」っつってるし、ただただ女子だらけの禁欲空間で市川も瀬戸際に立ってるって描写っぽいな。これが次回以降の伏線だったら笑うけど、桜井のりおは「やる」。単にえっちな山田が書きたいって欲望だけに1ページ半を費やすわけが……別にそっちも「やる」作者だなそういや。ところで「あと少しの我慢だ」で写ってるのが萌子なの、萌子をも”そういう目”で見てるんだなと私の頭の中のカプ厨が前のめりになってくるが、よろしいか? 

 

・「へんしーん☆彡」じゃないよ。のりお先生ほんとももちゃん描くの楽しそうですね。昨晩はおねえとラブホに泊まったそうで。””休憩””じゃなくて旅先とかで普通に宿泊目的で泊まっても悪くないとか聞いたことはあるけど、試したことはない。そういや、ももちゃんさんとおねえしかいないってことは、あの金髪さんは帰ったってことですかね。じゃああいつほとんど酒飲んでただけじゃねえか。昨晩の深夜の部だけは本気出してたようだけど。

 

・萌子がももちゃんに懐いてしまっている……終わりだ……。こう、山田を除く合宿メンバーとおねえのバンドメンバーがそれぞれふんわり対応……というか、合宿メンバーの成長先(進化先?)のひとつにバンドメンバーがいるような気がしてて、市川は当然おねえ、バヤシコが常識人っぽいニット、にゃあが金髪、萌子がももちゃんって感じになるんだけど、懐いてしまったということは成長咲がそっちに寄ったということで、萌子の行く先がももちゃんかぁ……。素直にすっげえヤだな。

 

・素直にお礼を言う市川、えらい。成長に感動しきりだ。おねえもきっとそうでしょう。いや、おねえはもともと市川がこれくらい良い子だってのは分かってるか。

 

・自分が凡人だろうが関係ないと。そうやって努力に向き合える人は偉いね。私からすればその辺の割り切りをする前から1日何時間も勉強したりクラスでトップ近い成績を維持できるってのがすでに仰ぎ見るほどの才覚だと思うけど、その辺は個々人の感覚次第だし、どうでもいい。努力か才能かなんて、ほんとは心底どうでもいい話だ。

 

・頑張ってる市川に後方彼女面山田。後方彼女面、彼氏面は何回やってもええですからね。ところで、帰ってきたときのにゃあがデフォルメながらちょっと険しい表情してるのは、山田の病状と言う隠し事を抱えてるからなんだろうけど、バヤシコは”無”ですね。すごいなこの子。いや、心なしか山田に視線を向けてるか……? 彼女面してるコマでも山田を見てる気がするし、じゃあ気遣ってるってことかこれは。

 

・炊飯器に残ったご飯。これは……よく考えたら異常事態……。山田がいるのに、山田がいるのを前提に米を炊いてるのに、余っている……? おにぎり2個分も……? 思いついてる場合じゃないぞ市川! 能動的にイチャイチャを作り出そうとするその姿勢は高評価だが! 

 

・0時手前までお勉強。すっげ。素直にすっげ。そして夜食のおにぎり。余った米をおもむろにおにぎりにしだす市川を見て萌子はなにを思ったのか。何かを思ったという前提をやめろカプ厨が!!

 

・お風呂場で寝てる山田。これはまあギョッとしますね。冒頭でも書いたけどもっと体調崩すぞ。逆ににゃあとバヤシコはよくこれを許容したなってレベル。伝染るのを気にするのならバヤシコと交代すればいいだろうと思うけど、それしたら萌子や市川になにごとかと思われる→邪魔しちゃうってことで、山田が自分からそうするって言ってきかなかったんですかね。だからって流石に病人が浴槽で寝るのは(略)。にゃあやバヤシコのこういうところが萌子の言う「山田に甘すぎる」ってやつなのかもしれない。まあ、にゃあは途中で萌子に白状しているので、流石に良くないとは思ってたんだろうけど、だからってどうしていいかもわかんないから言い出せなかった感じだろうか。中学生らしいですね。

 

・場合じゃないんだけど、市川が熱計ってるとこの山田、とんでもなく美人さんだな。ここと、同じページの下の萌子と市川の表情がそれぞれ気合入ってて大変良い。特に市川の表情。熱があるって気づいてすぐに、山田がお風呂で寝てる理由が、山田が”こんなこと”をしてる原因が自分に由来するものだと気づいて、そこまでしなくてもって気持ちと、そこまでする山田の気持ちがわかってしまう自分とがごちゃ混ぜになってる表情。

 

・この期に及んで虚勢を張る山田を黙って抱きしめる市川。Foooooo!!! イケメンが過ぎるぞ市川!!!! 感謝の気持ちと、そのうえで、山田が無理をするくらいなら感染したほうがマシだって想いを行動ひとつで伝えるナイスプレイ。この肩に顔をうずめるハグ、市川が風邪ひいた回を思い出しますね。

 

・病人はベッドへ! 山田の容体は全然まったく大丈夫じゃなさそうで、まともなところで寝てくれてホントに良かった。バヤシコと萌子のやり取りもいい味がしますね。萌子も、山田たちが”そう”していた理由がわかってるのだ。

 

・市川の頼み事。次回チラ見せを見るに、たぶん「明日は2人にしてくれ(2人の時間をくれ)」的なことなんだろうけど、となるとバヤシコにも流石に交際のことを伝えるのだろうか。流石に疑問に思うだろうし。……思うよね?

 

・そろそろ合宿編もクライマックスでしょうか。市川の頼み事、溜まってる性欲、ゴムの行方とその犯人と、なんか残ってる伏線の大半がアレなやつだけど、どんな結末を迎えるんでしょうか。みんなが笑えてればそれでいいんだけども。じゃあ、そんな感じで。