せんくつにっき

思うこと、感想、とかとか

僕の心のヤバイやつ『僕らは反省した』

・エピローグ的な回なので、全体的におとなしめ。まぁお泊まり決定だのノーパンだののインパクトに勝てることは早々ないですが……。

mangacross.jp

・馬鹿話しながらお花見とか、もう普通に友達じゃんね→足立(一味)と市川。それはまあ微笑ましザウルスとしてニコニコするだけなんだけど、萌子がいち早く市川だけを見つけた&声をかけたの、これは俗に言う「キテる」というやつでは……うぅ、違う、私は山市原理主義者……オタクに優しかったり厳しかったりする「対等に見てくれるギャル」になんか転ばない……。

 

・これでお泊まり編は終了……たぶん。山田ママからの「メっ」も入り、尾を引くことはおそらくない、のでしょう。今回の件を山田パパがどこまで知ってるかわかんないけど、内緒ってことはないでしょうし、こうなると次市川に会ったときが楽しみだ。ところで、山田の親は「パパ、ママ」って感じだが、市川の親は「父、母」って感じするのは私だけかね。単に山田と市川がそれぞれ自分の親のことをそう呼んでるからってだけな気がするな。

 

・あと関係してくるとすれば、ツイヤバのお泊まりの件だ。海に行って、バス逃して、やむなしで旅館に泊まるあれ。Twitterのおまけ漫画と言えど、現状バレンタインと同じくらい話が積み上がっており、本編に逆輸入(逆輸入?)する可能性は高いと勝手に思ってるんだけど、今回のラストで山田ママから「お泊まりはダメ!」って釘を刺されちゃっており、それをガン無視するとも思えないんですよね。つって、あれが正史になるってこと自体が私の妄想なんですが。

 

・「関係を変える(好意を伝える)方向に心が傾くものの、僕らのペースでいいかと思い直す」の、おい何回やるつもりだ。ガッといかんかいガッと。……100話に合わせたりするんかなぁ。現在はKarte.95なので、あと5話。ちなみにマンガクロスのURL上では今回が100回目。番外編やらによる差異ですね。

 

・そんじゃまぁ、頭っから行きましょう。個人の感想です。

 

・朝。お泊まり展開と言えばお風呂だの夜更かしトークだのが目立つけども、この洗面台前のやりとりもまた乙なものですね。擬似的に家族の距離感になれる……いや、それにしては近いか……? 二人が並んでるコマ、ほとんど密着してるようにしか見えませんが……。ねぐせを無言でピコピコするんじゃない。彼女か。市川も市川でよく落ち着いて「やめろ」とか言えたもんだな。なんぼなんでも赤面くらいはしてただろ。この程度のスキンシップはもう取るに足らねぇってことかおい!!!!! 失礼、取り乱しました。なんで付き合ってないのかわかんない距離感を冒頭から膝に食らってしまったので。

 

・コンタクト。マンガでコンタクトを着けるシーンと見るとギャグ漫画日和を思い出す呪いにかかってるので、ちょっと笑いそうになっちゃった。山田の乙女が炸裂してるシーンなのに。

 

・呼び方問題。「きょう」は普段使いには親密過ぎてまだ照れてしまうと気づいて、だけど今まで通り「市川」のままにするのもイヤだから、折衷案としての「京太郎」。折衷案っつっても「自分だけ」の呼び方にしてるのがさすがの欲張り具合だ。これを夜考えてたってのが乙女爆発って感じで最高ですね。わざわざ「夜考えてた」って言っちゃうのもいい。たぶんテンパってる。やたら思い切ったことするかと思えば、こういう少女漫画チックなことでも同じくらいのカロリー使ってそうなのがザ・山田って感じがして大変に良き。

 

・「京太郎にする……?」て。「する……?」て。これはあれですね、さも呼び方を変えるまでは合意が取れてる大前提みたいな言い方してるけど、全然そんなことないのは山田もわかってて、だけどそういう言い方じゃないと押し切れる気がしなかったからでしょう。汗もかいちゃってまぁ。クソカワ。

 

・まさか「きょう」がお蔵入りってことはないだろうし、「市川」「京太郎」「きょう」を場面に応じて使い分けていくスタイルだろうか。「市川」はみんなの前で、「京太郎」は二人のときで、「きょう」はとっておき……とっておきってなんやねん。いつやねん。私は心が汚れているので、こう、そういうシチュエーションしか思いつきませんでした。良くないね。うーん、マジのふたりっきりの時とかかな。夜の公園とか、どちらかの部屋とか。おいやっぱりいかがわしいぞ。

 

・市川はまだ「山田」で貫くつもりなんかね。勃起してる場合じゃないぞ。というかなんでここ勃ててんだ。自前のいかがわしい妄想で「京太郎」って呼ばせてるのがフラッシュバックしたとかか。そんなことよりはよぉ下の名前で呼ばんかい。

 

・足立登場。のっけから芸能関係のゲス話するの、キャラが欠片もブレてなくて最高。お前はそのままでいい。「ゆーりん」さんは秋田書店への職場見学のときに話の出た子かな。「お泊まり愛」て。週刊誌のセンスだなぁ。夜通し二人でリングフィットはもはやギャグだろ。笑うわ。

 

山田一味(山田抜き)も登場。傍目からは山田とその取り巻きに見えるらしい(金生谷談)けど、山田ありきのつながりじゃないから山田抜きでもこうして遊ぶのです。どうでもいいけど、なんかバヤシコいっつもオーバーオール着てないっすか。似合ってるからいいけども。女子組はみんなおしゃれさんでいいですね。三者三様でなかなか甲乙付けがたい。

 

・「付き合ってれば」なにしてもいい。「付き合ってれば」な。聞いてるか市川。わかってんのか山田。なんか前々回の感想で私も「付き合ってないから逆に(泊まっても)いいのかな」みたいなこと書いてるけど、そんなこっちゃないんだからな。いやまぁ、付き合ってようがいまいが中学生だとまだ早いとは思ってますが。

 

・萌子、知ってか知らずか的確に刺しますね。まぁさすがにお泊まりの件を知ってるってことはないと思うし、市川のリアクションにもさして反応してないから気づいたってこともないと思うが。気づいたらもうちょっと、それこそ「ドン引き」するでしょうし。大人びてはいるけど、そこまで達観してるキャラでもない。「ヤッた?」のときも深刻な顔してたし。「イッチくん!」はどっちかってぇと釘を刺しただけなんじゃないですかね。

 

・「付き合ってもない男子の家に泊まった」という客観的事実……! んまぁ、この「事実」もこれはこれで言い訳を廃しすぎてる気がする(おねえの存在ガン無視とか)けど、とはいえ山田杏奈が市川京太郎目当てで市川家に泊まったのは名実ともに真実ですしね。反省してね。

 

・「でも山田は山田だし」。天使かと思ったらバヤシコだった。「でも」が良いですね。脳天気ゆえの言葉じゃないってのがよくわかる。他のみんなが感じてる寂しさの理由はわかったうえで、一足先に「山田は山田」にたどり着いた、あるいは立ち戻ったからこその「でも」だ。なんか長年の幼なじみみたいな立ち位置だけど、こいつも中学からの知り合いなんだよな……。

 

・「また遊ぼう」。市川に男友達ができて嬉しいよ私は。自分から「また」を言えるのは、これは親密になったからというよりは市川自身の成長だろうけど、どっちにしろ嬉しいので私は無敵。

 

・「変わらなきゃいけないこともあるんじゃないか」。市川はなにをどう変えなくちゃいけないと思って、なにを言いかけたのか。いろいろ考えは浮かぶけど、やっぱ告白なんかな。お泊まりが問題なのは付き合ってないからで、付き合っていれば問題はなく、そこのけじめをつけようとしたと。

 

・山田inホテル。嘘ついて男の子の家に泊まりにいったことを怒られたのに、さほど間を置かずその男の子と通話。こう、怒られてからどれくらい経ってから市川に電話したかはわからないけど、なかなかの根性じゃない? ……落ち込んだから元気をもらうために掛けた、と解釈しとこうか。説教からするっと逃げようとしてるけど。わりと怒られ慣れてるなこいつ。

 

・「嘘はつかないで、とは言わない」。中学生にはまだ尚早な気がするけど、それだけ山田を一人の人間として見てるってことなのかな。実際、山田のなかでは親に嘘をつけるのは大人の証みたいなもので、「つかないで」だとその成長を頭から押さえつけられてるように思うだろうから、尚早どころか成長にドンピシャの説教だ。いい親ですね。

 

・山田が怒られたことに責任を感じてる市川。山田は山田の判断で泊まったし、その過程に市川が口を挟む余地はなかったんだからそんなに気に病むことないのにね。前のように「嘘をつかせた」わけではないのに。あるいは、山田が親に嘘をつくことを覚えたのは自分の影響かもしれないとか思ってんのかな。考えすぎかこれは。

 

・「応援したいと思ってる」。ホント? 他はともかくお付き合いに関して、パパはホントに応援したいと思ってます? 血涙流してたりしない? 茶化しはともかく、子供に対して本当に真摯な母親だ。親、子供が親からの協力や信頼をいわずもがなで信じていると思いがちなので。

 

・僕も視野をもっと広く。こいつまた後退しやがったな! くそ、山田がモデルだってことを思い出しやがって。いいから付き合いなさいよ。なんとかなるから。諏訪さんだって悪影響を与えない限りはいいよって言ってくれたじゃない。いや言ってはなかったか。

 

・サービスショット。こう、なに? ずいぶん前からいろんなところでやたら人妻キャラがサービスショットをお見舞いしてるけど、世界はどうなってるの? シンクロニティってやつなんですか? 

・ここまで。