せんくつにっき

思うこと、感想、とかとか

220304日記 ぬるい

・金曜日終了。一度はそろそろ終わりに……なんて囁かれていたものの、情勢も相まって少なくとも我が社や周囲では現役バリバリの在宅勤務。デスクワークの場合、物理的に仕事道具を持ち帰るか、家のパソコンから会社のPCを遠隔操作するかの二択になろうかと思われるが、うちは後者だ。在宅勤務そのものは操作の際の微妙なラグを除けば基本的には歓迎してるのだけど、「勤務時間外、自宅で過ごしているときにふと気になってメールだのを確認する」というのが出来てしまうのがちょっとイヤ。なにがイヤって、「勤務時間外に自発的に業務を進める」よりも「勤務時間終わってるから気になっても無視」の方がモヤモヤが溜まってしまうし、そんな自分がイヤなのだ。もうちょっと割り切れるやつであれよ、私。

 

・思考と言動の繰り返しによる思想の固定化、基本的には避けてるんだけど(セルフエコーチェンバーに陥った人間が嫌いなので)、こと労働に関しては別だ。過度に嫌うのは避けてるけど、賛美する方向には間違っても行かないようにしているし、やりがいだのを感じたくもない。「それ」の片鱗を感じるたびにわざと逆方向に思考を誘導している。「社会生活とは労働賛美の洗脳装置」という偏見が晴れてないゆえだろう。それはいいとして、だから、労働時間外においては仕事に対して冷淡であるというのが理想なんだけど、実態として私はそうはなれていない。知らず知らずのうちに愛着や責任感を感じているというよりは、ただただ理想に殉じれていないのだろう。そんな自分の中途半端さに呆れがくる。ことあるごとに考え込むくせに、思考に沿いきれない。組んだ理想を持つくせに、それに殉じない。なんのためにその頭を働かせているんだとね、そういう話。

 

・「ぬるくておいしい」が分からない人です。熱いもんはカンと熱い方がいいし、冷たいもんはキンと冷たい方がいい。冷たいもんを主食にしたくないという思想はまた別の話なので置いといて、「ぬるい」という状態でその良さを感じられない。「熱くない」「冷たくない」でほとんどがマスクされ、感覚が「美味しい」に届かない。これも子供舌ってことなんでしょうかね。