せんくつにっき

思うこと、感想、とかとか

210128日記 目を合わせない

・木曜日終了。かなり嫌いな上司が職場にいて、最近……どころじゃないか、かなり前から露骨に避けているんだけど、このところ話しかけられても目も合わさないくらいになっていて、我ながらよくないなと。もともとそういう癖(集中してると話しかけられてもそちらに目線を向けずに返事と会話をする)はあるが、これに関しては完全にわざとだ。

 

・そんな社会的に不適格な態度をとる言い訳も一応はあって、というのも、私からは嫌ってるがあちらからはそうでもないらしく、そして私もそれほどその『嫌い』を表に出していない(一応ね、社会人だからね)ため、その上司はわりと普通に話しかけてくるのだけど、まともに相手をしたら長くなるのだ。マジで。しかも話しかけてくる内容は9割9分仕事に関係ない内容で、そんなもんマトモ相手したくねぇよめんどくせぇ! 勤務時間中だぞ! 忙しいんだから話しかけてくんな!……なんてことを口走るわけにもいかないので、まあ態度に示すしかないよね。「ちょっと今取り込み中でPCから目を離せないし返事も生返事なんですよ~」って。

・まあ、言い訳でしかない。仕事の話だろうがそうじゃなかろうが、日々のコミュニケーションを良好にすることは円滑な業務の遂行を助ける。それに背く私の行動は人によっては褒められたものではない。仕事だけのドライな関係でしっかりまわる職場も理想の一つだが、残念ながら仕事も人生の一部であり時間として多くを占める以上、私情をまったく挟まないなんてのは不可能に近いだろう。カッコつけて「気分で仕事なんてしない」なんて言ってる人間も見たことあるが、ちゃんと現実を見ていただきたいものだ。お前の上司も部下も同僚も、気づいてないかもしれないがお前自身も、みーんな気分で仕事してる。せめて「仕事上の判断には私情を挟まないようにしてる」くらいに留めておけ。それさえできれば充分だし。

 

・私だって理想はそれだ。仕事だけのドライな関係。しかしそれは単に私が交流を億劫がっているから短絡的にそう思ってるだけであり、真実業務上の能力だけで評価される職場に私という人間が耐えうるのかと問われれば、冷や汗かいて目を逸らすほかない。なんだかんだ人情のある裁定を望んでしまう。心のままに行動したいがために嫌われても影響のない環境を夢想する一方で、厳密に能力だけを見られるのは都合が悪いと人情を求めるというのは、かなり筋が通っていないだろう。そういうのはあまりにも好きじゃない。だから言い訳でしかなく、行動としては正しくない。