せんくつにっき

思うこと、感想、とかとか

220228日記 弱気は病

・月曜日&2月終了。3月に入るからというわけじゃないけど、若干暖かくなってきたか? 明日からインナーを一枚減らしてもいいような気がしないでもない。非常に微妙なラインだ。昼間過ごすには現状ちょっと暑いが、帰宅のときにはちょうどくらい。一枚減らすと昼間は快適だが帰宅時間がちょっとだけ辛くなるんだろう。隙間を埋めるちょうどいい替えの服は、残念ながら手持ちにない。こういう微妙な気温の変化に服で対応しようとしてることが私にとっては珍しいのだ。今まではそもそも対応しようとしてなかった。私のなにが変わったのかって、なんなんでしょうね。

 

・年食ってそろそろ身体が弱くなってきたから、そのあたりにも気を遣い始めたってことなんかね……と、ここまで書いてから気づく。軽い不調ならともかく、ここ数年で大きく体調を崩したのなんて一昨年の夏の一回程度だ。それ以前はあまり思い出せない。であれば、私が体調を崩すのなんて結局5、6年に一回程度ということで、学生の時分とそう変わらない。だいたいまだ私は若いぞ。中年とすら呼ばれない歳だ。そこのところは私が一番よくわかっている。

 

・なのになぜ「身体が弱くなってきた」なんてことを考えているのだろう。思うに、「体調を崩した」のカウントに、ワクチンの副反応を数えてるせいじゃないだろうか。打ったのはちょうど季節の変わり目で、多少の副反応は出た。この体験を無意識下に「季節の変わり目に体調を崩した」としているせいで、自分のことを2年連続で体を壊した虚弱者と評価し、弱い身体を守るために気候の変化に敏感になっている、ということかもしれない。

 

・真偽のほどはわからないけど、その通りだったらお笑い草である。病は気から。つまり弱気は病であるが、病を予防するためのワクチンを打ったことが原因で、弱気という病に罹るとは。とはいえ、身体を大事にした方がいいのは間違いないし、だから一枚のインナーに悩むこの気持ちは笑うべきじゃないけど。

 

・過保護は虚弱を産むとは言うが、それは教育が不十分なまま放り出すからだろう。ライオンは我が子を千尋の谷に突き落とす、辛い目に逢って強くなれ、なんて、あまりに動物的だし、淘汰される人も出てくるし、産まれるのはピーキーな人材だ。中途半端である。外敵から保護したまま、自分を自分で護れるまで教育してやればいい。若いと言うだけで柵に囲い、年を食ったという理由で自立を促す、そんな、大きくなったカメを自然に放すようなやり方がいけないのは間違いないが、保護そのものを否定する気にはなれない。