せんくつにっき

思うこと、感想、とかとか

220207日記 終わっちったよ破壊神

・月曜日終了。相も変わらず労働はめんどくさくてしんどいけど、今週に限って言えば木曜日まで耐え忍べば三連休が待ってるんで、そう思うだけで大丈夫ってもんですよ。あ? 大丈夫って言ってんだろ。無理なんてしてねえよ。というか、言葉にすれば血肉になるんじゃねぇのかよ。こうやって大丈夫って言葉にしたんだからはやく大丈夫な体になれよ。

 

・マグちゃん……終わっちった……。良い作品で、いい最終話だった。掛け値なく。物語上「やり切った」と言うほかなく、打ち切りなんかでは断じてない、やるべきをやり、語るべきを語って、終わるべくして終わった……まさしく「完結」と呼べる最後なんだけど、得てしてそういう終わりこそ「もうちょっと」と未練が残るもので、今日一日はマグちゃんロスである。

 

・呪術やチェンソーマンで辛い展開が続いた時の、清涼剤としてのマグちゃん。私はその言い草が少し嫌いで、それは要するに作品を単体で評価していない不誠実さ故なのだけど、一方で私は私でマグちゃんを基本「癒し枠」のように捉えていて(もちろん、この作品は「癒し」だけの作品じゃなく、まさに今回の最終回で語られたような「定命と不滅」「孤独に抗う」というテーマがあり、私はまさにその部分が好きなのだが)、生活のストレスが少なからず安らいでいたことも、そしてその安らぎを好んでいたことも事実である。じゃあ、その安らぎと、他作品との意図せぬ連携を好むこととの間にどれほどの距離があると言うのだろう。どっちにしろ「作品単体」での評価になってないのだから、ほとんど変わらないのではないか。

 

・ギャグ作品がアニメになったときさ、「ギャグなのに無駄に豪華な声優陣www」みたいなことがあるじゃないですか。あれさ、「ギャグなのに」じゃなくて「ギャグだから」じゃないんですかね。正確には、作品そのもののギャグではエンタメとして足りないから、別軸の笑いとして豪華な声優陣を引っ張ってこなくちゃいけない。「豪華な声優陣」というネタに頼らないと視聴に耐えられない……ってことだと思うんですが。無駄に大御所使うネタ番組とかも似たようなもんでしょ。

 

・良い悪いじゃないけど、どこもかしこもそれをやっちゃうと、逆にそれをやってなければ面白くない……みたいな勘違いが生まれそうで、それが嫌。テレビの大御所や売れっ子起用はまだその層の客を引っ張ってくるって役目があるけど、失礼ながら大御所声優、そういう客は持ってないでしょ。まぁ大御所に限った話でもないか。アイドル声優以外は「あの声優さんが出てるから観る!」って客をほとんど持ってないので、ただただ安易で飽きられやすいオモシロのためでしかない。