せんくつにっき

思うこと、感想、とかとか

220112日記 バカは精神に効く

・水曜日終了。正月太りを取り返すべく、3が日明けたあたりからなんとなく食事制限と運動を心がけているのだが、今日の晩御飯は炒飯の麻婆豆腐がけでした。どの口で痩せたいとか宣ってんでしょうかね。いや痩せたいとは言ってませんがね。「正月太りを取り返す」だし、なんだったらぶっちゃけこの正月でいくら太ったとかは特に把握していません。なにがしたいんだよこいつ。それはそれとして、運動と食事制限を心がけているのは本当。ふんわりだけどね。そして麻婆豆腐炒飯はそのふんわりの隙間に入り込んだカタチだ。おのれ麻婆豆腐炒飯め。心の隙に付け入りやがってよ。

 

・麻婆豆腐炒飯。冷食のビビンバ炒飯に丸美屋の麻婆豆腐をカレーみたいにかけたバカのバカによるバカな食いものなんだけど、マジで美味い。マックみたいな美味さ。過剰な脂肪と過剰な糖と過剰な炭水化物を過剰な辛味と過剰な塩味でべったりコーティングして……舌がバカになる。実際これ食った後にスープ飲んでも味全然しないもの。主に悪さをしてるのは香辛料だろうが、それだけの問題じゃないと思いますねこれは。ちなみにバカになるのは舌だけじゃなく食ってる最中の脳みそもなのだけど、これがストレスに効くのだ。身体の健康には良くないだろうけど、精神の健康にはいい感じである。これを食うことへの罪悪感さえ吹っ切れば、だけども。ビジュアルヤバいですからね。肉眼ならまだしも、下手な写真の撮り方すると掲示板で「グロ」とか言われるやつ。なんせまっ茶色だもの。ま、罪悪感なんて背徳感と表裏一体である。ひっくり返すだけで無視できるということだ。

 

・とあるジャンルにおいて、わりと平均よりかは知識があるほうだとは思っているのだけど、手を出してない(あまり興味もない)分野があるせいでそのジャンルに精通してるとは名乗りたくない……みたいな感覚。劇画や古い漫画はわからないから漫画読みとは名乗りたくない、みたいな。ダニングクルーガー曲線における「知識の深さに自信を失ってる」段階というか、海の深さを知るからこそ、自らの位置を浅瀬と呼称する状態。ここを越えたことがない。「自信を持つ」ことに対しての辛さからずっとそこに留まってしまう。中途半端な知識で他人の揚げ足を取る方向に向かってないだけましだとは思っているけども、まあ何の意味もない慰めだ。