せんくつにっき

思うこと、感想、とかとか

200722日記 うなうな

・謎に疲れている。特になんにもしていないのにだ。あれか、土曜の丑の日にうなぎを食わなかった罰か。代わりに食べたのはビビンバチャーハンの麻婆豆腐がけだが、これうなぎよりよっぽど精がつきそうじゃないですか? カロリーが高いだけ? その通りです。

 

・絶滅寸前だからうなぎは食べないようにしよう、みたいな意識があったわけではなく、そもそも丑の日にうなぎを食べる習慣が私にはないだけ。食べたいか食べたくないかで言えば、余裕で食いたい。美味しいじゃん、うなぎ。一方で絶滅していいとはもちろん思っておらず、それは昨日うなぎを食べた人もだいたいがそうだろう。矛盾しているわけではなく、『1.そうは言っても絶滅なんかしないと思ってる』『2.絶滅する前に賢い人がなんとかしてくれると思ってる』のどちらか、あるいは両方じゃないだろうか。絶滅絶滅と騒ぎ立てられたところで、町の鰻屋さんは毎日営業しているし、この時期になるとどこのコンビニ・スーパーでもフェアを打って売り出しているのを見ているのだ。イマイチ実感を持てなくても不思議ではない。

 

・実際問題。人類が一斉にうなぎを食べるのを止めれば、資源の回復は起こるだろう。もちろんそれは現実的ではないから、「絶滅しそうだから、食べないようにしよう」という啓蒙に留め、少しでも需要を抑えることで資源の減少を食い止めようと、そういう考えが主流だ。個人的には民間で我慢を求める運動に成果は得られにくいと思っているが。ちゃんとしたいなら、行政が規制をしなくては。

 

・何でもかんでもお上に決めてもらわなきゃいけない社会だろう、もはや。市民の相互監視も『怖さ』はあるが、『正しさ』に薄い。人間を操作して一時的にでも正義感に酔わせればだ、薄い正しさでもって民間警察の真似事をしてくれるが、彼はすぐに悪者にされてしまう。そういうのは国の仕事だろう。

 

・どちらかと言えば、行政は強権を持っていた方がいいと考える人間だ。国の正しさを盲信しているわけではないけども、そうそう間違ったことはしないだろうという気持ちはある。一見の愚作とて何も生み出さないわけではなし、むしろ肝は見えにくい部分にあるものだ。Go toだって除外云々の動きは悪いと思うが、政策自体に理はあるだろう。流行病との兼ね合いはだから除外で対応している(風)だし。