せんくつにっき

思うこと、感想、とかとか

211219日記 ハレとは

・ほい日曜日終了。クリスマスまで一週間切ってるんですってね、今年はなにかいいもんでも食いましょうかねぇ。どこの店も混んでそうだが。なんだったらとうに予約で埋まってるんだろうな。意識の低さは走り出しの遅さを招き、時に手遅れを発生させる。拙速は巧遅に如かずですらない。そんな土俵に立てすらしない。

 

・となると、店売りか自炊かの二択となり、あまりお惣菜を好まない私としては必然的に絞られるわけだが、ふむ、自炊。自分で自分の好きな味を作れるし、それに慣れているので、下手な挑戦や失敗をしない限り「美味しい」ものを食べられるのだけど、その「美味しさ」はクリスマスみたいなイベントごとのときに求めてるものではないんだよな。なまじ日常的に自作のご飯を食べているせいだろう、いくら腕を振るったものを食べても特別感がまるでない。一度も作ったことのないものを作ればまだマシかもしれないが、今度は洗練が足りないせいでやはり家庭感が出過ぎてしまう。

 

・あとまあ、正直味の問題だけではなく、環境という要因も大きい。このご時勢になってからというもの、Uberやら出前館やらのデリバリーサービスにより「お店の味を、おウチで!」を体感した人も多いだろうが、その体験はやはり店でのそれと同じとはならなかっただろう。当然だ。家とは違うお皿に盛られた料理を、家とは違う景観や匂い、音、空気の中で味わうという「特別」感は、生半なことでは家で味わうことはできない。

 

・それをクリアするのが、人数を呼んで行ういわゆる「パーティー」である。飾りつけを行えばいつもの家でも違う景観を実現でき、外から人を呼べば匂いが、カクテルされた喋り声で音が変化する。大人数向けの料理はいつもと違う大皿に盛られているだろうし、取り分け用の皿だって紙皿でも非日常になる。肝心の料理も、よほど気合の入ってるご家庭でなければお惣菜が活用されることだろう。

 

・残念なことに呼べるような人もスペースも、またお呼ばれする予定も皆無であるため、結局どうしようもないのだが。たぶん当日は家で昨日の残りとか食ってますよ。いつものように。そんなもんだ。

 

・呪術の映画! 地獄楽アニメ! チェンソーマンアニメ!(と二部!)。新作アニメ、どうせ見ないのにPVだけはチェックするのはこれなんなんでしょうね。もう10年以上続けてることだけど、この行動に何の意味があるのかわからん。カタチだけでも置いて行かれないようにしてるのだろうか。