せんくつにっき

思うこと、感想、とかとか

211211日記 無益な

・土曜日終了。今日はもう、なーんもしてない。いつもなら最低限買い物と洗濯は土曜のうちに済ませてたんだけど、どうにも布団から動くのがだるくてだるくて。体調不良とかじゃないです。

 

・無益な情報を……寄越すな! 鬱陶しい! 変に感情を刺激させるだけのニュースなんてマジで不要と言うか、そりゃどんなニュースでも啓蒙や注意喚起に使えないなんてことはないけどもさ、伝え方がただただ煽る一辺倒にしか見えないのが癇に障るんですよね。おら怒れ! 悲しめ! 反応しろ! ってさ。言っとくけどこれマスコミとかに限定した話ではないですからね。ネット上の、一ユーザー同士でだってそうでしょ。教訓にするには出来過ぎていて、正誤を判断するには情報が足りず、伝えてきたお前もあやふやなことしか知らない。リテラシーとかの問題でもなくてさ、ただただ無益な情報を寄越すなってだけなんですよね。

 

・いくらインターネットや電波で見える世界が広がったとはいえ、世界で起こってることの99.9999割が他人事なわけです。なのでまあ、必然的にニュースもかなりの割合が他人事になるわけだけど、じゃあそれを全部必要ないから流してくるなって、そういうことを言いたいわけでもなくて。いらねえのはさ、「人が刺されました、どうやら人間関係によるもののようですが、詳細は不明です」みたいなさ、それを聞かされてどうすりゃいいんだよってレベルのニュースです。

 

・被害者は加害者にひどい仕打ちをしていたの「かもしれない」し、あるいはその逆なの「かもしれない」。あるいは加害者の攻撃性が高く、些細なことで事件に至ったの「かもしれない」し、お金の問題「かも」、痴情のもつれ「かも」、そもそも人間関係どうこうではなく、不幸な事故だったの「かもしれない」。詳細が不明ってのはそういうことなんですよ。つまりはなんにもわからないし、なんだったらずっとわかることはないんです。だったらどうしようもないじゃないですか。なんの教訓にもならず、振る舞いを気を付けようにも参考にしようがない。

 

・本来それが正しいはずなのに、じゃあそのニュースがそう扱われるかってそんなことはない。起こったのが学校であればイジメではと邪推が起き、男女間であればジェンダー論が、家族であれば家庭問題を、それぞれがそれぞれで語りやすい問題に引き込み、事件の詳細を決めつける。当たり前だ、情報に真空があるのだから、手持ちのなにかをそこに入れたくなる。で、それが間違いでした、とは永遠にならない。本当のところなんて絶対にわからないからだ。正確には、本当の事情が開陳されたとして、それを真実だと捉えることはないからだ。メディア越しでしか観測できないのだから、裏を勘ぐるのはいくらでもできる。