せんくつにっき

思うこと、感想、とかとか

211204日記 読み方と百合

・土曜日終了。昼間はちょっとゲームをしてたくらいで別に特段疲れてはいないし、頭も働かないわけではないんだけど、どうにも日記に書くことが浮かばねえな。いよいよ体が拒否反応を示し始めたということだろうか。

 

・Thisコミュニケーション、一巻無料ってことでちょっと話題になってる気がする。ホント面白いので友人にも勧めてる最中だが、この漫画、「デルウハが最低」ってキーワードをオモシロポイントとして頭に入れとかないとたまに反応に困る部分があり、そこがちょっと悩みどころだなと。そんなん2巻3巻と読み進めていけば自然とわかるだろ……と漫画読みとしては思いがちだけど、意外と「面白がり方」はその見つけ方含め慣れてないとままならないものだ。「インパクトあるシーンなんだけど、どう感じるのが正解なんだ?」あるいは「この感じ方は作者の意図した通りなのか?」となってしまう。

 

・とはいえ、じゃあこれはこう楽しむ漫画なんだよって最初っから伝えちゃうと、それに全乗っかりした感想が出力されたりもして、それはそれでどうなんだと思ったりもする。要所要所でいいのよ。全編そのノリで読んじゃうと、そりゃもうギャグマンガと変わらないじゃない。感情の推移が。例えばデルウハ殿がピンチになったりしてさ、施設に絶望的な危機が訪れるシーンとかさ、「因果応報で酷い目見てるwww」が正しいのかってことですよ。そこは少なくとも初読時にはちゃんとハラハラしてないとじゃない? それがあるからこそ、「いやけどこれコイツの自業自得だしな……」っておかしみが生まれるわけで。まあ読み方なんて人それぞれで、結末まで全部別媒体で知ったうえで読み始めることもその人の自由なわけなんだけどさ。

 

・友人に「百合は好きか」なんて質問を不意に投げかけられたことがあり、オタクグループの友人なので当然花の種類ではなく女性同士の関係性の話なのだけど、その時の私(まあ今もだが)はクソデカい感情に対してなんでもかんでも百合だのBLだのレッテルを貼る風潮に反感を抱いており、そのせいで微妙な返答しかできなかった。

 

・そうは言っても結局は「好きなのもあるし、そうでないのもある」という回答にしかならないのだけど。なんでもかんでも百合、としなくても、いろんな種類があるものなので。同性愛、と言えば私はまずその「受け入れられなさ」がまず大事だと思っているのだけど、作品によっては「女の子は女の子同士で~」が当たり前な世界観であることも頻繁で、私はそういうのはチョットチガウってなる。百合は百合だが、好みではないと。