せんくつにっき

思うこと、感想、とかとか

211017日記 とぎ汁

・日曜日終了。急に寒くなったなおい。朝、外に出てちょっとびっくりしたわ。こんないきなり変わんなくていいよ温度。こちとらまだ秋冬服出してないんだぞおい。それは私の判断が遅いだけ、はいその通り。

 

・コメのとぎ汁とか言う謎の万能液体。便利に使われ度で言えば重曹に少し劣る程度だろうか。えぇと、食材の下茹でに油汚れ対策、手洗い洗顔と植物への水やりとタケノコの灰汁抜き、あとあれ、お洗濯にも使えちゃうんだっけ? ん? それは風呂の残り湯か? まあいいや。なんて多機能なのかしら、私は使ったことないけど。なんなら無洗米だし。

 

・あんまりに多機能性を謳われるとね、逆に信用がなくなっちまうよね。髪にもいいし手にもいいしお皿洗いにもいいってそんな石鹸は絶対どれに対してもちょびっとずつ悪いんだろって、そんなことを思ってしまう。おまけに、米のとぎ汁は本来捨てるものだけど、それが実はこんなに有能なんですよ!って、あまりにも物語として出来過ぎている。「米」が日本人の主食であるってのもそうだな。もうね、ほとんどの情報が「米のとぎ汁の有用性」を信じさせるにあたって「出来過ぎ」で、ゆえに逆にぜってぇそんなことねえだろって気分にさせられる。これはもちろん、それらの情報を受けて「とぎ汁すごい!」ってなる人間と、程度としてはまったく変わらない。なんなら「すごい!」となって実際にとぎ汁を活用し、その効果のほどを知れるので、そこでそんなわけないとハナからなにもしない人間とは知識に差が生じる。

 

・今日はトライガン読んでました。無料なので。あれだね、設定はまあ読んでりゃなんとなくわかるけど、戦闘シーンはなにしてるかわかんないね。なんか最近読む作品のことごとくに対し「戦闘してるってこと以外なんもわかんねえな」ってなるのだけど、もしかしたらこれは私が悪いのだろうか。いやけど流石にトライガンはよくわかんないよ。血界戦線(同じ作者)でやってる「見開き技名ドーン!」が、いろいろ割り切った末の演出なんかな、だとしたら英断だなと思ったり。

 

・にしても。トライガンもそうだし、ヘルシングとあとブラックラグーンか。たぶん同年代なんだろうな、作者あとがき的なとこでフルに発揮されるあのギャグのノリが似通っていて、こう、温度差を感じる。端的にサムい。これは人によっては侮辱的かもしれないが、少し前のラーメン評論家の文章的なものを感じるのだ。あれはなんだっけ、昭和軽薄体とやらの影響の影響の影響……くらいの位置にいるらしいが、このギャグのノリにはそういう影響元的なもんがあるのだろうか。