せんくつにっき

思うこと、感想、とかとか

211008日記 気の毒な人

・金曜日終了。なんか、こう……すげぇ疲れたな……。マジでなんの理由も思い当たる節もないし、なんだったら今日は在宅勤務なので体力的には疲れてないはずなのだけど。知らないうちになにかでストレスを溜めてるのかもしれない。おっと意図しないうちに話題のニュースを擦ったみたいになってしまった(想定してたストレスは仕事上のなんやかんやのことだ。よくわからないがここ最近、局所的に忙しくなってる。)が、別に私はアレにさほど入れ込んでいたわけではないので、事件そのものには基本はノーコメントで行きたいな。言いたいことなんてなにもないですは流石に嘘だが、この日記で私は意図的に嘘をつきまくってるので。

 

・こんな感じの騒動が起こった時、普通のファンの人たちが一番気の毒だと思ってしまう。当事者各位は完全なる他人だし、それぞれの立場取っ払ったら世界中どこでも起きてるような注目されるほどのことはない類のハプニングなわけで、まあ大人同士好きにしてくれというか。もちろん名も知らぬファンだってまっかっかな他人だけどさ、こう、作品そのものを余所から茶化され、批判されってのはともかくとして、そのファンすらもまとめて半笑いでコケにされるような謂れはないだろうと思うわけです。

 

・けど、現実には絶賛現在進行形でファンコミュは荒れ、荒らされ、今までコンテンツに興味もなかったような外野からも面白半分哀れみ半分の嘲笑が飛んでるわけです。そのファンが「そう」されないために出来ることなんて、自分も笑う側に立つしかないんですよ。今まで好きだった作品を蹴飛ばし、アンチにはならずとも批判的な外野と同調し、せめて叩きにはならないようにと茶化す。そんなことをしてしまう境遇が、気の毒でなくてなんなのか。

 

・どんなに踏みとどまったところで、アンチにはならない、自分は茶化してるだけだと自分に言い聞かしたところで、もう二度と純粋にコンテンツを応援することはできない。他のコンテンツに移っても無駄だ。処世術としてコンテンツを裏切ることを覚えた以上、『次』はもっとスムーズに、なんてことないかのように茶化せるように、もしもの時の下準備として日頃からそういう振る舞いをしてしまうからだ。

 

・厭な話題から逃れるのは、いい。立ち向かうのだって、見限るのだってもちろんいい。ただ、自分が傷つきたくないがために、今までの自分を裏切るのは、絶対にロクな結果を呼ばないと、そういう話だ。これからの自分も、いつかは今までの自分になるのだから。