せんくつにっき

思うこと、感想、とかとか

210505日記 流行りものの宿命

・水曜日終了。やーっと家に戻れた。不思議なもので、この家にはまだ一月程度しか住んでいないのだけども、それでも落ち着き方がダンチだ。「自分だけの空間」ってのが重要なんだろうね。あとあれ、やっぱ長文書くのにスマホはダメだよ。パソコンだパソコン。最低でもそれなりのタブレットが欲しい。キーボードとデカい画面がポイントだ。

 

・流行りものの話。なにかが流行すると「ファンのマナーが悪い」みたいなことを言われだしたりする。今だとウマとそのオタクか。引退馬の見学にあたってのマナ悪行為だったりそれに対する注意喚起がよく目に付く。普通の、ただその流行りものが好きなファンからしたら、そこらのマナーの悪いやつと一緒にされるのは業腹だろう。わかる。すごくわかる。正直、人が増えるとバカはそりゃ増えるので、オタクだけが群れると厄介みたいなことを言われても……だ。ただ、迷惑をかけられた側からすれば、増えたオタクから今厄介かけてる状況に変わりはないので、なかなかこのあたりは相いれない。そんな状況で例えば「あれはファンのイメージを堕とそうとしたアンチのなりすまし」みたいな説で自分(たち)の名誉を守ろうとしてもしょうがないというか、意味がない。いやわかるし、実際そういう場合もあるんだろうけどね。正直、そこで無理にファンが連帯して改善を叫んだところでしょうがないとは思うのだけど、私はちょっと敬遠する。

 

・流行った!→ファンのマナーの悪さが話題に! の流れが常態化しすぎて、わりと辟易するが、逆に、そんな決まりきった流れに乗っかって流行りものに対し「だから○○は嫌い」だの「○○のファンは害悪」みたいなこと言い出す人は、ちょっとお鈍ちゃんなのかなって思ってしまう。もちろん、人にはそれぞれ理由があるから、流行りものを嫌うこと自体は別に悪いことではない(流行りもの「だから」嫌うだとちょっと近寄りたくないヒトだが)のだけどね。嫌うに足る、自らが納得できる理由さえあるんだったら、それはもうしょうがない。嫌いなものがたまたま流行ってるというだけだ。

 

・実際問題、流動性が高すぎるんだよな。オタク界隈。盛り上がらなくなったものに見切りをつけ、次の新しいものに大挙して移動するその様は、ほんとにイナゴそのものにしか見えない。オタクの旗印的存在である絵師だのがそうなんだもの。まあ、そっちは別に責められた話じゃない。お金と承認を稼ごうと頑張ってるだけなのだ。だれだってお金は欲しいし、お金のために知名度を必要とする生業であれば人の多いところでしか生きられない。商売でもないのに流行りものについていくほうが、多少考えと自主性に欠けてるだけだ。