せんくつにっき

思うこと、感想、とかとか

210827日記 嫌いなまま、音楽の趣味

・金曜日終了。未だに「嫌いだったものを好きになる」みたいな経験がなく、昔っから嫌いなものに久しぶりに触れてもやっぱり嫌いなままだったりする。克服ってのはいつの間にか達成できるもんじゃないですね。為さなきゃ為らないのだ、やっぱり。およそ8年前の週刊ボーカロイドランキングを見返して思ったことだ。相変わらず好きな曲は好きだったし、嫌いな曲は不快なほどに嫌いなままだった。そんで、ランクインするような曲はおおむね好きじゃないか嫌いかのどちらかだったなとも思い返した。別にボカロに限った話ではなく、私は音楽の好みがそこそこ狭い。アマチュアの多さゆえに、愛好してたわりにボカロはかなり「嫌い」な曲が多いジャンルではあったが。

 

・別に音楽なんて聴かなくても生きていけるんですよね。No music,No lifeは、少なくとも私には当てはまらない。別に娯楽が必要ないって話じゃないですよ? 娯楽は人生に必要だけど、別に音楽じゃなくてもいいって話だ。だからこそ、どうせ聴くのなら好みにあった曲にしたいし、一方で好みの幅を広めようと努力はしない。必要がないから。そんなことをしなくてもこの世に音楽は溢れていて、聴いて楽しむには十分な量の音楽が、わざわざ探さなくともたまに飛び込んでくる。

 

・そうやって「音楽には疎いが、好みのハードルは高い」人間が生まれる。インストゥルメンタルを楽しめるか否か、が、ひとつの境界じゃなかろうか。私はちょっとわからないし、「アルバムの流れが~」とか言われてもピンとこない。好きな曲だけ抜き出してプレイリストにぶち込んで、合わなかった曲は滅多なことでは顧みられない。

 

・歌い手もガンガン嫌いなまんまだな。というか、加工しまくった声が嫌いなのかも。こないだ某Vの歌ってみたがTwitterに流れてきて、間違って動画を流してしまったときにそう思った。加工かけすぎだろアレ。そこまですんならハナから歌うなや。好きな曲だっただけにそう思う。

 

・卵が先か鶏が先か。歌い手が嫌いだから、歌い手にありがちな加工ボーカルが嫌いなのか、加工ボーカルが嫌いだから歌い手が嫌いなのか。私の認識する歌い手という存在おいて、歌声の加工は一つのファクターに過ぎず、他に嫌いな要素は山ほどあるので歌い手が先だと考えるのが自然だけども、しかし坊主憎けりゃ袈裟まで憎いという言葉もある。どうなんでしょうね。