せんくつにっき

思うこと、感想、とかとか

210731日記 失せてる興味と自然と科学

・土曜日終了。エアコンの使い過ぎで喉の調子が多少悪い。私の風邪は大体喉からで、昨年も確かこのくらいの時期に引いた風邪をこじらせたってのもあるから気を付けたいところだけども、じゃあ冷房を消すかってそうはならないのがつらいところ。まあ、去年の風邪は出張先のホテルのエアコンがカスだったせい(出張から帰った翌日くらいにダウンした)だと思ってるので、今年はああはならないと思うけど。

 

・そういや、あの体調不良から一年ってことは、そろそろ一周忌だな。アクタージュの。作画の人はもう連載は持たないのだろうか。一度載った読み切り(あれも原作付きだったが)は正直微妙だったな。話はもちろん原作の責任が大きいのだろうけど、肝心の絵も正直……だった。アクタージュ初期レベルとまでは言わないけども、中断する付近の絵と思い比べて普通に見劣りするレベルで、漫画の仕事に対するやる気なくなったんかなと邪推をしたり。他にも何枚かイラストの仕事をしてるのは見て、そちらは普通にいい感じだったのだが。そういえば、そういうイラストの仕事も最近は見かけていない。カスみてぇな話題になり方をした雑誌の表紙の絵が最後だった気がするが、まあこれは単純に私のアンテナが低いだけなんだろう。確かTwitterやってんだし、そこ見りゃわかる話ではある。見る気はあんまりないけど。話題には出したが興味はあんまりないのだ。あの読み切りを読んだ時点で、そういうのはだいたい失せた。薄情な話だけど。

 

・自然は大事ですよ。はい。私は基本的に科学技術バンザイ人工物バンザイ自宅バンザイ冷房バンザイな現代っ子で、梅雨の日には雨を憎み、夏の日には太陽を憎み、冬の日には雲と風を憎むアンチ自然派的言動が多いけども、じゃあ人工の空の下で暮らしたいかってそんなことは思っていない。だって壊れたらどうすんの。自然っていうのは、人が望む形にするためには多少手を加えなきゃいけないけど、基本的には放っておけば勝手にあるべき姿であろうとする。しかし人工物は、機械は、一から十まで組み立ててあげなきゃいけない。ひとりでにネジが締まって、外装が取り付いて、配管が伸びたりはしない。少なくとも今のところは。逆に言えば、それが出来るのであれば自然に価値はなくなると思っている。高度に発達した科学は、自然に取って代わる。

 

・そのうち地球環境がどうしようもなくなって、「自然」に人類が付き合いきれなくなったら、科学技術でのぞましい環境を作り出し、人類はそこに引きこもることになるのだろう。今地球に引きこもっているように。そのとき、その環境を作り上げている科学技術が、自然のそれと変わらなくなっていれば、人類の寿命はもうちょっと延びるんだろう。