せんくつにっき

思うこと、感想、とかとか

210706日記 昏ぁい

・火曜日終了。疲れた・・・・・・が、ヤバの感想もまだなので、あまり溶けてもいられない。日記終わったらとりあえずメシ(かたまり肉を休日半日かけて煮たやつ)喰って風呂入って僕ヤバに向き合おう。直視出来ないくらいの青春だったなしかし。

 

・手っ取り早く昏ぁい悦びを感じたいとき、とりあえず見に行くものがある。口外するのは恥の喧伝みたいなものなので詳細は書かないけど。それを見て、腹が立つやら気味が良いやら嬉しいやら悲しいやらよく分からない感情になりながら思うのは、やっぱ「正しい」人はどこまでも高い位置から物を考えるものだなとか、そう考えてる今、自分はこいつらよりさらに上から物を見てるなとか、偏ってるくせに賢しらな顔してるやつは滑稽だなとか、そんなことばかりだ。何一つ人生に必要の無い感慨だけど、欲しくなるときもある。

 

・成功体験だ。信念を守り、筋を通し、歯を食いしばって立っていてよかったと、今から思ってもそう確信できる出来事だった。正義だとか因果応報だとか天網だとかと言った変なものの実在を信じてしまいそうになるくらいに、強い成功だった。ただ、あれからもうずっと時間は経っているのに、あまりに鮮烈な体験だったからだろうか、未だにどこか囚われているような感覚がある。

 

・脳内で異論は駆け巡ってるが、私が1人で得た成功だ。どこかにはたまたま同じ体験をした誰かがいて、その人とであれば感情を共有できたのかもしれないけど、探しはしなかったし、いても共有はしなかっただろう。

 

・例え時間が巻き戻ったとしても、当然私は同じ行動をする。記憶を失っていても、たぶん同じだ。時間が経った今も、この自虐的な私がこの件に関しては難癖をつけていなくて、それくらい「正しい」行動だったと確信をしている。だからこそ、今のこの、たまに振り返っては成功の甘い感覚を舐めなおす自分の行動に、たまに苦笑しそうになる。過去を振り返ることは別に私の信念にも正しさにも触れないのだけど、しかし客観的に見て「みっともない」類の行動だろう。あんなに確かな正しさから、みっともないなんてものを出したのだ、そりゃあ苦笑のひとつもでる。

 

・別の話。作品テーマに関係なく、漫画家は作中に漫画家キャラを出したがるし、小説家も同じく作中に小説家を出したがる。どうにも私はそれが嫌いで、ましてその作中キャラに例えば週刊連載のキツさを語らせたりすると、ライン越えレベルで気持ち悪く感じてしまう。なんなんだろうあれ。なんらかの押しつけを作者にしている気配はあるのだけど、詳しく考えるのはまたいつかにしよう。