せんくつにっき

思うこと、感想、とかとか

210622日記 堤防の穴

・火曜日終りょ……うそ、全然終わっていない。現在時刻は17時過ぎだけども、現時点でそこそこの残業が確定しており、今日はまだ終わらない。じゃあなんで悠長に日記を書いてるのかと言うと、只今より約1時間ほどの車移動が挟まるため、その移動時間を活用しているというのが現状だ。さて、帰社までに描き終わるだろうか。懸念は2つ、1つはストレートにネタに乏しいため1時間で間に合うのか不明なところで、もう1つとしては、私は非常に車に弱く、そんな人間が画面の文字をガン見しながらの移動に耐えられるかが非常に怪しいというところだ。車酔いを意識するとなお酔いやすいと聞くのでこれ以上の言及は避けるけど、すでに生あくびが出てきた。これは厳しい戦いになる。


・あるところに1人の男の子がいた。男の子が友だちと川の堤防沿いを歩いていると、堤防の下の方からチョロチョロと水が湧いているのを見つけた。堤防に小さな穴が空いていたのだ。男の子は急いでその手で穴を塞ぎ、友だちに大人を呼んでくるように言った。穴が小さく、そこを流れる水がわずかであっても、その穴から堤防は壊れてしまうということを男の子は知っていたのだ。実際、その後大人たちが調べたところ、男の子が穴を塞いで水流を止めていなければ、1日も保たずに堤防が壊れ、水が町に流れてしまうところだったという。大人たちが駆けつけるまでずっと穴を抑えていた男の子はその後死んでしまったけれど、男の子は色んな物を守ったのだった。


・たぶん、義務教育時代に校長あたりの講話で聞いた話なんだけど、だいぶ意味がわからなくないですか。いや、意図は分からないでもない。台風明けだとかに川沿いで異変を感じたら、危ないから離れなきゃいけないよとか、そういうことを言いたかったのだろう。わかるんだけど、男の子殺す必要あったか?大人が来るまで何時間かかったことになってんのか知らないけど、なんだって手で穴塞いでただけで死んじゃうんだよ。


・想定される原因その1。私の頭の中でなんか別の話と混ざってるか、話の内容を改変してる。一番あり得るやつ。なんせ「義務教育時代に聞いた覚えがある」レベルの思い出だ。当時も(なんで男の子死んだんだろう)と思ってたから、理不尽な死にあった男の子の話の実在は確かだが。


その2。校長が大事なディテールを飛ばしたから、話が支離滅裂になってる。例えば、穴から漏れでた水が池のようになっており、抑えるためにその中に入らなきゃいけなかった……とかなら、ああ、子供だし低体温症になっちゃったのかな、と理屈をつけて納得できる。可能性としてはその1が高いけど、探偵としてはその2を当てたってことの方がカッコいい。まあ、正解も何も、答えを知る方法はないのだけど。