せんくつにっき

思うこと、感想、とかとか

210619日記 バーガー

・土曜日終了。昼飯、余ってた唐揚げと総菜のたこ焼き(好きなのだ、スーパーで売ってる総菜のたこ焼きが)とを一つの皿に盛って食べたのだけど、なんか見た目がカラオケのフードみたいで一人でウケてた。鉄板の二つじゃん。あとポテトもあったらベストスリー出来てたよ。細い方な。

 

・ずーっとなんだかんだジャンクフードが好きな人間だ。中途半端な喫茶店ハンバーガー食べるくらいなら、マクドナルドの方がイケるなと思ったりするほど。味もさほど変わらなければ値段だってそうだもの。いや、マックっつっても低価格帯のノーマルハンバーガーやらは流石にそのぺらさに「・・・・・・」ってなるから、そこで比べるとそりゃ勝ち目はないんだけどさ。

 

ハンバーガー、クオリティをあげようとしたとき、まずは素材にこだわる料理だ。なにせ調理過程が非常に単純で、積み上げるだけだもの。寿司は「にぎり」の技術がいるらしいが、バーガーでそんな話は聞いたことないし、なんでも本場では上から潰して食べるらしい。寿司を握りつぶして放り込むみたいな蛮行だが、それが正解って話ならつまり調理技術なんて存在しないのだ。

 

・食材も、バンズからパティから野菜から、それらに合うソースやらなにやら、多いようで普通に少ない。組み合わせの妙もあらかた開発されきっていて、それを味の向上に繋げるのは難しい。手っ取り早いのはやはり構成食材のランクを上げることだろう。効果が他に比べて如実に表れる。高い肉使えば旨くなり、柔いパン使えば旨くなり、深いソース使えば旨くなる。足し算で美味しい食材ばかりを使っていると、グルメ漫画ではよく「素材同士がけんかしている」「調和が保たれていない」みたいなケチをつけられるが、そんな失敗はよほどのポカをやらかさなければ起きないだろうし、ハンバーガーを食う大体の人間はそんな不調和なんかあったとしても気づかない。そもそも別にマズくなってはないんでしょう?だったらだいたいOKなのがハンバーガーを好む連中だ。

 

・そういうところが好きなのだ。味の調和なんか気にする必要のない食いものだから、私も存分に嫌いなものを抜ける。ピクルス? 別にいらん。オニオン? 抜いといて。マヨネーズぅ? 入ってたら許さんぞ。作ってる側からしたらどれもトータルの味のために必要なものなんでしょうけど、知らん知らん。ハンバーガーはそれをしなくてもいい食いものだ。

 

・だいたいね、嫌いな食材入ってると全部の味がそれに支配されてるように感じるんですよ。そちらにとっての調和は私にとっての混沌なので、不和の原因は除かせていただく。