せんくつにっき

思うこと、感想、とかとか

210618日記 死なない生物

・金曜日終了。こっそりとインチキを使っていたためかどうかはわからないけど、今週は比較的早く終わった気がする。これはたぶん金曜日だからこその実感で、おそらく火曜日当たりの日記には「今週は長ぇな~」みたいなことを書いていると思う。人生は刹那の連続なので。

 

・「理論上は永遠に生きられる」みたいな生き物いるじゃないですか。人間みたいにお手製の機器を身体に取り付けて生き永らえるってやつじゃなく、そもそものその生物の仕組みとして、老衰による死が存在しない生き物。ちっせえちっせえ小指の先くらいの虫だったり、ずーっと若返るクラゲだったり、脱皮を繰り返すエビだったりが「そう」だって聞いたことがある。ずるいですね。ほとんど毎夜のように「死ぬのが怖え死ぬのが怖え」っつってる私としては、ずっと生きられるなんてずるいの一言だ。

 

・そりゃね、彼らはあくまで老衰で死なないというだけで、他の外的要因、例えば生態系ピラミッドの上位に捕食されちゃえばあっさり死ぬし、なんだったら私はその食べる側、ピラミッドの頂点に立つ、さらに彼らに比べればトータルの生存率は段違いに高い種なわけで、そんな私が厳しい野生に生きているエビだのクラゲだのをうらやましがるなんてのは、相手さんからしたらずいぶんとわがままな話だってのはわかってる。「恵まれた存在がそうでない存在のかろうじて持つ優れた点を僻み、欲しがる」なんて言い換えたらかなりの愚か悪役ムーブで、これが物語なら火の鳥みてぇな存在に「じゃあお前明日から若返るクラゲな」ってされちゃうのだろうけど、これは物語じゃないし、この文章をエビやクラゲが読むではなし、だ。

 

・ああいう生物の「不死」特性、ずるい云々は置いといて、素直にすごいよね。進化論に基づくんであれば、その特性も進化によって手に入れたというわけで、つまりは積み重ねで永遠を掴んだという話だ。普通にとんでもない話だなと思う。いや、段階的ではなく突然変異なのかもしれないけど、それだってやっぱとんでもない。人間が急にドラキュラになるみたいな話じゃん。

 

・地球みたいに知的生命体が頂点に立つ星がどこかにあったとして、さらにその生物が不死の特性も持っている、みたいなこともあんのかな。