せんくつにっき

思うこと、感想、とかとか

210515日記 感想文

・土曜日終了。先日の親指の軽い負傷が治った矢先、今度は勢いよく舌を嚙んだ。血が出るくらい。もう……サガるよね。ぶちサゲだ。晩飯作る気にもなれねぇ。怪我なんて10割10分テンションが下がるものだけどさ、そんなかでも口とか指とか日常生活で頻繁に動かす部位が痛いと、それに関するあらゆるやる気が失せるんだよな。指が痛いとタイピングが億劫だし、口内が痛いと食事全般が鬱陶しい。口のなかの傷って治り早いんだっけ? なんかで見た気がするけど、さっさとこっちも治ってくんないかな。

 

・テンションがそんなんなので、今日はチラッとウクレレ弾いて、あとは漫画読んでた。『亜獣譚』。『三体』の続刊も出てるからさっさと買って読まなきゃなんだけど、小説はやっぱ力いるんだよな……。慣れないSFってジャンルなのも、もとが海外小説だってのもめんどくささに拍車をかける。第一、3巻で一旦区切りついたし。今出てる分が後味悪い〆で解決編は待て時間!とかだったら嫌なだよな。まあ、うだうだ言ってるけど、読み始めさえなんとかなりゃああとはある程度流れで読み切れる。

 

・本の読むのは昔からかなり好きなほうだけど、読書感想文は大っ嫌いだったな。今も正直「うーん……」だけど。ほら、読書感想文ってある程度の「型」があるというか、求められてるのって本来の『感想』である、「面白かった」だとか「ワクワクした」じゃなく、本の内容に絡めたなんらかの「意見」なわけじゃない。おおむね社会か人生に関しての。少なくとも、読書感想文に直面してたことの私には、本を読んでそんな「意見」なんて浮かばなかったし、それに加えて「そういうのは『意見』であって『感想』じゃないじゃん。なのに『感想』文っておかしいじゃん」ってな感じの嫌気も刺してたものだから、もうどうしても苦痛でしょうがなかった。数ある宿題の中でもトップクラスの「ムリ」感があり、というか作文自体が嫌いだったな。

 

・そんな人間だったのが、つい最近、職場の人員育成(?)の一環で、とある事象についての自分の見解やらをWord3枚にまとめるという課題を課せられたのだけど、思いのほかサクサク片付けられて我ながら驚くなど。いや、学生の作文なんかとはだいぶと毛色が違うし、だから今の私なら感想文も余裕なのかってそんなことはたぶんないけども、やっぱね。空白の紙を埋めるって作業に苦痛を感じてた思い出が強くあるものだから。