せんくつにっき

思うこと、感想、とかとか

210114日記 最近小説読んでない

・ここのところ小説というものをほとんど読んでいない。ダメだな、なんてぼんやり考えるけど、別に読む本を探すでもなし、そもそもなにがダメなのかすらもよくわかっていない。趣味の話なのだから、欲求の赴くままにしていればいいだろう。義務感で続ける趣味を否定するわけではないけども、したくもないのに無理に行うのはやはり趣味とは呼べないと思う。

 

・小説を読まなくなった弊害……影響か。そういうのがないとは言わない。読書のほかにここしばらく手を付けていない趣味として執筆があるのだけど、これは読書をしていないせいだ。執筆欲を読書によって高めているので、つまり、読書をしていないと執筆する気も起きないのだ。

 

・影響といってもそれぐらいしか思いつかないな。まあ、趣味のひとつなんてそんなものだ。これがあらゆる娯楽に対する欲求がないって話ならばそれは早急になんとかすべきだと思うけど、数あるうちのひとつに対して消極的になってるだけであれば、別にどうという話ではない。ないのだけど、そうやって多少負荷もかかる趣味から「どうせ趣味だから」と切り捨てていき、ダラダラと続けられる趣味だけ残っていくのもな……という危機感もある。

 

・危機感? ダラダラと続けられる趣味だけ残していって、なにがいけないのか? ダラダラした人間になることがか? つまるところ、いわゆる『虚無のオタク』に対する忌避感があるんだな? どうやら私は私の人生を充実させようとしているようで。少なくとも、悪い方向には転がしたくないと。これは驚いた、この驚嘆はもちろん皮肉だけども、そんなことを考えるくらいならもっと他にやることがあるだろう。

 

・大した話でもないことを大仰に書くことの何がいけないかって、別に大仰に書いたところで解決コストは軽いままなのに、解決したときに自分は大層なことを達成したのだと勘違いしてしまうことだ。最近小説を読んでないなんて悩みがあるのなら、話題の本の数冊でも買って読めばいい。どれかは琴線に触れて満足するさ。電子書籍に移行したんだろう? ならわざわざ書店で品定めする必要もない。貧乏人じゃないんだ、小説の数冊を買う余裕程度あるだろう。なにひとつ弊害になるものはなく、そしてそれを行う理由は確かにある。「最近小説を読んでないな」と悩んでるだろうが。たかが趣味だと言うのならば、たかが趣味ごときの悩みなぞさっさと解決しろ。逃避じゃなく、解決だ。

 

・なんかスイッチ入ってんなこいつ。たまによくある。とりあえず週末はある程度の時間を読書に使おう。