せんくつにっき

思うこと、感想、とかとか

210117日記 余裕があろうとなかろうと

・日曜日終了。隣人がいたのでウクレレはあまりできなかったが、読書はしたので文化的な週末はいまだ継続中。若干無理やり遂行している感はあるが、逆にこうでもしないとやらないくらいには鈍ってるようだ。

 

・まあ、読書に関しては初日にやりすぎた。数か月ぶりの読書で四冊ですよ四冊。ようやく最終巻の出た『新本格魔法少女りすか』と昨日の日記にも書いた三体の既刊3巻。一日にここまで読んだのはいつぶりだろうか。たぶん本好きの下克上を4~5日で一気読みした時以来で、日記をさかのぼると19年の10月。一年以上か! 思いのほか前でびっくりしている。日記初めて半年ちょっとのときじゃないか。

 

・今日読んだのは一冊だけで、伊坂幸太郎の『逆ソクラテス』。……この週末はあまりなじみのない作家の本を読もうと思っていたけど、昨日の西尾といい今日の伊坂といい、これに関しちゃ全然守れてないな。安定志向が強い。いや、伊坂はともかく西尾が安定してるとはちょっと言いにくいけどね。

 

・『逆ソクラテス』の感想としては、はい、面白かったです。語彙がないのでそんなもんだが、言葉に嘘はない。今回は短編集なのでいつもの「怒涛の伏線回収!」みたいなのはなかったけど、そのぶんテーマ語りが強めだったかな。えらく理屈っぽくて理解の早い小学生ばっかだなとかも思ったが、最近の子供はあんなものかもしれないし、リアルに書かれてもむかつくだけだしね。あまり公言するこっちゃないけど、子供があまり……多少……まあちょっと基本的に嫌いなので。ええ。

 

・これを言うと「心に余裕がないんじゃないか」とか言われたりするけど、どうなんだろう、単純な好嫌感情に余裕もなにもないんじゃないか。好きなはずのものがむかついて見えたりするとそれは確かに心に余裕のない証拠だが、普通に嫌いなだけでそんなこと言われなきゃいけない理由がない。誰でも彼でもガキが好きなわけがないんだからな。……まあ、そう反論したところで「ほら心に余裕がない」と言われるのは目に見えてるのだけど。

 

・そう考えると腹立ってきたな。たまにある、反論を封殺する系の論法じゃないか。「そうやってムキになるのがその証拠」だぁ? その中身のない言葉こそが私の反論が正しい証拠じゃい。心の余裕があろうとなかろうと嫌いなもんは嫌いなんだよ。

 

・まあいいや。『逆ソクラテス』はさっさと読み終えたので、あとの時間は『クッキングパパ』読んでた。無料らしいので。今100話ちょっとで、ちなみに最新話が1100話超。つまりまだ一割にも達してないということで、やばいなこの作品は。