せんくつにっき

思うこと、感想、とかとか

僕の心のヤバイやつ感想『僕は試食した』

・今回の二大萌えポイント、芹那の「萌ちゃん」呼びと、山田父と並んでソファにちょこんと座ってる市川のちんまさに決定です。前者はいつだったかにTwitterに投下された呼称一覧に書いてたのかな? 実際にそう呼んでるのを見たのは初めてのような気がするが……。一、ニ年前ならともかく、ここまで供給が重なると流石に覚えてないんだよな。

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・あんま難しいこと考える回でも、後への懸念を残すような回でもなかったな。次回か次次回がバレンタイン本番回だろうか。流石にここまでやっといて本編でやらないこたぁないと思うのだが、どうしたってツイヤバを踏まえなきゃいけないわけで、どんな感じにするんだろ。ツイヤバはIFっつってガン無視するのを手っちゃあ手だが。はて。

 

・山田父と市川は仲良くなれそうでなによりだ。ゲーム好きは既出情報。市川が懸念してるエレベーターでのすれ違いの件は、物語的に山田父が覚えてないことはないと思うのだけど、そこだけが気になるな。禍根って話にはならないと思うが。

 

・前置きはそこそこに、頭っからいきましょう。個人の感想です。

 

・ついに一堂に揃った山田家フルメンバー(ペットもその辺にいんだろ)、山田父のゴツさも目を引くが、こう並んでるのを見ると山田母もそれなりに背が高いし、スタイルも……っつうか足なっが! 腰たっか!マジですごいなこの一家。フィジカルエリート。

 

・表情が読めない、まあそうね、物理的にそうだね。前髪が邪魔だね。ただ市川、文句言える前髪してないからねお前も。なんかある程度長い髪の方が料理に落としても気付きやすいから、料理人は伸ばしたほうが実はいい……みたいな話は聞くけど、山田父のこれもそれなんだろうか。別に前髪は切っててもいい気がするのだが。

 

・スルッと自室に引っ込む山田父。その巨体で音もなく移動するな。みんなが怖がるじゃないか。引きの絵だとほんとにゴツい体型してんなしかし。いくらこの上にシュッとした顔乗ってても、なんかアンバランスじゃない?

 

・イマイチ空気が読めないのも山田家の特徴なんかね。マイペースというか。急にお礼と謝罪をぶち込まれた萌子の顔よ。すごい顔するねあなた。お礼を受けてる時の顔か?それが……。

 

・山田父、フレンチシェフ。お料理屋さんって言い方、そういや中学生だったなこの子らって気分になりますね。

 

・市川がゲームやると知っての「やはり……!」とか、「誰もゲームやらないから」のとこのしゅん……とか、誰かとゲームできるのが楽しくて舌ペロしてるとこ(p6右上)とか、いちいちあざといなこの巨大生物。さすがにゴツすぎて可愛いとはなりませんが。

 

・秒で山田家に取り込まれる市川。フェロモン……出てるんでしょうね、きっと。懐に潜り込んでるとはまさにこのことだ。そうそうないぞこの距離の詰まり方。山田はこれまでの積み重ねで、山田母は娘から聞いてた話と今日のやりとりで、と、それぞれ市川を信頼するにあたる背景があるが、山田父はただ一点「ゲームをするから」だけですよ。そりゃまあ、好感を抱いてるとまでいってるかはわかんないとこだけど、警戒0て。チョロい……でいいのだろうか。それとも、いざとなればいつでもどうとでもなるあの体格差ゆえの無警戒か?

 

・萌子のこの軽口叩く感じ、いいですね。隠の者を勘違いさせる心優しきギャルのそれだ。

 

・「あとは仕上げだ!」の小林、笑顔が眩しすぎる。試食会を存分にたのしみやがって。諸種の思惑が渦巻くこの試食会において、そのどれもに対し我関せずを貫いてると言えばカッコいいが、単に気付いてないだけですからねこの子。一時期は「逆に気付いてるのでは……?」みたいなことも考えたが、全然まったくそんなことはない。鈍ちんなだけだ。

 

・髪を纏めた山田父に反応する萌子。……こ、このビッチ! 見境なしか! 友達の父親だぞ! 山田父に萌子が迫るコマ、止める小林と芹那に加えて、山田母までなにやら反応してるのがなんかウケるな。

 

・今回の淫行ポイント……ならぬ胸キュンポイント。カーテンの向こうで二人の空間を作り出すの巻。……いやあなたたちね、誰か振り返れば一瞬でバレるし、逆に見られてることには気づけないんですよそこ。というか芹那あたりは目撃しててもおかしくない。

 

・わざわざ擬似的に二人になってからチョコを渡すその意味。試食してもらってよかったと告げるその意味。市川は気づいて……てもおかしくはないね、もう。薄々は、だろうけど、少なくとも頓珍漢な理由で自分を納得させるってことはないだろう。

 

・異性の!口に付いた食べかすを!堂々と自分の口に運ぶな!カップルでもないのに!その行動はエモさも何もない、純然たる不純異性交友だからな!なんか雰囲気で誤魔化されるとこだったけど!

 

・解散後。なにやら満たされた様子の市川を見る芹那の眼よ。怖いよ。考えてみれば、今日は一日このカップル(カップルではない)のイチャイチャに付き合わされたみたいなもんで、よし、一発くらい殴っとけ。芹那にだけはその権利がある。

 

・続きまして、名探偵芹那による諸々の情報開示。観察眼がすごいね。そんで「気づいてる」こともこれで明確にされた感じだ。山フレ(山田フレンズの意)3人の中で誰が最初に気づいたか問題、明かされら日が来るとも思ってはないけども、これで芹那が一歩リードか。

 

・怒鳴った理由は、まあ大方の予想通りって感じだ。山田が辛そうな顔をしてたからってのが一番の理由で間違いないだろう。ヤンキーらしく友誼に厚い。結婚式で一番泣くタイプだ。

 

・いいってことよ。とんでもなく頼れる背中ありがとうございますだが、右のお方は今回引っ掻き回した側でも……まああの嘘はしょうがなかったからいいのか。そもそも萌子がいなきゃ山田の家に入るまでもなく帰ってたんだし。市川と山田は友人に恵まれてる。そうだそうだ、最後のコマで萌子がサラッと「友達だろー」って言ったのもよかった。

 

・「ヤったら言ってよ」に対して「やだよ」っつってるの、市川お前……ヤる気満々じゃないか!売り言葉に買い言葉で深い意味はないのはわかってるけども。

 

・とりあえずここまで。