せんくつにっき

思うこと、感想、とかとか

210427日記 やくめでしょ

・火曜日終了。おかしいな、こんなに疲れるとは聞いてないぞ。私の要領が悪い(に加え諸々の条件が悪い)にしたって、もうちょっと楽な場所じゃなかったのか。残業上等じゃないか。もちろん過労死ラインなんて見えもしない範囲ではあるが。

 

・というかあれだ、たぶん「一定時間残業をした」という事実に疲労を感じている。あるはずの自分の時間が削られるという事実に。ずいぶんと甘ったれた思考だが、昨年度まではそういう場所に居たので。人間、キツイ方にも楽な方にもそれなりに過ごせば慣れちゃうもんなのだな。

 

・書くことねえので怖いものの話でも。規模がデカめの寺とか神社とかの、あの長くて広くてまっすぐな石段、あれが怖い。ワンミスで死じゃん。ズルッ……で十数秒後には頭から血ぃ流して死じゃん。まだそこそこ有名なとこだとそこんとこ気をつけて補修してるので、ちゃんとステップ(足踏むとこ)も広くてまだましだけど、デカいだけで古いとこはもう、「こんなん雨の日は歩いちゃダメじゃん」ぐらいになってるじゃん。欠けまくって「石材」っつうか「石」で作った階段みたいになってるとこ。手すりもそりゃあるけど、そんなもん当たり前だからな。

 

・落ちたら死ぬのにちょっと気を抜いたら死ぬ階段とか、やたら複雑なのに明らかに信号が足りない交差点とか、そういうパッと見て危険だとすぐわかるやつは、逆に過剰に注意して事故がない……みたいな話も聞くけれど、いやそういうのいいから普通の注意で事故が無いようにしなさいよ。やくめでしょ。

 

・「実は逆にこう」みたいなのってさ、勧善懲悪みたいなのとはまた別ベクトルの物語性があって、そういうのに直面したらすぐ「なるほど~」って感心してそこで終わりになりがちだけど、あんまりよくはないよね。鑑みるべき事実を照らしたらどうなのか、案外事故は起こってないけど、それでもやっぱ普通のとこよりは多かったりしないか、そういうとこを見ないといけない。事実は小説よりも奇なりっつっても、現実なんだからそういうこともあるしそうじゃないこともあるわけで、少なくともその物語性に直面した際に自分の頭に浮かんだストーリーと同じになることはそうそうない。期待外れかと思えばそこまで外れてなかったり、期待以上でも意外とそううまくは行ってなかったり、それでも当初の予想より悪くはなってなかったり、あるいはなってたり。「こういうときはこう」みたいな決めつけに意味はない。良いことと悪いことは順番に来たり来なかったり。