せんくつにっき

思うこと、感想、とかとか

210415日記 いびつな

・木曜日終了。や…………っっっと木曜日が終わった……。気持ちの面では肩で息してるもの。なんだろうね、ついこないだまで木曜日なんか週の後半突入ってことでもうちょっと気楽だったんだけど、今は一日一日が重たくなってるせいで、今日が終わってもまだ明日があるという事実のダメージがデカいのだ。はやく慣れるかヒマになるかしないだろうか。

・ウマ。あの世界では、どうやらある程度現実世界の史実に沿った形でウマに関するイベントが発生するそうで(そのなかでいわゆる「夢の対決」みたいなの『も』あるからまた面白いそうなのだけど)、だからウマ自体の身体能力というか適正みたいなところも現実に準拠して設定されている。おおまかな性格や、衣装の細かい部分においてもそうだ。このあたりの「現実準拠」のディティールが細かければ細かいほど、もともとの競馬に対する興味の有無にかかわらず喜ぶオタクは多い。「こんなとこまでこだわってるぞー!」なんて発見で盛り上がれて、『元ネタに対するリスペクト』を欠かさない自分たちになれるからだ。

 

・で。そういう世界観に沿ってだろうが、なんか史実(って言い方があってるかわからないが)で子を為したウマ同士のカップリングが公式にあり、それでオタクが喜んでるみたいな話を聞いた。ファンの間に肯定的な反響が生まれてる時点で、それ自体はやり方としてとても上手いということになり、それに触れてない私としても正直コンテンツとしての最適解だとすら思うのだけど、それはそれとして、言い方を選ばなければグロテスクだなと思ったり。

 

・ウマ単体の適正だとかを史実に沿った形にする。それは当然、そういう世界観だから当たり前の話だ。ただ、関係性まで似たように現実に沿わすのはなんか歪じゃない……? というのが、その話を聞いて発見した私の感覚。いやね、例えばこれが「史実で競い合った間柄だから、こちらの世界でもライバル」ならまだわかるんですよ。同競技で同年代に実力が拮抗している二人がいるなら、関係性を神の手でいじるまでもなくそんなもの好敵手になるでしょう。必然性があって、違和感もない。もしかしたら、私が知らないだけで今日あたりに話題になってたカップリングにもそういう「仲良くなった過程」みたいなのはあるのかもしれないが、そこでなにが描写されてようが現実世界の馬にそんなロマンスはあり得ないわけで、その補完部分は「最終的に親密にさせるため」に作られたイベントなんだろうと思ってしまう。彼女らの意志じゃなく、元ネタが「そう」だから「そう」なった、悪く言えば「そうさせられた」だけの関係性。まあ、たしか設定的には元ネタの魂が宿る的な世界観だったから、そういう意味では運命の相手と言えてとてもロマンティックなのかもしれないけど。

 

・正直、これが史実も現実も元ネタもないごくありふれた創作物の話であれば、当然こんなことは思わない。創作物である以上キャラ同士の関係性が神の手でいじられてることに変わりはないのに、だ。だからこれも昨日の日記に引き続き、私が勝手に思ってるだけの、正しくもなんともないお話だ。