せんくつにっき

思うこと、感想、とかとか

210402日記

・金曜日終了。新年度早々なんもかんもがめんどくさくなってきちゃったな。こういうとき、例えば列車に乗って海に行きたいだとか、実家に帰りたいだとか、あの人に会いたいだとか、そんな逃避を思い描くのが常なんだろうけども、悲しいことに私には思いつくような逃避先がない。そこまで逼迫してないから思い出してないのか、マジでないのかはちょっとわからない。


・いざという時の逃げ道は作っておいたほうがいい。なるほど確かに。仕事に押しつぶされるという想定以外にも、単純になにか物事へ向かう時にはそういう保険はいるだろう。ないよりはマシ。背水の陣的な、退路を絶って血道を上げるみたいな考えもあるが、私はあんまり採用したくない。それはちゃんと必死になることが条件で、そして私はたぶん窮地においても力を発揮できないタイプだからだ。流されるように終わってしまい、猫を噛むことすらしないだろう。


・なんでこんなに仕事が嫌になってるんだろう、いつでも仕事はしんどくて厭なものなのに。思い当たる節がひとつあり、新社会人へのアドバイス群だ。 


・年度が明け、日本社会に懲役40年に服する若人が大量ポップした。毎年恒例で、この大災の最中でも関係ない、むしろワクチンの登場により、一応は終息の目安を見せているなかではあるから、未来を見据えた新規労働力の確保は当然とは言える。で、それを受け入れる側の先輩受刑者たち。どいつもこいつも一応は人間で、吹けるときに先輩風を吹いときたい性質を持っているもんだから、今後のアドバイス的なものが渦を巻き、新社会人を翻弄させていることだろう。


・それは各職場だけの話ではなく、大人数が活用するSNSでも同様の現象が起きている。Twitterでも。ここからが多少特殊だが、Twitterの住人は露悪と無常が比較的好きで、そして労働が大嫌いだ。少なくとも、広く出回るようなアドバイスはだいたいそういうニュアンスになっていて、これが私の気を削いでしょうがない。助言の対象にいないのに、勝手に各人の労働に対するネガティブ感情を受け取ってしまってるのだ。世話ないなおい。