せんくつにっき

思うこと、感想、とかとか

210308日記 事実の確認

・月曜日終了。明日は僕ヤバの更新日ということで、もう連載を追いかけて2年半と少し経つが、我ながらこれは信じがたいことなのだけど、いまだに更新直前は楽しみで胸がざわついている。今のところ継続してのめり込んでいるコンテンツはこれとVが長さを競っている。電脳少女シロから数えればVの方が長いが、神楽すずだと数か月僕ヤバの方が長い。

 

・TVを見ない見ないとは言っているが、実のところ好きなお笑い芸人だったり気になるTV番組は存在していて、決まった番組を週に3,4つほど継続して視聴している。Tverとかあの辺で。芸人で言えばこの一年ほどよく見ているのが千鳥で、だからTV千鳥も視聴しているのだけど、今週分をさきほど見ていて思ったことがある。いや、テレビだの芸人だの関係ない気づきだが。やはりというかなんというか、私は酷い目に合ってる人がいても、その相手によって楽しめることもあるし嫌な気分になることもあるのだ。

 

・少し前のTV千鳥の企画で、ダイアンの津田が冬の冷たい川に入らされるみたいなのがあった。今週のTV千鳥の大オチでは、アルコアンドピースの平子がドン滑り(笑い)の目に合わされていた。肉体的なのと精神的なのの違いはあるし、お笑い特有の「おいしい」という見方もあるだろうが、どちらも端的にいって「酷い目」にあってるのは間違いないのだけど、しかし私が視聴して受けた印象は正反対だった。前者の津田はちょっと見てられなかったし、後者の平子には大笑いした。

 

・別に津田のファンだとか、あるいは平子のアンチだとか、そういうことは一切ない。それぞれの平場での立ち回りで笑ったこと(見た回数は非常に少ないが、ネタ含め)はなく、ぶっちゃけ無関心である。だが、同じ無関心でもあえて感情をつけるなら、津田はそれでも興味がないし、平子はどちらかといえば薄っすら嫌い寄りな気がする。

 

・基本的に私は共感性が高い方で、だからイジメ漫画なんかは好きじゃないし、やられ役が物語の都合で愚かな振る舞いをさせられてるのを見るだけで、その後の凋落を想起してしまい嫌な気分になる。だからカケラも興味がないし面白いとも思っていない芸人が、嫌だ嫌だと嘆きながらも「TVだから」という理由で冬の冷たい川に変な扮装で入らされているのを、TVの話だとわかりながらも見てられなかったりするのだけど、しかしたかだか「薄っすら嫌いな気がする」程度の感情さえあれば、スカシを食らってドン滑りをし、そのうえそれを笑われている芸人を見て大笑いが出来るのだ。

 

・別に自省ではない。相手はお笑い芸人で、反省するなら笑ったことより笑えなかったことだろう。これは単に、いくら誠実さや正しさを気にしてても、私という人間にはそういうところがやっぱあるんだよねという、ただの事実の確認だ。