せんくつにっき

思うこと、感想、とかとか

210203日記 気分が悪い

・水曜日終了。不意に厭なものを見てしまい、そこそこ気分が悪い。別に誰かが悪いというわけではなく、強いてあげるならそれを見た自分が悪いけど、考えてみればそこまで自罰的になる必要もないし、そもそもそんな殊勝な気分でもないしで、だから誰も悪くない。気分の悪さとしては、むかっ腹が立つ……と言うよりは、苦々しいというか、胸糞悪いというか、そんな形容詞が似合う気分だ。こういう時の立ち直りが、私は非常に遅い。あまり『こうだ』と書いてしまうとますますその傾向を悪化させてしまいそうだけど、このくらいの時間だとおそらく翌朝まで続くし、酷ければ24時間後も残っている。ナイーブなのだ、なんだかんだ。

 

・立ち直りを早くする方法は、今のところ見つかっていない。別のなにか、たとえば楽しいことで紛らわそうにも、良くていっとき忘れるだけで、ふとしたときや寝るときにまた強烈に思い出すし、悪ければ忘れることもできず、楽しいはずの「それ」に余計なケチがつく。なのでまあ、基本的には特段楽しくもないネットサーフィンをしたり、友人とダラダラとした雑談をして時間の経過を待つだけだ。こういうのをリラックスというのだろうか。たぶん違うな。

 

・共感性が高い方だ。たぶん。感度は低いが。他人が何を嫌がってて何に喜ぶかを考えるのが不得手で、だからそういうことを考えなければならない類のコミュニケーションも苦手。ただ、考えるまでもなく明確に嫌なこと、あるいはそれこそ自分がされて嫌なことであれば、それを人にすることに強い抵抗があるし、直面したら他人事でも強めののストレスがかかる。これらの『強い』はわりとマジの『強い』だ。体調を崩すほどではないけども、ただでさえ悪い寝つきがさらに悪くはなる。

 

・私が厭な気分になる一つのキーワードとして、「哀れ」がある。例えば、誰かと誰かがワーキャーやって地獄みたいになってるのには、あんまり厭な気分にはならない。どちらかが明らかに理不尽な目に合ってない限りは、だけど、それでもやられてる側がまだ闘志バリバリであれば、そいつに味方できるかは置いておいて、少なくとも『厭な気分』にはならない。なるのは、もはやどうしようもない従属だったり、支配だったり、取り返しのつかない損失だったり、そういうのだ。そういうのを見た瞬間に高めの共感性が発動し、どうしようもなく厭な気分になる。今日見てしまったのも、そういうのだ。