せんくつにっき

思うこと、感想、とかとか

210119日記 ○○好き

・火曜日終了。仕事はまあいつも通りの感じなのでいいとしたもんだが、いよいよちょっとキーボードを変えたい気分だ。家と職場で使い心地が違うのが非常に気持ち悪い。配列が違うとかではどうやらなく、家で使ってる方がちょっとでかいんだよな。そのせいで絶妙にミスタイプを誘われる。

 

・映画を見ない人間なので、例の人への感情に関係なく例の映画を見ないという選択を取れる。初めて映画を見てなくてよかったと感じた。良くも悪くも批判と賛同を多く集めてる人間が作った作品だから、どっちの選択を取るにしても妙な文脈が産まれてしまうあれから逃れられるのだ。同様の回避方法として『例の人の存在を知らない』もあるが、たぶんそいつは例の映画も知らない。こうなるといよいよ無関心はなによりの防具だなと感じてしまうが、代償は大きいということを忘れてはならない。どうあがいても映画は一大コンテンツで、それをほとんど履修してないというのは、普通に無教養の誹りを逃れられない。

 

・ま、映画を見ないとは言ってるが、まったく見たことがないわけではないしね。自分から選択肢にあげることはないし、友人から誘われても断るか難色を示すだけで、無理やり映画館に連れていかれたことはあるし、友人宅でロードショーを流していればそれを止めることもしない。ただただ長時間の映像作品を楽しめない人間だから、映画を避けているというだけだ。そこにこだわりがあるわけではない。

 

・映画も漫画もアニメもそうだけど、特定のフォーマットを指して「嫌い」とか「合わない」はまだわかるのだけど、「好き」はちょっとピンと来ない。数を見ているとか、好きな作品が多いとかならわかるけど、それらそのものを「好き」と言うのがわからない。例えば映画。技術的な定義はまた別にあるだろうが、基本的には「映画館で上映される、1~3時間の長時間映像作品」のことをを映画と呼ぶ。私が映画を見ないのは、まさに長時間の映像作品だからだけど、じゃあ逆に「長時間の映像作品だから」映画が好きって人、いる? ちょっと私は聞いたことないけど、しかし映画の定義となるそこの部分が好きじゃないと「映画が好き」とは言えないんじゃないか? と思ってしまう。

 

・いやまあ、わかってはいる。映画好きっつっても、そもそもオールジャンルの映画を面白いつまらないの分け隔てなく見るなんて人は滅多にいなくて、そこにいるのは「○○(特定のジャンル)映画好き」「○○監督の作品好き」でしかなく、だけどわざわざそう説明するのはめんどくさいしくどいから、わかりやすさ優先で「映画好き」を名乗ってるだけだと。ただまあ、なんとなく「ん?」となってしまうだけ。