せんくつにっき

思うこと、感想、とかとか

201117日記 大きいランキング、妄想の話

・火曜日終了。自業自得の切迫感と焦燥感に苛まれるなか、それでも残業30分で帰宅した次第。偉いぞ私よく頑張った。頑張らないを頑張った。膨大に見えるタスクも可視化すれば定時内に間に合う算段がつくことがあり、見積もりの甘さは自分の機嫌をとってカバーすればいいだろう。安易な『頑張る』ほど高コストなものはない。使いすぎるとそのうちカフェインブーストや睡眠導入アルコールに入門すれば、大半の人間の後に残るのはぶっ壊れた体だ。であれば、『頑張る』コマンドは可能な限り使わないようにしたい。マジな話、体をぶっ壊すのが一番高くつく。

 

・頑張らない理由を自分に言い聞かせるのだけは一人前だな。まあ、私は仕事に対する姿勢なんてこんなもんでいいと思ってる。いち勤め人として。個人的な合理性なので社会全体がそれを適用するのは望んでないですが。

 

世界に一つだけの花が広まってからもう何年だろうか。すっかりなんもかんもオンリーワンになってしまった。個々人が任意で付ける小さいランキングは確かに減ったのだろうけど、しかしそれでも比べたいという願望が消えるはずはなく、今までは小さいランキングで小さいナンバーワンを取ってたような人が、否応なく発生する大きいランキング(売上とか)に放り込まれてしまってるような……。みたいな話を思いついたが、なーんも根拠はありません。なーんも。今も昔もそんなに変わんないよたぶん。人も社会もそうそう劇的には変わらない。比べたい人も比べられたくない人も、比べたいけど比べられたくはない人も、それぞれたっくさんいる。どんな思想もだろうと、持ってる人それなりに多い。

 

・夢の中で、恋愛についてのテストを受けた……といっても、いつも僕ヤバの解釈でやってるみたいな設問で、こんなもんが恋愛のテストになると思ってるのがさすが私の脳味噌だ。綺麗な花が咲いてると言ってくれ。で、テストの目的が『その人がまともな恋愛をできる倫理観の持ち主か』を判別するためのようで、夢の私はそのつもりで問題を解いていた。日々の健闘虚しく、テストは落ちた……的なオチもなにもなく、途中で普通に目が覚めたわけだけど、じゃあなんでそんなつまらない話を書いたかというと、なんかディストピアっぽいなと思い、同時に全然あり得る未来だなと。

 

・例えば、完璧な人工肉が開発されたら、家畜の肉を食べるという行為は非人道的なものとされるのでは、みたいな話がある。そんな感じで、恋愛に決定的に向かない因子(絶対に不幸な結末しか産まないと証明された)が『見つかった』としたら、各人におけるその因子の有無を確認するためのテストがあったとしたら、それを受けずに恋愛を行おうとする人も『非人道的』の謗りを受けるのかなとか、そういう話。……どこぞの企画屋が『発達障害男性』という属性を、いつも問題を起こすという理由で出禁にしたが、それが正当化され、その考えがある程度一般的なものになったら、診断を受けずに社会に出る人は非難されるのかなとか、そういう妄想。