せんくつにっき

思うこと、感想、とかとか

201026日記 イチョウの葉

・月曜日終了。忙しくなってきたし後回しにしていた仕事もジクジクと溜まってきたし、今日からちょっとギアを入れて仕事をしよう、じゃないとやばいしな……と後ろ向きに意気込んではいたものの、やっぱり急にスロットルをまわすのは負担が大きいですね。危うくつんのめるとこだった。比喩ですが。しょうがないので徐々にアゲてこう……ではちょっと反省がなさ過ぎる。スピードを出したいのなら助走はあらかじめしておきましょう、が正しい社会人。

 

アイマスシリーズがそもそも肌に合わないなと感じてそこそこ経つが、気づく前から現在に至るまで、ゲームシリーズに対する接し方としてはまったく変わっていない。そもそも入れ込んでいなかったゆえだが。で。私が現在唯一プレイしているシリーズであるアイドルマスターシャイニーカラーズ……通称シャニマスにて現在開催している限定ガシャ、その目玉になってる樋口円香について、コミュを多少見たので、ふと思ったことを。そのキャラについてではないけど。

 

・前提として。シャニマスのキャラやストーリーは、ほかのアイドルマスターシリーズ……本家、ミリシタ、デレステ、Mマス、くらいか……と比べて『深い』みたいな言説がある。私はシャニマス含めどのシリーズも深掘りしていないため、それが客観的事実かどうかはわからない(し、その言説に付随する批判やらを含め知ったこっちゃない)が、シャニマスに関しては確かに、考察の余地やそれを促すかのようなエキスが随所に散りばめられてはいるのかな……と思う。だから上面を撫ぜたときに心地がいいのだけど。

 

・私の主観はともかくとして、シャニマスは現在サービス開始から2.5周年だが、1年も過ぎたあたりではそういう評価がついていたように記憶している。オタクの長文考察noteとかやたら多いでしょう。で。そんな『考察が楽しい』シャニマスに、2周年のタイミングで新たに追加されたノクチルという4人ユニットがあり、その1人が樋口円香だ。

 

・私はこの樋口円香というキャラの、此度追加された限定カードで初めてまともにシャニマスのキャラストーリーを見たのだけど、たしかに複雑な内心をお持ちのようで、考察好きな人間が惹かれる気持ちはわかるな、と。同時に、別に私は惹かれはしないかなと。

 

・その人を惹きつける複雑さは、アイマスシリーズにおいて私が肌に合わないと感じている『アイドルというものに向けたキラキラしたなにか』と関係していないわけではないけども、正直これがアイマスじゃなくても良いものだ、と感じた。比較的好きな屈折具合だとも思ったが、しかしそのうえであまり惹かれなかった。

 

・これは要するに、自分のなかの理屈を超えて好き嫌いが発動している状態だ。私はこういうコンテンツが好きで、アイマスがあわない理由はこうである、ならば『これ』に好印象を抱くはず……だが、しかしそうはなっていない。

 

・感情に理屈をつけることに、私は肯定的だ。というか、否定されるべきではないと思っている。しかし、理屈に感情を付き合わせることには否定的だ。『【ギンコ・ビローバ】樋口円香』のキャラストーリーは、理屈のうえでは好きになれるものだったが、しかし感情がついていきそうにはなかった。要するに、またアイマスシリーズにのめり込む機会をフイにしたなというお話。