せんくつにっき

思うこと、感想、とかとか

201006日記 間違った理屈、その表明

・まだ火曜日なのか。今週は長くなりそうな予感がひしひしとする。仕事も本格的に忙しくなりはじめたところだし。

 

・昨日の日記、あれやこれやの意見にそこそこの反感を覚えていたから、珍しく多少の憤りを込めて書いていたのだけど、思いのほか気は晴れなかった。もうちょっとスッキリすると思ったんだけどな。たぶん、腹の立つ意見を言ってる奴と直接言葉を交わし、勝たないと完璧には気が晴れない。だけどね、ネットの匿名同士の議論にそんな結末を期待するのは、私にはちょっと厳しい。

 

・価値観のお話だけならね、「わっかんねぇなぁ〜」とはなっても憤りを感じることはそうないのだ。何かを不快に思ったり、楽しみに思ったりする感情は、それが起こること自体は非難されるいわれはない。そして、どうしてその感情を抱くのかを理屈立てて考えることも、悪いことではないと私は思う。悪いのは、明らかに間違った理屈で感情を肯定し、それを表明することだ。

 

・一年ほど前と最近で、ひどく似た悪質な批判を見た。言ってもいないことをさも言っていたかのように語り、それを根拠に批判を展開する。嘘が嘘だとわかれば批判自体が崩壊するが、元ソースを確認し「そんなこと言っていない」と反論する人が少なければそのまま「言った」ことになってしまうという悪質な批判。ある程度真実が広まり、一年前のそれを「あれは酷かったな」と語る人が増えたのに、今回同じことをしているその人だって一年前のそれについては同じように語るはずなのに、自分がそれをしていることに気付いていない。たぶん、嘘をついてるつもりはなく、単なる事実誤認なんだろう。だけど、どういうつもりだろうが事実と異なることを公の場で発信してしまえば、一定数それを信じる人が出て、結局同じことが起きる。

 

・積みネタ消化しましょうか。久しぶりな気がする。『好きなものについて語ること、語りまくることは、意外と普通じゃないのかも』。感想記事とか書いてるから思いついたんでしょうね。毎回僕ヤバの更新のたびに数千文字の感想をあげているが、リアル友人関係でそこまでなんらかについての感想を熱っぽく語りあうことはない。だから「普通じゃないのかも」とか書いてるのだと思うけど、それは友人のことを把握しきっているという傲りからだ。相手が自分との会話であまりそういう話に熱を出さないからといって、イコールで感想活動に熱を持たないと思うのはおかしい。私のブログや誰かのTwitterと同じように、そいつはそいつで別の『場』を持ってる可能性はあるだろう。