せんくつにっき

思うこと、感想、とかとか

僕の心のヤバイやつ感想『僕には難しい』

・会話ならずかぁ〜。残念! けどまあいい、おねえの頭に山田という存在が刻まれたはずだ。おそらくこれでおねえは事ある毎に山田に会おうとするはず、そうなると真の邂逅も遠くない……!

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・弟が傷つくくらいなら諦めさせた方がいいし、そうでないなら応援するというのがおねえのスタンスでいいだろうか。たぶん間違い無いんでしょうね。一部で囁かれてたような、『弟は誰にも渡さない…!』系のキャラではないようで。

 

・市川がどんどん山田との関係にのめり込んでいってるようで、とてもよき。というかね、Karte.49での「今じゃない」発言もそうだけど、告白まがいのこと連発してるのがいいよね。市川はどこまで自覚のうえなんだろうか。少なくとも試着室での発言はとっさに出たものだけど、その発言が出た意味を市川は内なる自分との対話によってある程度自覚(山田との『可能性』を感じている)したわけで、市川はそれを踏まえて今回「とりあえず、今は」って伝えたんですよ。それもLINEの文面で。口に出すのとは違って、とっさの言葉じゃないんですよ。

 

・想像です。山田としてはね、試着室のと今回の発言は、備品倉庫で演技の練習をした(してない)時に市川から告げられた「観られる(自分になる)よう、善処する」からの続き物として受け取ってるんじゃないかと思うんですよ。あの時、あの言葉の真意自体を山田がどこまで汲み取ったかはわからないけど、とにかく市川のなんらかの覚悟は伝わったわけで。私はあの回の感想で市川の発言について『「俺からするから、告白できる自分になるのを待ってくれ」と取れるよね(少なくとも山田にとっては)』みたいなことを書いたけども、その線で行くと、決意表明からの中間報告みたいな流れになる。何が言いたいかって、これじゃ山田は告白待ちにしかならないよね。

 

・前段で長くなっちゃったので、そろそろ頭っから行きましょう。個人の感想、考察です。

 

・冒頭。前回からの明確な続き。焦ってる山田がいいね。まさかこんな油断した格好で好きな人の姉と対面することになるとは思ってなかったんでしょう。胸元を隠して少しでもだらしない印象を与えないようにするスタイル。どう見られるかがわかってるあたり、さすがモデルと言うべきなのかな。これくらい当然?

 

・おねえは相変わらずの感情が読めない無表情で、これは本当に『無』である可能性。なにせ配信者と勘違いしたんだもの。弟が自分もいる部屋で性欲を発露(言い方)してるとなると、とりあえず呆然としちゃうのが普通じゃないですかね。性欲を発露してるってのは別に自慰行為に限った話じゃなく、美人配信者の配信を夜な夜な見てるって行動からは『そういう』雰囲気を感じ取ってしまうよね。

 

・とっさに切っちゃう市川。今回のMWP。まあしょうがないか。

 

・配信者と勘違いされてた方が良かったって、市川さんマジですか。うーん、微妙なラインではあるけど、変に恋愛関係でからかわれるよりはマシってことだろうか。肉親にそういう配信者の動画見てるって知られる方が厳しいように思うんだけど、ここは価値判断の世界になるか。

 

・山田のことを繰り返し『可愛い』と評するおねえ。事務所モデルだし可愛いのは事実だろうけども、姉弟で好みが似通ってるという描写でもある気がする。母川(市川母)も美人さんっつってたし。クラスの女子と聞いてから評価に『めちゃめちゃ』がついたのは、配信者とするなら『可愛い(けどまあ、こんなもん)』で、クラスの女子なら『めちゃめちゃ可愛い(滅多にいない)』みたいな考えが働いたってことだろうか。考えすぎな気もするね。

 

・「異性の友達くらいいるだろ…」→「いないが?」。 怖いよおねえ。どういう顔だよそれ。「(彼氏どころか異性の友達すら)欲しくてもできねえよ」なのか「そんなもんいらねえよ」なのか。…後者かなぁ。希望的観測大いに含むあれだけども。普通に考えたら前者だし。

 

・顔赤らめて「友達…なのかな…」などと繰り返す市川。妙に可愛いね。おねえにとってはなかなか見ない表情だろうけど、たぶんここで恋心を察したのだろう。おそらくはナンパイ嫁(マ?先輩)以上の察しの良さだ。同時に「(無茶な恋を…)」とも心配している顔。弟思いのいい姉だ。

 

・おねえのパジャマの上と市川の下、やっぱこれセットですよね。ジェラピケっつうんですっけ。前の回で話題になってたな。高価だし普通は貰い物ってことで、おねえは彼氏にもらった説がまことしやかに囁かれてた。

 

・LINEの通話時間おかしくない? 冒頭の山田の画面と、3ページ目の通話時間が合わない。発信側と受信側で変わるもんなの?

 

・スタンプの使い方は間違ってないですね……。急に切られて山田はおこなんだから。あれ?それともあのネコかまきりスタンプ、まさかやる気が出たときのやつ? だとしたら怒った時に出すのは間違ってるけど、ちょっと厳しくない?

 

・『私が話そうか』。下唇をつまむ描写、漫画で初めて見た気がする。不安と思案だ。はて、何を話すつもりなんだろう。というかどういう話になると予想してるんだろう。市川は2人の会話がほんわかしたものになると考えてるけど、たぶん山田はそうじゃない。希望はそうだろうけど、そうならないと思ってるからこの表情なわけで。というかあれだな、予告の時から思ってたけど、実家の問題に向き合う夫婦の会話っぽいな。旦那姉からなんらかの問題が舞い込み、夫では説得できそうにないので妻が出張る時の会話。どうでもいいね。

 

・おねえに対し山田は何を話そうとしたのか。とりあえず思いつくのは、市川の想像と同じく恋愛のあれこれでウザ絡みをされたと山田も考え、そういう関係じゃないんですと山田からも説明しようとしたパターン……市川には装い、こっそり裏で「あなたの弟さんのことをお慕いしてまして、何卒ご協力を賜りたく……」パターン。

 

・なんて言ったの? の山田の顔!不安そうにしながらもツラがいいなこの女。というか今回はずっと眼鏡状態なのもありがたい。あとあれ、文字を入力する効果音。基本は『タタタ』で、ためらったりしたら『タ…タタタ』にしてるのが細かい。ここまで気をつかうかね。

 

・『友達、とりあえず、今は』。またこの男は軽率に告白を……。ことあるごとに未来を匂わせて山田をときめかせてる。ついでに読者も殺してる。コマの間の市川の顔可愛いな。太字で「あ〜〜〜」って感じ。復唱しちゃう山田も可愛い。そうか、試着室の時はそういう発言なかったからな。

 

・ム、一応これもすれ違いなのか。市川は『友達』、山田は『とりあえず、今は』の部分にそれぞれ重きを置いてる様子だ。山田にとってはとっくに友達のつもりで、その先に進みたいと思ってる。市川も同じく友達の先を望んでるが、そもそも友達と言っていいのかも不安だった。『予測変換にも出ないくらい』ってのはいい表現ですね。

 

・ちょっとこんがらがってきたな。『とりあえず、今は』の部分、友達の先も見据えての発言だと思ったのだけど、当の発言者はそっちには触れずに『友達』に感慨を抱いてる。発言の重さとしては当然先を見据えた部分の方が重いはずなのに(だってほとんど告白だもの)だ。となると、特に考えずに発言したか。

 

・『まだ途中』スタンプ。これちょっと怖いな。山田が『とりあえず、今は』にこのスタンプを返したことはほぼ確実なわけで、けど市川はそこはあまり重要視してなさげだ。成立してないやりとりを、山田だけが成立してると思い込んでる状況に取れる。

 

・どういう感情のスタンプかって、そりゃ『喜』だよ。『喜』一色だよ。

 

・おばあちゃんには結構素直な口調なんだな。おばあちゃんっ子市川。見た目変わってねぇなとか言われるけど。帰省は年1らしい。年末の帰省がこんなんだったし、夏休みとかに帰らないだろうか。親の都合で無理ってんなら子供だけで。ついでに山田も連れて。

 

・え、ストラップおそろにすんの? マジ? 君意外なとこでグイグイいくね。

 

・「女は顔じゃない、お父さんならわかるよね?」って、実の母に結構ひどいこと言ってんな。市川父(父川)も曖昧に同意しちゃいけない。聞かれてたらえらい目だぞ。というか父川で確定ですね。

 

・顔のいい女に騙されるな!と明に暗に弟に伝える姉。配信者だった方がなんぼかマシだったなとすら考えてるかもしれない。身近にそういう女がいるってのはどこまで本当か分からないけど、大学生までの何年間、そういうのを見たことくらいはあるのかもしれない。あるいは、自分こそが叶わない恋をしてしまったことがあるとか。これは妄想。「女は愛嬌!」っつってるときのおねえのにやけ顔、いいですね。

 

・この恋は叶わないかもしれない、傷つくだけかもしれないけど、そんな可能性だけではもう諦めることができない。それくらい好きになってしまってる。それを自覚してる市川が愛おしいですね。もう愛おしいとか言っちゃったよこいつ。末期。

 

・「昨日電話してた子もさー…」おいなに言おうとした。『気の多い奔放な子』と同じなんじゃないとか言った日には、最悪弟と喧嘩沙汰だぞ。危ないところだった。

 

・流石に手紙は覚えていた! そしておねえの中で全てが繋がっていく……。ここに母川の持つ情報(家の前で会った、市川の無事を聞いて泣き出した)まで加わるともう……おねえの中ではほぼ確定事項にまでなってしまう。次の邂逅が楽しみだ。というか、怪我した状態でお出かけなんて危ないし、山田やっぱり家に来るんじゃない? となるとほぼ確定で遭遇だけど。少なくとも帰省期間中はバイトもないだろうし。

 

・ウザいモードに入ったおねえ、テンション高くて可愛いな。。。あれだな、今回はいろんなおねえが見れるおねえ回だな。

 

・とりあえずここまで。また夜の扉絵来た時にでも追記します。

 

・扉絵来てるね。ということでちょこちょこ更新。

 

 ・おねえはちゃんとお姉ちゃんだねって、一体どこの姉と比較してらっしゃるのか……。ポリス(ロロッロ!)か? というかねのりお先生の作品の姉、兄キャラは様子のおかしいのが多すぎる。だからおねえも色々と突飛な予想(期待?)をされてたわけで。

 

・扉絵の山田は、なんでそんな悪女みたいなポーズなんだ。表情こそ汗かいててそんな意図はなさそうだけども、手つきとかなんか悪役っぽいぜ。おねえは明確に心配してる感じだけど、山田はなんだお前、何考えてんだ。あと……あれ……ホント胸でけぇな。どうなってんだ中学二年生。

 

・おねえはホント、ちゃんとしたお姉ちゃんだ。弟が負うであろう痛みを想像し、心配し、そうならないようにと説得を試みる。だけどどうやら心配が無さそうだとわかるや否や、今度は幸せを応援する方向にすぐさま転換。他人の痛みに敏感なのは市川にも共通するところで、家族ぐるみの善性だろうか。

 

・これはちょっと最近疑問なんだけど、お見舞いのときの手紙。いつの間にか『もともとハート型だった』説が支配的なんだけど、なんか根拠あったっけ? インタビューで先生が認めたとか。なんかその説前提で感想書いてるのを見て気になった(この分だとおねえはハート型の手紙は見てなくて、山田が自分で恥ずかしくなってやめたんだな、とか)。確かにそうだったら楽しいけども、逆に言えばそのレベルの説だったよな……。普通の手紙折りだと折り目がこうならないはず、が唯一の根拠で、ハート型に折った時のと一致するみたいな検証は見たことがない。ぶっちゃけ私の中では前回までの(今回否定された)『父川っぽい人、実は祖父川説』と大差ない信憑性だ。

 

・市川の選んだ服をインスタにアップする山田(LINE画面より)、鬼かなんかか。強すぎる。無敵かよ。ファンの子に「似合ってますね!」なんてコメントつけられた日にゃあ、戦闘力がとどまることを知らない。そしてそれを市川に「はやくみて」とか抜かすんだぞ。ん?なぜ山田のインスタを市川が知ってると……? 教えるイベントがどっかにあったのか。

 

・もう何話も会ってない二人。とはいえしょっちゅうLINEでイチャイチャしてるよう(全部見たい!見せろ!)だし、再会の時のブチ上がりはどれほどになるだろう。

 

・あんまり本調子じゃないので、ここまで。おねえが可愛くて、メガネ山田が素晴らしい1話でした。次回あたり再会あるかな。