せんくつにっき

思うこと、感想、とかとか

僕の心のヤバイやつ感想『なんかいいニオイする』

・バカじゃないの? なあ、山田お前……バカじゃないの?外でさぁ、体擦りつけてさぁ、髪の匂いを嗅ぎ倒すってさぁ、なぁ。もう……逆に自分の匂いを擦り付けてるようにしか見えなくなってきた。マーキング。 

 ・本編よりもわりと先っぽいな、服装的にも距離感的にも。1番寒い時期は明けてるからコートもマフラーも必要ないと。

 

・頭っからいきましょう。市川のサービスシーン! いや、私は別に中学生男子の裸体に興奮する癖は持ち合わせておりませんが、それはそれとして、濡れ髪市川……ね……ふむ……。雨回とはまた違った趣きが感じられて、あの時もそうだが3割マシでイケメンに見える。

 

・シャンプーが切れたので異性の家族のを使うやつ。あるあるだ。普段使いは父親と共有かな? 市川パパ、存在のほのめかしすらないが。そんで思いの外匂いが残っちゃうやつ。市川は比較的長髪なので尚更残ったのだろう、知らんけど。

 

・市川姉は大学生とのことで、中学生女子が使うようなのよりもっと良いのを使ってるのだろうか。だから足立らも過剰反応したと。それにしても、同年代男子3人が「女の子の匂いする」っつって周囲にいる状況、端的に地獄。

 

・山田に勘付かれたと思って『変な誤解されても困るし』となる市川、良すぎる。『困る』なんですよ。もはや。自分の気持ちに気付いた市川は、山田との未来を渇望してることを自覚している市川は、山田に『他の女の匂いがする』と思われたら『困る』んです。ここテストに出ます。

 

・今更だけど、この『シャンプー変わった?』系イベント、普通逆でしょう。なんで野郎の方が変わってんだ。やはりヒロインは市川……?

 

・山田は市川の匂いが変わってもすぐには気付かない、ふむ?  意外といえば意外。足立でわかるのに、山田は気づかないってことあるのか? 単純に同性特有の匂いに同性は気付きにくいって話? あるいは、例えば山田と市川姉の使ってるシャンプーが同じとかなら尚更気付きにくいかも。モデルと同じシャンプー使ってる(ほど美容に気を使ってる)市川姉、新しい一面で面白いは面白いが妄想の域を出ない。

 

・一緒に帰ってんの、もはや当たり前のこととして脳が処理してる。今さら毎度新鮮に驚くのも脳が溶けてる感じでアレだが、じゃあスルーするのも違う。この2人もまた『当たり前』として認識してるという事実に『良さ』を感じていくのがいいだろうか。

 

・山田の「………ふーん」。ここ! この自分がマウント取れる時に出る余裕の顔!一方で自分が攻められる側だと「ズルい!」とかなるんだから、女はズルい。

 

・嗅ぐにしたってもうちょっとやり方あったろ山田さん。なぜ«直»だ。壁に追い詰める意味は。「わかんないなぁ」って方便だろ絶対。仄かな汗の香りも一緒に堪能するんじゃない。よくわかんないからもっと嗅がせろじゃないんだよ。自転車掴んで逃さないようにするな。市川からおんなじことされてしまえお前なんか。

 

・お口が悪い。特に山田に対して。反省はしません。

 

・明らかに本編より距離が縮まってて、たぶんその切っ掛け的なものは本編でこの先語られるであろうことを考えると、今後が楽しみでしょうがなくなる。

 

・山田、結構躊躇無く攻めるんだよないつも。多少は照れつつも、それより自分のしたいこととか市川の反応を楽しむ方が上回ってる感じ。受けはたぶんどっちも似たような感じだけど、市川はヘタレ攻めな気がする。なんの話?

 

・今回のお話、市川は過去ずっと『山田は別に僕に興味があるわけではない』と思ってたわけで、だから山田の行動の真意を掴めなかったり奇行と受け取ったり、結果的にすれ違いが起こりまくってたわけだけど、今回は正逆だ。自意識過剰……とは言い方が悪いけど、『山田が僕のことを気にかけてる』という意識の上での勘違い。ツイヤバのリップ回でもそうだったが、距離が縮まって相手も自分のことを考えてると自覚してないと起こりえない勘違いだ。山田もそれがわかってるからこその、嬉しそうな「……ふーん」だろう。

 

・『迂遠に聞いてもうまくいかない』期(LINE、好きなもの)から『こいつは鈍感だからある程度ストレートに行こう』期(たまには市川から話しかけてほしい、私がゾンビになったら)を経ての『先読みして勘違いするようになった』期(リップ、今回)だ。山田からしたら嬉しくてたまらないだろうな。

 

・とりあえずここまで。今日のツイヤバは完全に不意打ちだったけど、考えてみれば一昨日の『単行本作業だいたい終わった』がフラグだったわけだ。あの絵に惑わされて気付かなかった。