せんくつにっき

思うこと、感想、とかとか

200320日記 僻み羨み

・金曜日終了。祝日の大半が終わった今になって、急に今日が何の日か気になってきた。春分の日ね。あれ? 秋分の日は祝日だっけ? 夏分……なんてのはないか、夏至冬至は祝日じゃなかった気もするけど、なんでそんな格差が発生するんだ。お彼岸か?

 

・教養がないもんで、お彼岸と言われてもイメージとして出てくるのは夏のお盆だ。本来の秋春のお彼岸は、私の中ではイベントでもなんでもない。……これは教養というか、習慣の問題か? 小さい頃からの。

 

・今更ながら、マンガ大賞の結果を見た。僕ヤバ11位かぁ。まあしょうがない。入賞だけでもすごいことだ。この賞、上位入賞の漫画って(なんとなくのイメージ、偏見だが)アフタヌーンに載ってそうな系統の漫画だ。空気感というか。大賞のブルーピリオドはまさにアフタヌーン掲載だし。

 

・ブルーピリオドは……面白いぞ。何度か日記でも書いた気がするな。そろそろ7巻が出るんだっけか? 買わなきゃ。美大編、またぞろ八虎のメンタルがボコボコにされてると聞いて、今から戦々恐々としてる。

 

・『美大受かんなくても何とかなる、実家が太い奴らの話だから楽しめなかった』みたいな感想を見て、自分にない着眼点だなと思った。マジで。私の家庭環境も、登場人物の実家の太さを羨める程度だとは思ってるが、そんな感情は1ミリも湧かなかった。私が鈍感なのか、これは? 

 

・例えば、あれが漫画の話じゃなしに、学生時代隣に八虎が座ってるとしよう。家庭のため、私は高校を出たら即就職する設定。夢を諦めてるならなおよし。その立場で八虎の物語を眺めると、なるほど彼は終始努力をし、苦しんでもいるけれど、それでも夢を追うことができていて、唯一リアリスティックな母親の説得も、絵を描く程度で終わっていて、なんというか『そんなもんじゃないだろ…‼︎』と立腹する気持ちが湧いてくる気がする。夢を追いかけてジタバタも出来ない『私』は、それが出来てる彼の目には愚かに映っているような気がして、勝手に惨めになりそうだ。

 

・生憎、私は突飛な夢などなかったし、学生時代からの目標(≠夢)としていた職についているから、真に理解することはできないけど。

 

・漫画の登場人物に対し僻みや羨みを抱くのは、健全かは知らないが自然だとは思う。そりゃあ、『言って漫画の話だし』と常に頭に置いとけば、そんな感情は雲散霧消するけども、そんな心構えで読んでも面白くはないと思う。ただ、引きずるのは不健全だが。