せんくつにっき

思うこと、感想、とかとか

200309日記 マルチエンド悲喜交々

・おう気づいたら明日で3月も10日だ。1/3。早いね! うんざりしちゃう。どう考えても時間の流れが速すぎる。そしてそういえば今日は月曜日。いやぁ、休み取ってたから意識してなかったよ、なんて。

 

・ジャンプ全体的に面白かったな。少し前の日記に書いた僕勉マルチエンドの噂は真実だったようで、観測域では悲喜交々が散見された。1番面白かったのは『これから4回もうるかがふられるさまを見なきゃならないのか……』という絶望の呟き。その発想はなかったな。ラブコメを競馬としてではなく、真実キャラに感情移入して見ているからこその視点。素直に感嘆した。

 

・『ほかのラブコメもそうすりゃいいのに』という意見をよく見たな。正気か? 『なろう小説がウケるのはストレスフリーだから』という話には懐疑的だったが、こうなると真実であると認めざるを得なくなるかもしれん。主人公だけでなく、メインキャラ全員が幸せにならないと満足できないとは。

 

・前の日記にも書いたが、物語としては好きじゃないやり口だ→マルチエンディング。というのも、僕勉がどういう風に残りのIFを書いていくのかは知らないが、数話程度で厚みが出るとは思えないのだ。ゲームなんかなら丸々一周分を費やし、イベントを積み重ねた上でルートを確定させるのに、数話て。説得力に欠ける物語が面白くなるとは思えないから、マルチエンディングは好きじゃないのだ。もちろん、全ルート面白いんであれば話は別だが。物語としての評価をしよう。

 

・感覚として。匿名の掲示板だと喜が多くて、Twitterだと悲が多いような気がする。ここに変な自意識を見出すのは、ちょっと穿ち過ぎだろうか。物語に対して紳士ぶろうとしているというか。

 

・作者コメントでは、このマルチエンディングという方式は既定路線であるかのように書いていた(かねてより思い描いていた)。作者が言うんならしょうがない。この物語はマルチエンドが前提だったのだ。そこに変な想像(読者批判を避けるためだの)を入れるのはおかしいし、勝手に裏切られた気になるのもやはりおかしい。レースとして見ていたのは読者の勝手だ。……いや、探せばどっかにアオリとして『このヒロインレースを制すのは誰だ⁉︎』みたいなことは書いてるだろうから、読者の勝手とは言い切れないが。

 

・だから、読者を裏切っただの物語を殺しただの、ちょっと言葉の強い批判に対しては、いや裏切られた気になってるだけだし、まだ物語は終わってないよって、そういう話だ。『選ばれるのは1人だけなんてのに耐えられないひ弱な読者の要望を受け入れやがって‼︎』なんて吹き上がってるのかもしれないが(藁人形です)、それは作者の内心の透視だ。ちょっと落ち着こう。