せんくつにっき

思うこと、感想、とかとか

僕の心のヤバイやつ感想『犬なの? 猫なの?』

・山田が微塵も耐えられなくなっている…。辛抱たまらんで突っ込むのはいいんだけどもさ、終わった後どういうツラして接するつもりなんだこのアホ女…。後先考えてなさすぎる…。いや、2人が付き合ってるならなんの問題もないんだけど。…ほんとにないか?

 ・1年前のの猫の日漫画『どっちも猫』では「(どちらかというと山田だろ 猫は)」だったのに、今年は大型犬になってる。前回は『山田と市川、どちらかというと』が前提だったのもあるが、もしかしたら時間が経って市川の心境が変わったのかもしれない。山田の距離の近さとかその辺りで。イメージの犬はしっぽ振ってるんだけど、市川お前しっぽ振られてる自覚があるんか。

 

・というかあれからもう1年経ってるのか。キャラ紹介欄の、それぞれの猫の好きなところを見て吐血(多少オーバーなリアクションです)した思い出。

 

・頭からいきましょう。議論の余地なしで市川は猫認定。もうそこの議論は済んだと言わんばかりだが、まあ事実山田なりの論で証明完了している。どうやらこの漫画の時点だとすっかり逃げなくなっている様子だし。慣らされてしまっている。

 

・自分が犬か猫か、どっちに思われているかが気になってしょうがない模様。パタパタと感情が足にも出てる。伸びをしているのはあれか、『勉強がひと段落ついたら市川に絡める』みたいなのを勝手に自分に課してたとか。足をパタパタさせてるのもそう見るとそれっぽい。さぞ捗ることでしょうよ。

 

・山田は大型犬。たしかにそんな感じ。食い意地の張ったクソバカゴールデンレトリバーとかその辺のイメージ。犬耳山田…? 心の中の市川が変な妄想を浮かべている。

 

じゃがりこのページ、山田の台詞抜けてるなこれ。なんて言ってんだろう。ストレートに「どうしたの?」とかだろうか。

 

・おもむろに実験する市川。『待て』て。無言て。目黒区一の美人(市川評)相手に無言で『待て』て。気安くなったなぁおい。実はもうあんまり遠慮とかないだろお前。そんで応じる山田も山田だ。仲が良すぎる。

 

・強制撫でさせまでの待ってる3コマ、山田はなにを考えてたんでしょうね。1コマ目は普通に反射的に止まったとして、2、3コマ目ですよ。思考の変遷が知りたい。『こんなチャンスは滅多にない』と『いくらなんでも恥ずかしい』がせめぎ合ってたと予想。

 

・結果→突撃! グリグリと自分勝手に頭を押し付けて、たしかに猫はこういうことする。猫飼ったことないけど。これに代わる犬の行動ってなんだ? ベロベロ舐めてくるとかか? ……心の中の市川が深刻な顔をし始めた。

 

・ズリズリしてる山田の表情、なんとも味わい深い。微妙に口を曲げているのは、本来は市川からしてほしいという思いか、あるいはこの後の言い訳か、どちらにせよ全力では堪能しきれておらず、けどそれでも今の状況は嬉しいから止められない。「(まずいなぁ、けど止まらないなぁ)」みたいな。止まらないことに対しても恥ずかしさを感じていてほしい。

 

・好きな子の頭を撫でれているわけだから、市川から離すことはあるだろうか。最近の市川の感じだと、とりあえずなされるがままになりそう。けど山田だってそうそう離れそうにないよな。1番ありそうなのは、エスカレートした山田が市川の手を頬にまで擦り付けようとして、驚いた市川が反射的に手を引く…みたいな。あとで後悔するのもセットで。

 

・明確に『じゃがりこ<市川』 なんだよな。いや、当然だけどもさ。初期山田でも 昼休みの過ごし方として『友達と過ごす<お菓子タイム』 だったと考えると、なんかしみじみする。

 

・今回の話、市川が一言も喋ってないね? 言葉はいらないってか! かーっ! 

 

・ほんとにこの後、一通り撫でさせたあと、山田はどんなツラするつもりなんだろう。気になりすぎる。そしらぬ顔で乱れた髪をクシクシすりゃあ、市川はなんも言えないだろうけども。

 

・ここまでイチャイチャするの、流石に図書室に他に誰もいないことを確認していてほしい。どう考えても付き合っているムーブだ。はたから見たら市川が急に山田を犬に見立てた遊びを始めたようにしか見えない。それも無言で。山田もそれに付き合うし。

 

・1年かけて結局2人ともが猫であることを見せつけられたわけで、なんてことをしてくれるんでしょうね。ここでまた去年のキャラ紹介欄が襲いかかってくる。『猫は自分勝手な所が良い』『猫は人に心を許さないのがいい』。山田も市川も、互いのそういうところを見て猫だと判断して、さらにそこを良いと。砂糖吐きそう。

 

・とりあえずここまで。

 

・続きが来たので追記

 ・あそこまでグリグリしといて、「立ちたかっただけ」て、通るかそんなもん……! 市川もそれで通すな……!

 

・お手トラップは、市川の『待て』に対する意趣返しと取るのが個人的には1番しっくり来る。つまり山田は、市川が終始無言でやっていた一連の動作の意図をがっちり汲んでいたということで、市川に対する理解度がすごい。それにしても、今までも結構な回数互いの手を握ってるように思うが、市川はいっこうに慣れないな。山田は(自分から行く分には)多少慣れてるように思う。

 

・山田が我に帰った瞬間の顔の、この眼と口を●でやる虚無の顔、僕ヤバでは珍しい気がする。ロロッロでは頻繁に見るが。イチカローテンションでツッコむときに出てる印象。僕ヤバではあまり出番がないか。

 

・というかそう、我に帰ったということは、我を忘れてたということですよ。頭をグリグリしてる時の微妙な表情から、多少は自分の今の行動を客観視して「(まずいけど止まらないなぁ)」くらいは考えてたと思ったが、マジで一心不乱だったのか? となるとあの微妙な表情の解釈がまた変わってくるが。

 

・あるいは。無理筋の展開だけども、誰かしらに見られてるのに気付いて→虚無の顔 というのも考えついた。4〜5コマ間は実はちょっと時間が経過していて、立ち上がったのはその見てた誰かに弁解か口止めかを言いに行くため…みたいな。5コマ目はそっから帰ってきた。

 

・立ちたかっただけて。苦しすぎる言い訳が可愛い。こう言われたらよっぽどポジティブな人間でないと『撫でられたかった』という真実には届きづらい、と思う。良くて『立とうとしたとこに手があったから、ふざけてみた。ちょっとぶっきらぼうなのは市川の反応が不正解だったから』という解釈になるんじゃないか。

 

・素直に読んだら、3コマ目:市川への言い訳のためにとりあえず立ちがった。4コマ目:言い訳。5コマ目:立ち上がった理由を後付けで考えてる。…になるか。それで思いついた『お手』をやってみてると。

 

・手を出した山田に対し、じゃがりこを一本渡す市川。無言の催促に無言で応えるのもイイし、雑にカップの口を向けるとかじゃなくちゃんと一本摘んで渡すとこもイイ。節分(一年目)のツイヤバのときも思ったが、隠キャなら一般的に「(俺が触れたものを口に入れるなんて嫌だろうから…)」と考えるはず(偏見です)。山田が相手だからそのあたり気安くなってると考えると、とても心が豊かになる。

 

・「はい犬〜〜〜」。すごく無邪気でいい笑顔なのがいいんだけど、何故か『負無オトナ』が浮かんできた。どうでもいいね。あっちは「はい勝ち〜〜〜」だ。

 

・ここまで。個人的には『平静を装って乱れた髪を整える山田』が見れて満足です。