せんくつにっき

思うこと、感想、とかとか

僕の心のヤバイやつ感想『僕は夢を見た』

・市川の半裸、、山田の表情、、これは、、ちょっと、、、ポルノコミックではございませんか、、、、?

 

mangacross.jp

 

・更新と同時に見たので、少しの間仕事が手に付かなかった。すいません、嘘です、30分は少しの間じゃないね。

 

・市川の夢は冒頭だけで、たぶん抱きしめた(られた)ところはホントなんだろうけど、枠が黒枠なので厳密にはぼかされてる。作者によるいつかの「(黒枠は)市川の妄想説もある」というTwitterでの発言が今回を見越したものなのかは知らないが、そうだったら手のひらの上もいいところだ。

 

・最後のページの市川を正面から捉えたコマ、ボタンが上手く留めれてない。山田が四苦八苦してなんとか着せたのが透けて見える。最高。下まで着替えさせてる。最高。今回の話、最高ポイントが多すぎて困る。

 

・頭からいこう。巨大山田とチビ山田。こいついっつも山田のこと考えてんな。それぞれどういう深層心理を表してるんでしょうか。教えて下さいフロイト先生。大人な山田と子どもな山田?守られたいと守りたい?

 

・どうでもいい話。夢と言えば、私は真っ先に『夢の通ひ路』というワードを思い出す。百人一首にも出てきているので、知ってる人も多いと思うが。なんでも、平安の時代は誰か異性が夢に出たときは、『夢に出てきた異性が自分の事を想っている』と解釈していたそうで、現代の『想う故に夢に見る』とはまた違うなと印象に残っている。

 

・夕方になってもあんまり症状が改善していない模様の市川。休んだってことは朝には症状が出ていたわけで、けっこう引きずってるな。体も小さいし、体力があんまりないのだろう。誰もいない家を満喫する感覚、わかりみが深い。そして鳴り響く来襲の音。イライラ顔の市川も珍しいな。

 

・インターホン越しに山田発見!! これはビックリするな。そりゃ「は?」だよ。山田といえば、なかなか読み取りづらい表情をしている。困ったような、残念がるような。「むぅ…」って感じだ。

 

・呼び止められ、振り返った山田の嬉しそうな顔よ。それにしても、終始幻覚だの夢だのを疑ってるな市川。意識が本調子じゃないのも手伝ってそう。

 

・いちごババロア、可愛げの塊だな。メインの目的は最後に出た手紙だけど、それだけだと恥ずかしいから目くらましを何か…いちごババロアだ!! みたいな。プリントとかあったら良かったのだろうけども、無かったか。あるいは、あったけど「市川の家に届けるので…」と人に言うのが恥ずかしかったか。ところで、いちごババロア、どのようにして調達したブツなのか気になるな。余ってた市川分をもらい、こっそり鞄に入れたか、あるいは自分の分なのか。どっちでもすばらしいな。これは行間案件。

 

・「昨日ずぶ濡れに~」、やっぱり引け目というか、申し訳なさは感じていた模様。そうだよ、山田、というか人間は恋や性欲だけで動いてるにあらず。

 

・ほんとにどうやって住所を突き止めたんだろうか。文化祭回でなんとなくの場所は把握していただろうけど、それでもなかなかな難易度だ。第三者の関与(担任等)か、しらみつぶしか。後者なら執念がすごい。

 

・「お茶でも~」、予告段階で思ったが、これほんと良く言ったな。「お大事にね」「ああ」からこの発言に至るまでの、市川の思考の変遷が(恐らく意図的に)隠されている。P5右上の市川はいったい何を考えているのか。若干夢だと疑ってることと、冒頭の、山田の夢を受けての「(夢に山田が出るなら~もっとエロいやつ~)」が関連してるなら、こいつはなかなかの性欲だ。

 

・今回のお話、山田からの矢印だけで成り立ってるわけではない。市川家来訪自体は山田の意志(好意と負い目、責任のブレンド)だが、中に向かい入れたのは市川の意志だ。だって、一度は背を向けた山田に待ったをかけて、「お茶でも〜」と誘っているのだもの。ここで市川がヘタれてれば、山田が家に入ることは叶わなかった。「じゃあ…」と告げた山田を引き止めるという行為、今まであったっけ?正しい方向に引っ張るではなく、コミュニケーションを取るための引き止め。

 

・山田のこの嬉しそうな顔よ。「うん!」のコマの背景、少女漫画みたいなやつたまに出すよな。繰り返しだけど、市川の、『引き止め、引き入れる』という動作を市川側がしたという事実。これが私的に不意打ちだったし、表情を見るに山田的にも不意打ちだったんじゃないかというのが私見的なアレ。市川家に上がるという事象、想像はしてたと思うけど、そこは『計画通りにコトが運んだ』ではなく、『淡い希望が叶った』程度なんじゃないかなと思ってる。じゃなかったら市川と外でお話してから「じゃあ…」とはならない気がするし。完全に妄想だけど、山田の脳内では、市川家に上がるルートは市川母経由を想定してたんじゃないかな。チャイムで出てきた市川母とお話し、あちらの提言で上げてもらう魂胆。それが、誰も出てこない(↓)からドアノブにお見舞い品を引っ掛けて帰ろうとしたら市川本人が出てきて(↑↑)、その時点で勘定はプラスだったし、普通に帰ろうとした…的な。

 

・市川は『家に山田が来た』状況に、山田は『誰もいない家に2人きり』という状況に、それぞれ内心動揺している。P5左下の山田の表情よ。最高。何考えてるんだキミ。いかがわしいことじゃないだろうな。

 

・まあ、初めての状況ではある。学校の図書室で2人きりとはまったくワケが違う。場がそもそもそうだし、経緯も『本を読むため・お菓子、勉強のため』と『誘った・誘われた』だもの。

 

・山田的には、市川はわりと元気になってると思ってたんだろうな。外に出てきてある程度大きい声も出せるし。だからお茶を入れて貰うのを止めなかった。

 

。お行儀良くちょこんと座ってる山田、実は相当レアでは。

 

・山田を気にしたり準備をしたり着替えを気にしたり、散漫な意識の市川。全然風邪まっただ中だ。ところで、「(臭くないかな)」のコマの市川のお腹、ちょっと気合い入れ過ぎじゃないですか。

 

・音沙汰のない市川を求め、部屋まで上がる山田。これはまあ、仕方がない。市川が着替えに行ってからどれくらい経ったかは分からないので。あんまりすぐじゃないだろう。ただ、部屋を覗くときの嬉しそうな顔は言い訳ができんぞ山田。

 

・半裸の市川を発見!! …状況が状況だけに、心配が勝った模様。そりゃまあ事件の絵面だもの。あきらかに「大丈夫」ではない。体を触ったときに、同時に体温の高さも感じたはずだ。……起こすために体を触るのは、これは仕方ないことです。服を着せてあげるのも親切の範疇、そのためにベットに座るのは、これもまた仕方ないこと。着せるときに頬を赤らめてるのは、これは許してあげて下さい。意中の半裸です。市川なら耐えられず、ワンチャン卒倒している可能性。

 

・「(なんで山田がここに)」、かなり意識が朦朧としている模様。なんなら起きたときより症状が悪化してて、たぶん山田が家に来た事による緊張やら動悸やら。だから倒れ込むのは仕方ないし、その先に山田の体があるのは市川のせいじゃないし、上述のとおり山田も悪くない。そう、まだ誰も悪くないんだ……!まだ……!

 

・P9,10は、もはやエロだこれは。全コマ最高&最高。これまでにないレベルの密着。肩に顔埋めてフーフー言ってるの、これ最中だろ。そして山田の顔!! 時が止まってるな。この体勢、Twitter短編の『男は朱に染まれ』、あれを思い出す。時系列的には短編が後っぽいな。

 

・パジャマを手放した山田←ま、まだ大丈夫…取り落としただけかも……。

背中に手を回した←はい有罪!! 淫行!! 淫行です!!

 

・書き足りないけど時間もないのでとりあえずここまで。仕事終わったら追記します。

 

・以下追記。

 

・「(ずいぶんリアルな~)」のモノローグ、自体の苛烈さ(私の心中も含めて)と裏腹にモノローグはかなり穏やかで、市川の無防備さが際立つ。よくもまあ抱きしめるだけで留まったものだ。……留まってるよね?

 

・どれくらい抱きしめてたんだろう。あんまり長いこと市川を半裸で放置させるのは山田的にも良くないと思うし、一方でなかなか離しがたいとも思う。

 

・添えられた姉の手を山田と勘違いしちゃう市川。これ、『山田の手と思った上で手を添える』って、やばくないですか。恋人しぐさですよ。今までの市川からのコミュニケーションからちょっと一足飛びの気がして、思うに山田が背に回した手に力を入れた辺り(読者に示されたところ)までは意識があって、そこからまた続きの夢を見たんじゃないかという妄想がある。抱きしめ返すような内容の。

 

・市川姉、相当市川を溺愛している。そういえば、結局姉と山田はエンカウントしなかったな。期待していた展開の1つではあったけど、まったく問題ない。これ以上は望みすぎた。

 

・最後のコマでの姉のコメント、手紙を見ての反応か? となると、これで市川母と姉の脳みそには『京ちゃんに山田という名前の、異性の友達がいる』という認識が根付いたということになる。

 

・P9の左下のコマ、個人的にこれが一番最高。鼻も口も山田の肩に埋もれてて、市川の熱い吐息が服を貫通して山田の素肌まで届いたことだろう。性癖をくすぐる。

 

・P10の左上のコマ、パジャマを手放した手は共に開いていて、山田が自分の意志で落としたことがはっきりわかる。一拍おいた山田の顔とあわせて、次の動作に向けての準備と決意が含まれてる。

 

・何秒間かは抱き合った状態で共にベットに寝っ転がってたりしないだろうか。

 

・冒頭でもチラッと書いたけど、この後市川は『上下とも』山田に着替えさせられてる。今夜の一枚絵、その辺りを書いたりしてくれないだろうか。

 

・一枚絵更新来たな…。……情報量‼︎

・状況は間違いなく『どうにか市川を着替えさせてベットに寝かせてその寝顔を眺めてる』とこ。この一枚絵からもいろいろ読み取れる。

 

 ・真っ先に目がつくとこから。冷えピタ‼︎ 本編の方、初見じゃ気づかなかったけど夜に目が覚めた市川の額から冷えピタが無くなっている。誰かが外したか、ずっと付いてたから自然に剥げちゃったかは不明だったが、山田の肩口に移動していたとは。

 

・そして、山田がブレザーを脱いでカーディガンになっている。やはり小柄といえど中学生男子、大柄といえど女子の腕力で着替えさせるのは一苦労どころじゃなかったのだろう。朦朧だろうが意識がある状態であれば、動きに合わせて手足を上げるだのしてくれたかもしれないが、市川の意識は(たぶん)ハグのあたりで完全に途切れている。そいで、毛が立ってるブレザーだったから冷えピタも巻き込まれて付いちゃったんだろうな。山田はおそらく気づかずにブレザーを羽織り、家に帰ってカーディガンも脱いでからようやく戦利品(?)に気づくだろう。

 

・ところで、カーディガンに冷えピタが付いているということは、最初のハグの体勢を一旦解除し、ブレザーを脱いでから再度同じような体勢になったってことになるんだけども、これは一体どういうことだ山田さん? 最初のは『市川から寄りかかってきた』事実が確認できているため、「(まぁ市川も多少悪いかな)」って感じだったのに、カーディガン姿で仕切り直ししてるってのはアナタ完全にアナタの情動オンリーじゃないか‼︎有罪‼︎

 

・それとも、意識の無い人を着替えさせようとするとああなるのだろうか。上を着せる時かな?一旦はこちらに頭を預けさせないと、羽織るタイプの服は着せられないような気もしてきた。無罪。

 

・下手に意識があって、言われた通りにある程度反応するくらいの半覚醒だったらヤバかったかも。下衆の妄想ですが、素直じゃない市川が素直に動き、受け答えするのを見てしまった山田、我慢できるか疑わしい。襲うとかじゃないですよ? 自分に対する想いとか、うっかり聞いてしまいそうだなと。

 

・少し額に張り付いた髪と首筋の汗よ。大仕事の後を感じる。

 

・なんだこの学ランは。本編で起きたときにはないんだけども、なぜ掛け布団の上にあるんだ? ちょっとでも暖かく…なら、目覚めたときにないとおかしい。山田さん、あなた学ランで、あるいは学ランになんかしました?

 

・寝顔を眺める山田、どこか悲しそう。そりゃ当然で、普通人が熱で苦しんでる寝顔を見て愛おしそうな顔はしない。今回の話、山田的にはラッキースケベというか、そういう回だったし、プライベートな空間で意図的に2人きりになることで、さらに距離が縮まった回だと一旦は総括できるんだけど、一方で『山田が訪問したことによりあれこれしてたら倒れてしまった市川』の図もあり、むしろ山田にとっては市川のことを考えるとお見舞いは失敗だったと考えてもおかしくない。言い方はあれだが、山田が家に行かなければ、チャイムを連打しなければ、市川はパジャマのまま外に出ることもなく、リビングであったかい飲み物をしばいたらそのまま再度ベットで安静にしていただろう。

 

・外に出た時間も、山田の対応をしていた時間も、どちらも微々たる時間ではある。そこまで影響があったとは思えない。ただ、山田視点だと、連チャイムによって寝ていた市川を起こしてしまったのかもしれないし、お茶も着替えも自分が訪問したから、体調が悪いのを押して行動してくれ、結果倒れてしまったのだ。風邪をさせた引け目もあってのお見舞いだと解釈しているが、山田がいい結果に収まったと思ったとは考えづらい。多少の憂いはあるだろう。家に入れただのはあくまで『市川が好きな山田にとっての良かった点』であり、お見舞いそのもののメインはあくまで市川のために行われたものだ、と思う。

 

・妙にネガティブなこと書いてるな。

 

・次に市川と顔を合わせた時の山田の反応が見たいな。あんなとこやこんなとこも一方的に見てしまい、それを相手が覚えてないと来た。いや、まずはどこまで覚えてるかの確認か。ストレートに「ど、どこまで覚えてる?」とか聞いちゃうと、「(どこまで⁈ 何したんだ僕は⁈)」とかなりそう。

 

・次回更新は2月‼︎ まあしょうがない。Twitterも来るだろうし、適度に僕ヤバを摂取しつつ座して待とう。