せんくつにっき

思うこと、感想、とかとか

僕の心のヤバイやつ感想『僕は勉強を教える』

・胸が苦しくなってきた。大丈夫か?自分。それにしても、本編もさることながら、アオリ最高だな。

 

mangacross.jp

・小林襲来はわりと山田の自業自得だった。迂闊というか何というか……。小林が図書室に今まで一度しか来てなかったのは、市川に対する警戒心の薄さゆえなんだろうけど、今回の件で多少はその認識を改めただろうか。流石に『普通に話してる』程度では変えないか。

 

・市川が山田に対して『普通』に喋るようになったのは、はていつからだっけか。記憶を辿る限りではマック回の「トイレは二階にしかないだろ」発言だけど、その後もふにゃふにゃした吹き出しだった気がする。カッパ回では確か常に普通に喋ってたので、そこかな。市川の「それはそっちもな」発言に「おっ」と思った記憶がある。

 

・頭から行こう。3人が座ってるコマ、どういう経緯でああなったのかが知りたいな。1.小林は市川の頭は良くないと思ってる、2.山田はいつも窓側の席にいるはず、3.小林の目的はあくまで『宿題をすること』で市川は関係なかったはず、の3点が気になる。推察という名の妄想になるので、これは最後の方に書こう。

 

・回想。平均超えを喜ぶ山田。いつかのTwitter短編でも言及されてたけど、山田の成績はおおむねそのあたりらしい。今まであまりやってなかった宿題を真面目にやるようになれば、まあ伸びるだろう。

 

・自分の成績が良かったときに人の成績気にするの、学生っぽくていいな。テストの点でマウント(?)を取れるのも、凄く仲が良い感じがして良き。そしていい気になってたから、後のことを考えずに図書室のことを言っちゃう。まあ、隠す方が怪しいので、不可抗力っちゃあ不可抗力。

 

・市川の『なんで言うんだよ』。これ凄くよくないですか。どういう心理なのかを考えると、『(2人の秘密なのに)なんで言うんだよ』とか『(言ったら来るの分かりきってるのに)なんで言うんだよ』ってことになると思うんだけど、如何にこの時間が市川にとって眩い時間だと取ってるかが分かる。

 

・「そっちの方がズルいからね」の表情よ。ムチャクチャいいな。来て宿題するのはまだ今のところいいけど、市川とコミュニケーションを取るのは『ズルい』。LINE交換をビッチさんに先越されたのと同じく、勉強を教わるのを小林さんに取られてしまった。「教えて」と言えば市川は教えてあげるし、そんなことは山田も分かってはいたのだろうけど、その一言がなかなか言えなかった過去の詰まった「……そうだけど」がいじらしい。

 

・「私に追い越されるのが怖いんだろ」。意味は違うが、間違ってない。心配せずとも市川は山田以外眼中にないし、小林も市川は眼中にないだろうけど。

 

・友人グループで市川の話をしょっちゅうしていると。印象に残るくらいだからよっぽどなのだろう。それほど市川のことばかり考えているか、あるいは『いざ』という時のための地盤固めか。市川とそういう関係になったとき、友人に反対はされたくないだろう。そこまで頭まわるかなぁ。

 

・山田が挙げた名前は仕事関係の人々だろう。みくちゃんと諏訪さんは今後本編に出てくるだろうか。山田の『モデル』設定をここ最近掘り下げ始めてて、今後市川がそっちにも触れていく前振りかと思ってしまう。

 

・相変わらずのネガティブ市川。「絶対バカにしてるやつだろ」って、まだそんなこと考えてたのか……という感じ。山田に対する信用が低いとは思いたくないが。

 

・山田の山田エピソード。こいつアホかよ(失礼)。この回のサムネが、クリームでクリームを取ろうとしてるコマの山田の顔のアップだったので、最初『えっ、食い物投げ合うケンカとかに発展したのか?!』と思ってしまった。そんなことはなくて良かったけど、顔が迫真過ぎるのが悪い。

 

・「市川くん笑った?」のときの山田の表情が知りたい。またぞろ人殺しの目をしてるのだろうか。今回、意図的か知らないけど、わりと重要なとこで山田の表情が隠されてるのが多い気がする。「普通に喋ってんな」のコマとか。

 

・握手会の黒服(行ったこと無いのでイメージだけど)がごとく小林を引きはがす山田。無表情なのが怖い。キレかけてない?大丈夫?小林も脳内「(?)」だろう。気付け小林。山田の行動の、その意味に。

 

・いつもみたいに『普通に』喋り出す2人。市川が笑った時をしっかり記憶してる山田、いい。『良く覚えてんな』じゃあないんだよ市川。「原稿見たとき」じゃなくて「『バキの』原稿見たとき」ってところ、これこそ『良く覚えてんな』案件じゃない?山田みたいな女子中学生なら縁もゆかりも聞いたこともなかった漫画で、普通忘れそうなものなのに。市川が笑ったからあとで調べたとか?

 

・「普通に喋ってんじゃん」のとこと、そのあと数コマ。繰り返しだけど山田の表情が知りたい。小林が指摘するまでそのことに山田も気づいてなかったとしたら、結構いい表情してんじゃないだろうか。紅茶花伝貰ったときとかと似た系統のやつ。

 

・小林さん結構ずばずばモノ言うな。対山田とか対足立だけじゃなかったのか。そしてこのコマで山田の影も見えないのは、作画ミスかあるいは身体全体で喜びを表現してたか。

 

・小林さんが進研ゼミを始めたの、ちょっとストーリーというか行間を読みたい。『結局』と言ってるという ことは、また図書室に来るかどうかが前日の段階では未定で、かつそのことを市川も知っているということになる。自然に考えるならば、「明日も来るの?」と山田が聞いたのだろう。小林はそれに未定で返した。その後即日でゼミを始めることが決まったとなると、これ山田が相当押したんじゃないのか?それもたぶんいつものメンツでいるときにも。勘の良い人間なら裏を読むところだが、どうだろう。小林がその口車に乗ったのか、あるいは乗ったフリをしてあげたのかも気になるところ。

 

・「代わりに~」のところ。伺うような感じとか、最後の方は市川の方も見れない感じとか、もうすっっっごい良い。そしてようやく、ようやく2人が並んで座った。「立った方が集中できる」だのの言い訳を下手にしちゃったばかりに遠ざかってたこの風景だけど、山田のがんばりで叶った。市川は特に小林に感謝すべきだ。

 

・時間がないのでここまで。残りは帰ったら書く。

 

・以下加筆。スマホに書くのとフォントが変わるのが気持ち悪いけど、なんとかならんかね。

 

・市川が小林に勉強を教えるに至った経緯について。職場見学の班決めの際のあれこれで、小林は市川のことをバカだと思ってたはず。誤解が解けたのか、化学はともかく数学は得意だと知ったか。

 

・後者かなぁ。前々回で市川が前に出て回答したのは、あれは確か数学のはず。あの行動、傍目からは数学に対する自信ゆえだと思われているので、それでか。まて、今見返したら数学とは断定できなかった。先生がプルーチェの回で科学室にいた先生なので、教科が化学である可能性の方が高いか。一瞬で説が潰れた。

 

・今回の山田、無茶苦茶表情豊かだな。得意気だったり不満気だったり満足気だったり、コロコロと表情が変わる。友人の前ではいつもこうなのは間違いなく、その中に市川も含まれていて、かつ市川が引き出した表情もあるという事実は何度再確認してもいいものだ。

 

・扉絵がTwitterに投稿された。山田か小林の自室か……?これは。このときに進研ゼミをゴリ押ししたとすれば、カンの良さそうな(少なくとも小林さんよりは)あとの2人に聞かれなくて済む。

 

・あるいは!今思いついた。進研ゼミを選んだというのは山田の方便で、実際はこうして放課後に2人で勉強する約束をした説。それなら図書室に小林が来ることはなくなる。

 

・思いついたはいいが、部活やら仕事やらあるから毎日は厳しいか。たまにならともかく。そもそも、小林が図書室に来ないように山田が尽力したというのも読者の妄想だ。

 

・山田の部屋だとしたら、写真は分からないが紅茶花伝は置いてるだろう。流石にからのペットボトルからロマンスを嗅ぎ取るのは難しすぎるが、「あれなに?」と聞かれたときの山田の反応からは察せるんじゃないだろうか。カンのいい人ならだけど。

 

・作者曰く「小林だけまだ子供」。ああ、これは、小林が察して気を回したという線はナシになったかぁ。じゃあ市川と山田が大人かって、それはどうだろう。まあ相対的な話だろうが。小林の、わりと無邪気にハッキリとものを言ったり、無自覚に距離が近かったりするところは、裏表がないって感じで、その点では市川と山田は本音と建前をある程度使い分けていて、『相対的』に大人に見える。その『相対的な』大人っぽさが2人の仲を縮めるかって、そうはなってない。自分は建前を使う一方、相手の建前をそうとは理解しきれないからだ。え?学生の恋愛ってそういうもんなんですか?

 

・足立、ビッチさん、原さん、小林と、ここ最近クラスメイトが2人の関係に干渉したり観測したりする回が多い。気のせいでなければ、次はビッチさんだろうか。石室くんとナンパイセンもあったりするだろうか。あとマネージャの諏訪さんとモデル仲間(?)のみく、そして我らが市川姉。

 

・この辺りで感想終わり。