せんくつにっき

思うこと、感想、とかとか

191010日記 マウント

・何書こう。1日中ボーっとしてた(仕事もしてた)ので、頭にストックがない。ここ2、3時間のことから何か書くのはちょっと脳直な感じがして嫌だ。

 

・自虐でもしようか。コンテンツを素直に楽しめないところがある、みたいなことを何度か日記で書いた覚えがある。熱中しててもどこか冷めた自分がいるとかそういう話。

 

・言ってるわりにはシロ誕もhPaも楽しめたし、僕ヤバ筆頭に好きな漫画も多い。だけども、それはそれとして、コンテンツに冷める自分をずっと怖がってる。うまくいってる時ほど転落する自分を想像するようなものかなと思ってたけど、最近違う気がしてきた。

 

・根本的に、自分は外からの影響で感情が動かされるのが嫌なんじゃないか。考えてみると、『感動する‼︎』だとかの触れ込みで喧伝された作品に、積極的に触れにいった覚えがない。前評判が無くとも、タイトルだとかでそういう雰囲気を出してくる作品(ちょっと前にジャンプ+で『5秒以内に泣ける漫画』みたいなのがあったけど、そういうの。あれも見てない)は避けてきたような気がする。

 

・なんで感情を動かされたくないか。もうちょっと考えてみると、消費されるだけのコンテンツごときに自分の感情を左右されるのが不快なんじゃないかと思いついた。嫌なプライドのこじらせ方だなと思うし、自分がそうとは信じたくないけども。

 

・そう思うには理由があって、例えばVtuberでよく見る光景なんだけど、ゲーム実況の生放送やらの中で『分かりやすくイキってみせて、情けなく失敗して悲鳴をあげる』みたいなのがある。これは視聴者を楽しませる、飽きさせないための演出で、たぶん第多数の視聴者はそれをわかった上で楽しんでる。だけど、わざわざ嫌な書き方をした点からも分かるように、自分はこれが苦手だ。それしてるVは基本見なくなるので、嫌いと言い換えてもいい。コンテンツに意のままに感情を動かされるのが不快である状況証拠のその2だ。

 

・そうは言っても、不快なんであればコンテンツに触れることから辞めてるんじゃないかと、そういう話もある。これは半分その通りで、アニメドラマ映画はまったく触れてない。もう半分の漫画やら小説やらには触れているが、こちらも理由はつけれる。

 

・一つは、結構数をこなしてるので今更そうそう感動しない。それでもなお、嗜んでいる小説やら漫画やらに、不意打ちで感情を動かされたとしよう。その時、自分はその作品を「(名作だ)」と思う。そして、何度も読み返す。好きなシーンだけを読み、連続して読み返し、忘れた頃にまた読み返す。そうしてると、当然だけど最初の感動は薄れていく。感情は動かされなくなってくる。

 

・作品に、コンテンツにマウントを取るということ。感情を動かされるのは、マウントを取られているようで我慢ならないけど、動かされない程度の作品であればよしとして、動かされてもその事実を無理やり薄れさせて、マウントを取る。そういう心持ちの自分が、コンテンツを素直に楽しめないのだ。