せんくつにっき

思うこと、感想、とかとか

僕の心のヤバイやつ感想『今夜もきっと眠れない』

・また来た‼︎心のどこかで予感はしてたけど‼︎感想も書くけど‼︎

 ・寝不足ですかそうですか。理由は言うだけ野暮なんでしょうな。いつものようにシーンを追いつつ感想を書いていこう。

 

・市川を発見したので追いかけて挨拶をする山田。これは待ち伏せではなさそう。健全な青春の1シーン。まだモゴモゴしたおはようしか出来ないのも、それでもキッチリ嬉しそうなのも、楽しんでるなーって感じで良き。この2人大好き。いやホント、言われた方も言った方も嬉しそうだ。

 

・市川はあれで『自然に言えた』判定になるのか。なるんだろうな。隠キャを自称するだけある。この朝のやりとりは既に定番になっているのは間違いないんだろう。小林さんとかと登下校する時(過去に何度か描写あったよな)も、市川と挨拶してるんだろうか。山田は気にしないかもしれないが、市川の方が挙動不審に輪をかけそう。

 

・おねむの山田。最近寝不足だそうで、理由ははっきりしてる。そして市川も寝不足って、絶対両方同じ理由だろ君ら。2人して妄想逞しいのか。それにしても会話が自然‼︎ちょっと前なら市川の「俺もだ」はモノローグだったろうに。2巻を読みながらも思ったけど、市川の自然な受け答えはそれだけで感慨深い。そろそろなれるべきだろう自分、そんで誰目線だ。

 

・「変なとこ一緒だね」。ここでも嬉しそうにする山田。趣味嗜好とか、今まで散々探ってきたのに全然共通点がなかったのが、急に出てきた『一緒のところ』。それが『最近寝不足』という、本当になんだかよく分からないところなのに、それでも嬉しい。そんな自分に一回一回気づいてて欲しいと思う今日この頃。「(こんなことでも嬉しくなるんだ)」みたいな、恋する自分に呆れてて欲しい。寝不足ついでに。ところで、理由まで一緒なのは気づいてらっしゃらないのかな。

 

・おやすみのおねだり。二回言って、目でも訴える。ここまでやらないと無視されるのが分かってるから。おはようも市川が言うまで待ってたし、おはようからおやすみまで言って欲しいって態度に表すの、プロポーズじゃないですか?(錯乱)

 

・背丈より高い「おやすみ」のハードル。隠キャながら共感できないが、好きな人相手だとそうなんだろうか。まあ、おやすみを言い合える関係性って、基本的には家族だから、そういうのをイメージしてるんだろう。欲しがってんだから言ってあげればいいのに。

 

・寝たのを確認してから言うんじゃないよ。かわいいなお前。まあ寝てないんですけどね。山田が小刻みに震えてるのは、おやすみを言ってくれた嬉しさか、あまりに目論見通りにいった可笑しさか。コツを掴めば案外簡単に転がる男。市川。もちろん山田の理想としては、こんな小芝居無しで言ってもらうことだろうけど、こうやって一度でもさせることで市川の心理的ハードルを下げようと、そういう魂胆だろうか。

 

・ネタバラシ。基本的に山田が上手を行くのは、やはり恋愛の土俵に上がっている自覚があるからだろう。「早く寝ろ」、「おやすみ」以上に親しい間柄での言語な気がするけど、市川の心中はそれどころじゃないのだろう。

 

・「ムリ」。こういうのを思い出して・妄想して夜が更けていくんだろうな。それは寝不足になりますわ。

 

・ところで、最近自分も2人についての妄想で寝不足になりがちなんだけど、そういう意味では2人と一緒と言えないだろうか。言えないな。

 

・全然書けてないけど、この辺で。

 

・読み返してたらまたちょっと書きたくなったのでちょっとだけ加筆。山田のあれは寝たふりだと思ってたけど、そうとも限らないか。「ダメかー」ってなって一旦は眠る体制に入ったのに、急に市川が「おやすみ」って言ってきたから、ウトウトしてたのに眠気が覚めたというのもありだ。悶える。

 

・ここも解釈が分かれそうなところだ。いずれにせよ、おやすみの一言で山田の眠気が覚めたのは間違いない。どれだけ好きなんだか。