せんくつにっき

思うこと、感想、とかとか

僕の心のヤバイやつ感想「今日は話しかけてこない」

・革命が起きてるんじゃないか、これ。

 

・久方ぶりのTwitter漫画更新。僕ヤバ欠乏症となりかけていた身に、劇薬のように浸透する。

 

・「今日…全然話しかけてこないな…」て。話すことはもう当たり前かよ。市川の中でさえもよ。また全然知らない間に2人の距離感が近くなっている。

 

・「たまには市川から〜」て。そういうことを言えるのも凄い。すっごい。仲がいいことを互いに認識してて、そのこと自体も2人の間では共通認識になっている。関係性のオタクが泣いて喜んでいるだろう。

 

・というか、セリフだけ見ると本当にカップルみたいだ。下ネタだけど、いつも私から誘ってるよね、みたいな痴話喧嘩。妄想ばっかで作者に申し訳ないんだけど、この2人は付き合ってからもそういうことをしそう。容易に妄想できる。だって今日その種を見てしまったから。

 

・「(いつも私から話かけてる…)」という類の、ホントにささやかな不満と、市川からのアプローチが欲しい、という欲望。それらを解消するべく行動した山田。ああ、いい。革命と言っているのは、「たまには市川から〜」のセリフのことです。わざと付けた米粒も、短パンも、市川からの「どうしたそれ?」を引き出すための努力である。そういうのは今までもしていて(好きなものゲームとか)、それらは大概身を結ばないし、真意は市川に伝わらなかった。少なくとも劇中では。だけど!今回は!白状している!市川から話しかけて欲しかったんだと!!そして!市川から!話かけてもいる!目論見とは違ったけど!!

 

カップルじゃん。え?付き合ってないの?嘘だろ?

 

・作者の目論見はわからないが、現在投下されているTwitter漫画は、大体本編より未来の話になっている。だから、この2人が既に付き合っている可能性も、読者の立場からは否定できない。いやまだだとは思ってるんだけどね。考察ですらない、個人の所感です。

 

・行間を読もう。山田の行動について。これも考察ですらない、妄想です。

 

・わざとらしく大量についた米粒。実際わざとだろう。いつつけた?決まってる、給食の時間だ。周りには友人がいるから、化粧するみたいに指でつけたんではなく、米粒がつくような食べ方をしたんだろう。ここ重要。

 

・山田は飯を食うのが早い。それは食べるのに集中しているからと、一口が大きいから。週刊チャンピオン本誌に掲載した番外編1、2でそう書いてある。山田は、友達とのお喋りよりもご飯を食べるのを優先する。ちょっと言い方が悪いな。山田にとって大事な友人であるのは間違いないから、なんというか、慣れみたいなのもあるんだとは思う。ないがしろでは決してない。

 

Twitter漫画『微熱』では、その最後の大ゴマで『目の前にいる』市川のことを気にしながらご飯を食べている山田が描写されていて、前述した彼女のご飯への姿勢を知っている自分含む読者は、彼女の心中を妄想して悶えたものだ。

 

・重要なのは、今回の話では『目の前にいない市川のことを給食中も考え、ご飯粒をわざとつけた』ということになる。あくまで妄想だけど。いつもはご飯のことを考えながらご飯を食べる山田が、一緒にご飯を食べるときは市川の方をつい見ちゃったり、カツカレーを食べる時は市川とカツカレーの話をしたことを思い出したりいていた。が。今回は、そういうの(一緒に食べてる、関連した話をした)も無しに、ご飯を食べながら市川のことを考えている。

 

・あくまでも妄想。本編における可能性とかではなく、「そういうのもいいかな」と思っただけの話だけど、自分1人の心を潤すには十分である。そういうコンテンツの消費のしかた、されかたが是なのかはわからないけど。

 

・さて短パン。漫画表現上、読者に対しては山田による市川への誘い水は隠されていた。結果的に市川も山田が席を立つまで気づかなかったんだけど。短パンに関しても、さては山田は昼休みに着替えたのか?だって、登校時からそうだったらなんぼなんでも市川だって気づくはずだし、友達がスルーしてないだろう。友達が気付けば、その会話は自然、市川の耳に入る。

 

・市川から話しかけてもらうため、わざわざ着替えたとしよう。気づいたらなんて答えるつもりだったんだ?米粒なら「あっ、ホントだ」くらいでいけるだろう。「とって♪」とかやるつもりだったのかもしれない。え?けど、短パンは?これは自分の知識と想像力が足りないだけだろうか、その後の会話がまったく思いもつかない。それに、その後、市川が気づいて、なんらかの会話をして、昼休みが終わったらどうするつもりだったんだ?そのまま授業を受けるつもりだったのか?そのおかしな格好で?

 

・この件に関しても、妄想があります。

 

・まずイマイチときめかない妄想。5時間目以降が体育だった説。これなら普通に体操服に着替え(短パンは体操服のそれだろう)、終わったらスカートに戻すだけ。計画性だけは高いな。

 

・もう一つは、初めから白状するつもりだった説。つまり、米粒と短パンにより市川から話しかけてもらうという目的が達成した暁には、最後に「実はね…」と、「市川から話しかけて…」というつもりだったのでは、という説。正直者だし、市川は同じく「何だよ!」と、ときめいていただろう。

 

・長々と続けているけど、今日の日記すら書いていない。これ以上続けても妄想が長くなるだけなので、打ち切り。ああ、今回もいい話だった。