せんくつにっき

思うこと、感想、とかとか

僕の心のヤバイやつ感想『僕はもうおしまい』

・あーおしまいおしまい。今日はもう店じまいだよ。三週間ぶりの僕ヤバでこんなんされたらもうムリですよ。仕事なんざ出来る気がしねえ。あー休みで良かった。

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・キスしたのは前回のお話で、今回はまあ余韻および次回への繋ぎみたいなもんなんだけど、前回よりよっぽどおしまいになってるよ私は。やはり大事なのは行為そのものではなく、付随する感情などなんですね。まあ、行為自体も冒頭でねっとりやっとりますが……。

 

・ところで……なんか……陣くん(名前が判明したおねえのバ先の後輩くん)とおねえのところでも僕の心のヤバイやつが繰り広げられてませんか……? 具体的には24話あたりの……職業見学の班決めあたりで……こんな感じの光景を見た……ような……。そう考えるとバンドメンバーも山田フレンズに見えなくもなくないような気がしないでもなくない……?

 

・いつまでもおしまいになってても感想は進まないので、さっさと頭っからいきましょうか。個人の感想です。

 

・中学生のキスシーンを丸1ページ使ってねっとり描写。このページに取材協力を載せてるせいでなんか下北沢R&Gがそういう施設に見えてしまいますね。なんたる風評被害

 

・夢中過ぎて息が続かない。鼻呼吸すりゃいいとかわかんないからしょうがないね。にしても市川すごい顔してんなお前。作画に容赦がない。山田の方は息は余裕っぽいのはイメトレのたまものでしょうか。それ以外はまったく余裕なさそうだけど。はしたない! 

 

・いつもそうではあるけども、いちいち表情が秀逸ですよね。今回は特に山田。照れ・羞恥顔のバリエーションが豊富すぎて感心してしまう。栄養。

 

・MoMoちゃんとツーチェキ。よく知らないけどガールズバンドだとよくあるあれなんすかね。というか有名人なんだ。こう、地雷系、肉食、ダメンズ好きの酒カスで倫理観薄目だけど実力は確かと、言動含めメンバーのなかで断トツでキャラが立っちゃってるけど、たぶん先生この子描くの楽しいでしょ。

 

・ひっどいテンションの市川。キスの動揺を引きずり過ぎですね。しゃーない。「コイツがあの歌詞書いたんだ~~の目」は甘んじて受け入れなさい。事実なんだから。なんか歌詞に関してはずっと被害者側みたいなスタンスでいますけど、99:1でお前が悪いんだからな。残りの一分はセンス皆無でかつ弟の歌詞を通したおねえが悪い。市川家が全部悪い。

 

・音源ほしいはちょっと面白いですね。前回の感想でも書いたけど、Vo:市川京太郎バージョンを作ってプレゼントしてあげてほしい。今度はキスじゃすまなさそうでウけるから。

 

・今日はやめとく。「ね」が怖いというか、やめろよ2人きりでこれからなにするつもりなんだよって感じで、にわかに緊張感が走りますね。いやまあさほど他意はないんだろうけどさ。

 

・「バチェラーじゃん」に複雑そうな表情見せてる山田がいいですね。市川も自分も友達たちもそういうつもりはまったくないけど、客観的に見たらそうなっちゃうのは否定できない。そこにこの市川の勉強のことを第一に考えた提案が光るわけです。

 

・やはり前回の最前列ぼったち無表情男はおねえのバ先の後輩くんでした。そして、これもまたやはりと言うべきかあるいはまさかと言うべきか、おねえに惹かれている模様。背ぇ高い異性特攻のフェロモンでも出てんのか市川家はよ。勘づいてるのが似た経験持ちの山田と常識人っぽいリードギターのあおとんだけっぽくて、これは苦労しますね陣くん。

 

ヴィランだ……。この、中二っぽいこと言う市川にそれを真剣っぽく受け止める山田の図、ものすごくこの2人って感じがして本当に大好きなんですよね。いっつもしてんだろうなこういうやり取り。そしてその「いつも」ふとぎこちなくなるくらい響いているキスの余韻がね!この…ね!!

 

・「目が見れん」のコマ、山田の胸がとんでもないことになってるように見えたけど、窓の反射のせいですね。まじでびっくりした。

 

・「京太郎が全部書いたの?」。するっと手を繋ぐの最高。結果として問い詰めから逃げられないようにしてるっぽく見えるのがなお最高。「序盤とか…」の表情が断トツで最高。そこはやっぱ聞いとかなきゃね。全然怒ってはないんだろうけど恥ずかしさは絶対にあるからさ、こういう顔にはなりますよね。

 

・メモられてたことは「やったぁ」な山田。すごいな。モデルという、客観的に優れてると判断されなければ記録されなければ人目に触れることも叶わない職業に就いてるゆえに、記録されるということは大事にされていることだという価値観を持っている、とか考えたりしたけど、単に山田が変な子だって話でもいい気がする。

 

・”山田がいなくても学校は楽しい”。って言ってたじゃん。この女~~~っ!!って感じの意地悪には参りますね。説得のための言葉だったってわかってるくせによ。つないだ手のアップが挟まっているが、なにか言ってみせてよってグッと引っ張った情景が見える。

 

・山田がいたら嬉しい。どうした偉く素直じゃないか今日の市川は。いつも大事なところでは素直?それはそう。それはそれとして、おねえの言う通り通常時もだいぶ素直なやつになってるイメージ。たまに中二クサいこと言うだけの良い子だよもう。

 

・いつも別れ際謝る。ホントにね。反省しいなのは似た者同士で、市川は帰ってから自室でそうなるのに対し、山田は終わり際にかけてじわじわ反省が積もっていくタイプなんでしょう。

 

・急にキスして。表情が卑しいねぇ!! この辺のやり取りによるダメージがでかいですよ私は。なにかこれこれこういうことだからダメージがでかいとかではなく、ただただ致死量のイチャイチャをぶつけられたから死にそうになってるだけですが。

 

・初めては私からじゃない方がいい。いじらしくて口角がこめかみあたりまで達しそうだけど、これはあれだろうか。市川からしてほしいって想いというより(それはそれで絶対にあるけど。ないわけがないけど。)、単純接触を市川があまり好まないと山田は考えてるからって解釈でいいだろうか。じゃないと謝罪する意味がないからね。で、「ずっと」その自制心があったうえで我慢してたのに、今回辛抱たまらんくなったと。

 

・「僕がウダウダしていたせいでありっ」。本当にそうだな。それに関しては誰も否定しようがないよな。丸々一巻分回避した挙句だものな。

 

・「それまで私は我慢しよ」→「ダメだった」……解き放たれてしまったな……獣が……。なんぼなんでも有限不実行が早すぎますよあなた我慢する気なかったでしょ。というか、「それまで我慢しよ」は「今すぐkiss me」って意味かよ。市川にはわかんないよその言い換え。

 

・ルシファー市川がゴジラ並みに大きくなってしまって、おしまいってそういう意味かい。「オ゛ッ」でイッてないだろうなお前。これはもう互いに今夜は眠れません。合宿は互いに寝不足のまま妙なよそよそしさを見せ……まぁた萌子のヤッたセンサーが反応しますね。かわいそ。勉強中は山田にどっか行っててもらわないとマジで集中できないでしょ。市川も、市川と山田の妙な雰囲気を最前列で見せられる萌子も。

 

・最後のアオリ、やられっぱなしってのは本当まったくもってその通り過ぎて言うことないが、大波乱ってのはどういうことだい。2人きりで民宿に泊まる(ツイヤバからの推定)のは確かに波乱と言うかえらいこっちゃなんだけど、それ以外にもなにかあったりすんのかい。怖いですね。じゃあ、そんな感じで。