せんくつにっき

思うこと、感想、とかとか

220128日記 長い一日、思い出話

・金曜日終了。なんか知らんがやたら長かったな今日。いやまあ、「なんか知らんが」っつってもある程度理由はわかるんですけどね。在宅なのと、昨日夜の時点ですでに週末に入ったような気がしてたせいです。

 

・在宅で出来る業務ってどうしたって「作業」的なものになってくるんだけど、そういうのって普通進めていくうちに忘我の領域に達しているもので、となると「知らない間にこんなに時間が!」ってなってることが多い。ただ、昨日も書いたが職場のPCを遠隔で動かしている関係で逐一動作が重たく、イチイチそれがストレスになって無心になるのは困難だというのと、とはいえ作業に割く脳の容量が増えたりはしないので、空いたところで勝手に考え事が始まってしまう。

 

・その考え事の内容と言うのが問題で、意識のどこかではもうとっくに週末に入ってるものだと勘違いしてしまっているせいもあり、例えば布団に入りたいだのOMORIの続きやりたいだの、そんなことばかり考えてしまう。当然欲求は振り切るのだが、また作業を進めていくうちに同じことを考え、また振り切り……と、思考はループとは言え目まぐるしく変遷し、しかし時計を見るとさほど時間は経っていない。

 

・「さほど時間が経っていない」! あぁなんと恐ろしい状況だろう。ごく身近な絶望のひとつ。工場のライン工なんかはそれで極力時計を見ないようにしてると聞いたことがある。その絶望を感じれば感じるほど、時間が長く感じるから。

 

・幼少期の思い出って、定期的に思い出さないとマジで無くなっていきますよ。思い出すうちに変遷していってしまうかもしれないけど、思い出ってのはそれも込みだし、多少間違ってるからなんだという話である。思い出せないよりかは何倍もマシだ。そして、忘れないように意識してなお足りないくらいだろう。試しに誰かに話すつもりで「幼少期の思い出」をいくつか口に出してみればいい。よほど印象的なものでなければ、驚くほどにディティールが言葉にできないから。頭に浮かべるだけならそれでも感傷には浸れるかもしれないけども、なら今のうちに言語化しておくべきだ。いつしかそれすら出来なくなり、夢と同じく他人の記憶のように頭の中から消え去ってしまう。無くなったことにも気づかないまま。