せんくつにっき

思うこと、感想、とかとか

211111日記 寝たきりの夢

・木曜日終了。今年も来たな色んな棒状のものの記念日が。残念ながらポッキーもプリッツも食べていないが。ぶっちゃけ今日どころか去年の今日から口にしていない気がする。そういや今朝、仕事の合間につまむ菓子を買いにコンビニに寄ったけど、覚えてたら買ってたかもしれんな。いつもの通りGABAのストレスを軽減するチョコしか買ってないが。あとルマンドの一口で食えるやつ。丸いの。丸っこいのしか買ってねえな。

 

・好きなんですよねルマンド。幾重にも重ねた薄いクレープ生地を甘さを抑えたココアクリームでやさしく包み込んだ、ブルボンのあの傑作お菓子。あれココアクリームなんだ。チョコでいいじゃん。カカオ使ってないからとかなんかな。まあいいや。好きすぎて自制しないと永遠に食べちゃうので滅多に家には置かないんだけど、コンビニとかで売ってる一口サイズのは職場のデスクに常備してる。そっちも複数置いとくと消費が早くなっちゃうので、あるのは常に一袋だけだが。あと越後製菓のふんわり名人も好き。学生のころは狂ったように食ってた気がする。なんか変わり種が大量にあるとか聞いたことがあるが、そいつらは一回も見たことが無い。

 

・ネタがない時恒例の、夢の話でもしましょうか。いやね、ちょっと珍しい夢を見たので。珍しいっつってもね、どうせ夢なんていつも荒唐無稽なんだから「ありふれた」こそおかしいだろって話であるが、しかしつまりはそういうことである。荒唐無稽と呼ぶのは躊躇われる、「ありふれた」という類型にはまるような夢だった。ま、妙に前振りをしてしまったが、実は夢の内容をそこまでしっかり覚えているわけではない。実際語ろうとしたら一行二行で終わるようなものであり、これは文字数稼ぎと考えてもらって差し支えない。

 

・目が覚めたら病院のベッドで、ほどなく部屋に駆け付けた医者が言うには、『私』は一年間寝たきりになっていたと、言ってしまえばそんな夢だ。事故や病気ではなく、ある日突然目が覚めなくなっていたらしい。家族には連絡したからすぐに来るはずだと説明を受け、とりあえず病室で待ちぼうけをする『私』だったけど、ふと傍らのテーブルに自分のスマホを見つけ、ネットサーフィンでもしようかなとそれを触る。ブラウザを開く前に大量のLINEの通知を見つけ、開くと、友人たちから『私』が寝ている間に行ったらしい旅行の写真が送られてきていて、ひとり感極まって涙ぐむ。ざっとそんな感じだ。

 

・その夢から覚めて驚いたことが3つほどある。まず一つは上でも書いたようなことだが、夢なのに夢特有の理不尽さや破綻がほとんどなく、そしてどこかで見た気がするけど具体例が思い浮かばないようなストーリー仕立てになっていたことだ。だいたいは今いる場所や喋っている相手、自分自身すらいつの間にか別物になっているのに、この夢は一つのストーリーとして、覚めるまで破綻がなかった。そして二つ目だが、夢の中の『私』は寝たきりになる直前の、つまり一年の眠りにつく前の晩のことを思いだすのだけど、それがまさに現実の昨晩の記憶と一緒だったのだ。これも珍しいというか、例えば『明日とても気にしているイベントがあり、気になりすぎて夢に見る』みたいな現実的な夢であればそれもわかるのだけど。

 

・そんで三つ目だが、これが一番衝撃だった。なにせその衝撃で夢の詳細を忘れてしまうほどである。夢から覚めて、夢と同じように枕元のスマホを見ると、なんと遅刻確定の時間だったのだ。